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概要
ユーザー数や案件数、成約数ともに国内最大級のマッチングサービスを提供している。
サービスの最大の特徴は低コストな点である。売り手は無料(期日内に成約報告手続きを完了することが条件)で、買い手も成約時のみ成約金額の3%(最低成約手数料30万円)を手数料として支払う料金体系となっている[1]。
このサービスを始めたきっかけは、高橋が家業を継いだ際に後継者不在のため毎年3 - 5件のペースで取引先が廃業していく状況を目の当たりにしたことであった。売り上げ規模が小さかったためサービスが提供されておらず、第三者への事業承継も困難であった[2]。
オンライン上での自由なマッチングによりにかかるコストを削減することで、中小企業の経営者をサポートすることを目指している。ローコストで買い手を見つけることができるため、価値ある事業の新しい世代への承継を手助けしている。また、買い手が多くの案件にふれることで、事業拡大のチャンスを提供している。
新生銀行やSBI証券、第一勧業信用組合、西武信用金庫をはじめとした300社を超える金融機関及び専門家と提携しており、後継者問題に揺れる中小企業のによる事業承継を促進し、国内経済・地域活性化に寄与する全国的なネットワークの構築を目指している。
沿革
- 2011年(平成23年)7月 - アスク工業株式会社の一事業部として、「TRANBI」のサービスを提供開始
- 2016年(平成28年)4月 - 株式会社アストラッドに分社化し、サービスを有料化
- 2017年(平成29年)
- 3月 - 日本銀行金融高度化センターのワークショップにてプレゼンテーションを実施
- 11月
- 金融機関と初めての提携 ※以降、金融機関との提携が進行
- ユーザー数5,000名を突破
- 2018年(平成30年)
- 3月 - 日本銀行金融高度化センターのワークショップにてプレゼンテーションを実施
- 4月 - 株式会社トランビに社名変更
- 6月
- 2018年版「中小企業白書」にて掲載
- 書籍『会社は、廃業せずに売りなさい 後継者不在の問題は、ネットで解決!』出版
- 7月
- Harvard Business Reviewにて、トランビに言及
- ユーザー数10,000名を突破
- 8月 - 総額約11億円の資金調達を実施
- 10月 - ユーザー数15,000名を突破
- 2019年(平成31年-令和元年)
- 1月 - ユーザー数20,000名を突破
- 2月 - マッチング件数10,000件を突破
- 4月
- 複雑な料金体系を定額化した「専門家定額プラン」を開始
- 株式会社日本経営合理化協会事業団との資本業務提携契約を締結
- 5月 - 信金中央金庫グループとの資本業務提携契約を締結
- 6月 - ユーザー数30,000名を突破
- 10月
- ユーザー数40,000名を突破
- NHKスペシャル「大廃業時代〜会社を看取(みと)るおくりびと〜」に掲載
- 11月 - Forbes JAPAN 2020年1月号「200社一挙掲載!日本のスタートアップ大図鑑」に掲載
- 12月 - 参議院・財政金融委員会にて麻生金融担当大臣がトランビについて言及
- 2020年(令和2年)
- 1月 - 累計マッチング件数20,000件突破
- 3月 - ユーザー数50,000名を突破