ドリームスエフエム放送株式会社は、福岡県久留米市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 DreamsFMそのままの愛称でコミュニティ放送をしている。
概要
1998年(平成10年)開局。当初の社名は「株式会社くるめシティエフエム」であった。福岡県では天神エフエムに次ぐ2局目のコミュニティ放送局であるが、天神エフエムは九州国際エフエム(Love FM)を吸収合併し、2011年(平成23年)より外国語放送局となりコミュニティ放送を廃止したため、現存する局では最古参と言うことになる。
自社制作番組以外では、J-WAVE[1]の番組や外部制作番組を放送。
福岡県の局であるが、会社概要[2]では、放送エリアは筑後・佐賀広域圏内市町村、エリア内人口は約100万人25万世帯(推定、カーラジオでの聴取可能地域)と佐賀県方面で聴取できることをアピールしている。
- 主要株主
- 沿革
1998年(平成10年)
- 6月24日 放送局(現(特定地上基幹放送局))の予備免許取得
- 6月29日 株式会社くるめシティエフエム設立
- 12月21日 放送局の免許取得
- 12月23日 開局
2002年(平成14年)
- 社名をドリームスエフエム放送株式会社に改称
六角堂サテライトスタジオ
久留米シティプラザにある六角堂広場(ロッカクドースクエア)に3面ガラス張りのサテライトスタジオがあり、自社製作の生放送番組のうち「おはようホットライン」を除いてここから放送している。
以前は六角堂広場の隣にあったリボンスクエア内のミニFM「FM KURUME」(運営・久留米の街を楽しくする会)のサテライトスタジオを利用していたが、火災で焼失したため、六角堂広場整備時に移転した。
主な番組
- Spark Morning
- クラシックをあなたと
- ハピネスワールド
- BRAKE SWITCH
- 番組内コーナーとして、木曜日の「熱いぜ!筑後」では福岡ソフトバンクホークス公認のファーム情報を放送している。また金曜日の「CHI★GO-ON」では、えとぴりかなどの地元ミュージシャンが週替わりで登場している[3]。
- 野田かつひこのフォーク・ふるさと劇場
- BLUESVILLE SHIBUYA SHIBUYA-FM制作の番組を録音放送。DJは鮎川誠ほか
一部番組は再放送をしている。また、深夜時間帯(22:00 - 6:00)はJ-WAVEの一部番組を放送している。22:00の時報の後J-WAVEの番組に切り替えられ、5:59頃にJ-WAVEの番組をフェードアウトし放送開始のアナウンスが入る。
脚注
外部リンク
- ドリームスエフエム
- コミュニティ放送局の予備免許について 九州電気通信監理局 報道資料 1998年6月24日(国立国会図書館のアーカイブ:2007年8月8日収集)
- コミュニティ放送局の免許について 同上 1998年12月21日(同上)