概要
長らくアマチュア無線の専門店として『CQ ham radio』誌の巻末の広告で知られていたが、2021年(令和3年)から掲載を取り止めた。
オリジナルパーツの(エアーダックスコイル)、東光(現・(埼玉村田製作所))のコイルや(ケンプロ工業)の周辺機器の販売代理店、1960年代前半は、アマチュア無線機のメーカーでもあった。
1957年(昭和32年)に初の店舗を秋葉原の東京ラジオデパートに出店。 以後、栃木県宇都宮市、埼玉県上尾市、千葉県習志野市、神奈川県横浜市、相模原市、愛知県名古屋市など最盛期には10店舗ほどがあった。 1987年(昭和62年)には亜土電子工業が資本参加し「T-ZONE」の商標を使用開始した。
しかし、2000年(平成12年)までに店舗は埼玉県北足立郡伊奈町、群馬県太田市、静岡市駿河区を残し閉店し、T-ZONEの商標はCSKエレクトロニクス(現・MAGねっとホールディングス)に譲渡した。 残った3店舗はフランチャイズであって直営店ではない。
2021年(令和3年)には、伊奈店が閉店[1]した。
一方、半導体及び電子部品の販売については、1993年(平成5年)にコンポーネント営業本部を開設し、香港に現地法人を設立した。 以後、台湾、韓国にも現地法人を設立。 インドや中国にも販路を広げている。
無線機一覧
無線機MUSEUM[2]による。
沿革
- 1956年 - トヨムラ電気商会として創業
- 1957年 - 秋葉原の東京ラジオデパートに出店
- 1960年 - 法人組織に改組し、株式会社トヨムラ電気商会を設立
- 1967年 - 株式会社トヨムラに社名を変更
- 1987年 - 「T-ZONE」の商標を使用開始
- 1993年
- コンポーネント営業本部を開設
- 香港に現地法人を設立
- 1994年 - 本社を現在地に移転
- 1998年 - 台湾に現地法人を設立
- 2000年 - 「T-ZONE」の商標を株式会社CSK・エレクトロニクスに譲渡
- 2010年 - 韓国に現地法人を設立
- 2016年 - (株式会社サイデン)がグループ入り
- 2017年 - 資本金を1億円に増資
- 2019年 - サイデンを吸収合併
脚注
外部リンク
- 株式会社トヨムラ