来歴・人物
北海道岩見沢市生まれ、本名・梅沢昌代。早稲田大学文学部卒業、米国在住。日本とアメリカの関係、および両国の間に生きた人々を描くノンフィクションを書く。
1977年、『東京ローズ』でデビューし、講談社出版文化賞ノンフィクション部門受賞、1982年、『ブリエアの解放者たち』で文藝春秋読者賞、1992年、『日本の陰謀』で大宅壮一ノンフィクション賞[1][2]、新潮学芸賞、2000年、『イサム・ノグチ』で講談社ノンフィクション賞受賞[2]。
日本近代史研究者で、スタンフォード大学名誉教授のピーター・ドウスは夫。1990年には夫婦で長谷工アーベストのCMに出演している。弟は梅澤昇平。
著書
- 『東京ローズ 反逆者の汚名に泣いた30年』サイマル出版会 1977 のち文春文庫
- 『敗者の贈物 国策慰安婦をめぐる占領下秘史』講談社 1979 改題「マッカーサーの二つの帽子」文庫
- 『私が帰る二つの国』文藝春秋 1980 のち文庫
- 『かりふぉるにあ通信』文藝春秋 1982
- 『ブリエアの解放者たち』文藝春秋 1983 のち文庫
- 『ハワイに翔けた女 火の島に生きた請負師・(岩崎田鶴子)』文藝春秋 1985 のち文庫
- 『女たち、18人の熱い夢』新潮社 1987
- 『日本の陰謀 ハワイ・オアフ島大ストライキの光と影』文藝春秋 1991 のち文庫
- 『トップ・ガンの死 核搭載機水没事件』講談社 1994 改題「水爆搭載機水没事件」文庫
- 『イサム・ノグチ 宿命の越境者』(上下)、講談社 2000 のち文庫
- 『海をわたる手紙 ノンフィクションの「身の内」』岩波書店 2017(澤地久枝との往復書簡)
出演
CM
- 長谷工アーベスト 企業CM(1990年。夫と共に出演)
参考
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- 『現代日本人名録』2002年