経歴
2004年にイタリア騎手免許を取得し、有力厩舎との契約がないフリーランス[1]ながら、2009年は134勝、2010年は148勝でイタリアリーディングジョッキーランキングで2年連続3位となる。
2011年に5月7日から7月3日までのJRA短期免許を取得(身元引受調教師:友道康夫、身元引受馬主:吉田和美)。5月7日の東京第1レースでJRA初騎乗。5月8日のNHKマイルカップで重賞およびG1初騎乗。5月14日の京都第12レースで初勝利。約2カ月で11勝を挙げた。同年秋に10月1日から10月30日までの短期免許を取得して再来日(身元引受調教師、馬主は同じ)[2]。短期免許最終日に行われた天皇賞(秋)をトーセンジョーダン騎乗で勝利し、JRA重賞およびJRAG1初勝利を飾った。これまで大レースでの勝利はなく、自身にとってG1初勝利でもあった。秋は約1カ月で7勝を挙げた。
同い年のイタリア人騎手で友人でもあるウンベルト・リスポリに招待されて日本の競馬を観戦したこと、リスポリの日本での活躍と来日の勧めなどに触発され、日本での騎乗を決意したという[1][3]。
リスポリには「腕っ節の強い、追えるジョッキーで、日本のダートでは自分より稼ぐと思う」と評されている[1]。
なお2014年現在は、リスポリとともに香港で騎乗中。
主な勝ち鞍
イタリア
- G1未勝利
日本
脚注
参考
- ニコラ・ピンナ騎手に短期騎手免許交付