ニプロESファーマ株式会社(ニプロイーエスファーマ、英文:NIPRO ES PHARMA CO., LTD.)は、ジェネリック医薬品の製造販売を行うニプロ株式会社の100%子会社である。
会社概要
元々は田辺三菱製薬の子会社「田辺製薬販売株式会社」であった。
2007年(平成19年)10月1日、田辺三菱製薬が「ジェネリック事業部」を営業本部内に立ち上げ、ジェネリック医薬品事業に進出。2008年(平成20年)4月1日、旧・田辺製薬の100%子会社だった「田辺製薬商事株式会社」の商号と事業目的を変更した上で「田辺製薬販売株式会社」を設立。
2017年(平成29年)10月1日、田辺三菱製薬のジェネリック医薬品事業を吸収分割により承継すると同時に、全株式がニプロへ譲渡され、現商号に変更された。なお、商号にある"ES"とは、ジェネリック医薬品と長期収載品を意味する「Establish」と「Essential」の頭文字から取ったものである[1]。
田辺製薬販売時代のシンボルマークは、かつて田辺製薬が用いていたもの(通称・マルゴマーク)と同じで、ホームページも旧・田辺製薬のアドレスをそのまま使用していた。
沿革
- 2009年(平成21年)
- 2014年(平成26年)10月1日 - 安全性情報部を「信頼性保証部」に改称、首都圏営業部を「東日本営業部」へ、近畿中部営業部を「西日本営業部」へそれぞれ統合。
- 2015年(平成27年)
- 3月9日 - 本社機能を大阪府大阪市中央区北浜((淀屋橋スクエアビル))から、大阪府大阪市中央区道修町(田辺三菱製薬株式会社 本社ビル、現在地)へ移転。
- 4月1日 - 東日本営業部と西日本営業部が廃止され、新たに「東日本営業グループ」と「西日本営業グループ」を設置。
- 10月1日 - 本社内の企画管理部が廃止され、営業本部内に「学術業務部」を新設。
- 2016年(平成28年)4月1日 - 北関東営業所と甲信越営業所を統合し「関信越営業所」を設置。
- 2017年(平成29年)
事業所
- 2022年(令和4年)1月1日時点
注釈
関連項目
外部リンク
- ニプロESファーマ株式会社