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トヨタ・サイノス

サイノスCYNOS)は、トヨタ自動車が生産・販売していたクーペ型の小型自動車である。

概要

ターセルセダン/コルサセダンを基本仕様として製造された小型2ドアクーペで、北米の「セクレタリーカー(女性秘書等を対象にイメージされた車)」、および「サブコンパクトカー」市場に向けて企画されたモデルを国内でも販売した自動車であり、北米ではターセルクーペの後継車種にあたる。海外に於ける車名はパセオ(PASEO )である。

歴史

初代 L40型(1991年 - 1995年)

トヨタ・サイノス(初代)
EL4#型
 
概要
販売期間 1991年1月 - 1995年9月[1]
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアノッチバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
(パワートレイン)
エンジン (5E-FE)型 1.5L 直4 DOHC
(5E-FHE)型 1.5L 直4 DOHC
最高出力 5E-FE型:105PS→100PS
5E-FHE型:115PS
最大トルク 5E-FE型:12.9kg·m→12.8kg·m
5E-FHE型:13.8kg·m
変速機 4速AT、5速MT
サスペンション
前:ストラット式
後:(トレーリングツイストビーム式)
車両寸法
ホイールベース 2,380mm
全長 4,145mm
全幅 1,645mm
全高 1,295mm
車両重量 870 - 950kg
その他
ベース トヨタ・ターセルセダン
トヨタ・コルサセダン
販売終了前月までの新車登録台数の累計 7万8,264台[1]
系譜
先代 北米:
トヨタ・ターセルクーペ(EL30型系)
(テンプレートを表示)
  • 1991年1月 - 発売され、α(アルファ)とβ(ベータ)の2グレードが設定された。αは5E-FE型(105PS)、βは5E-FHE型(115PS)DOHCエンジンを各々搭載する。βでは4輪ディスクブレーキや電子制御サスペンションTEMSがオプション選択可能である。
  • 1992年12月 - マイナーチェンジ。
  • 1994年 - ベース車型のターセル/コルサ/カローラIIがフルモデルチェンジしたが、サイノスは継続生産された。販売チャネルは、トヨペット店(大阪地区は大阪トヨタ)継続、カローラ店で取り扱いを中止、トヨタビスタ店で新たに扱いを開始した。製造は高岡工場。
  • 1995年8月[2] - 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
  • 1995年9月 - 2代目と入れ替わって販売終了。
  • CMキャラクターには萩原聖人が起用され、デビュー時のCMには「友達以上恋人未満。」 [3]のキャッチコピーがつけられた。
  • 日本国内において「ホワイト」のボディーカラーは設定されなかった。


2代目 L50型(1995年 - 1999年)

トヨタ・サイノス(2代目)
EL5#型
 
1.3α ジュノパッケージ(前期型)
 
概要
販売期間 1995年9月 - 1999年12月
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアノッチバッククーペ
2ドアコンバーチブル
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
(パワートレイン)
エンジン (4E-FE)型 直4 DOHC 1.3L
(5E-FHE)型 直4 DOHC 1.5L
最高出力 4E-FE型:88PS→85PS
5E-FHE型:110PS
最大トルク 4E-FE型:11.8kg·m→12.0kg·m
5E-FHE型:13.9kg·m
変速機 3速AT/4速MT/5速MT
サスペンション
前:ストラット式
後:トレーリングツイストビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,380mm
全長 4,155mm
全幅 1,660mm
全高 1,295mm
車両重量 910 - 1,000kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計 4万3,269台[4]
系譜
後継 トヨペット店:
プラッツに統合
ビスタ店:
ファンカーゴに統合
(テンプレートを表示)
  • 1995年9月[4] - 初のモデルチェンジを行い、2代目が登場。先代同様α(アルファ)、β(ベータ)、2グレードの設定。αは4E-FE型1.3L DOHCエンジン、βは5E-FHE型1.5L DOHCエンジンを搭載。先代は2種類の1.5Lエンジンでグレードが分かれていたが、2代目は排気量別となる。兄弟車のターセル/コルサ/カローラII/スターレット同様、1.3L車は4速MT/3速AT車、1.5L車は5速MT/4速AT車が設定されるなどこの当時のクーペとしては異例なほどトランスミッションの種類が豊富であり4MT車はクーペとしてはエアコン・パワステ・パワーウィンドウが装備されてもやはり非常に安価であった。先代はバブル期に設計された1.5Lクーペモデルのみの設定だが、2代目はバブル景気崩壊後のモデルであるため、1.3L車ではコストダウンを図っている。1.3Lのα,1.5Lのβと2グレード設定だが双方の装備に差が大きく、中間グレードとしてαのランニングコンポーネンツにβ同等の装備を施したα juno(ジュノ)パッケージも設定する。なお兄弟車他3台やスターレットのルフレグレードなどとは異なり7,000回転スケールタコメーターはαの基本仕様を除き全て標準装備であり、1995年当時の最新の国産4MT車全体に見ても軽自動車でも5MT化が進む中4MT+タコメーターは大変珍しい存在だった。4MTは単なるコストダウンというだけでなく、街中でのシフトチェンジの回数をなるべく減らせるという理由もあった。扱いチャネルは初代末期同様、トヨペット店(大阪はトヨタ店)とトヨタビスタ店となる。CMには当時大ブレイク中であったglobeが起用された(後に彼らはフォード・KaのCMに起用)。
  • 1996年8月 - コンバーチブルを追加設定。同時に、イエローのボディカラーを採用した特別仕様が150台限定で発売された。これは上級車型のセリカコンバーチブル同様、クーペボディ骨格部に追加補強を施した車体をアメリカのASC社へ送り、ルーフ、クォーターピラーをカット、その他艤装を施し日本へ送り返して納車前検査をするという工程を経ていた。クーペ仕様と同様1.3Lと1.5Lの2グレード設定。コンバーチブル追加時に、クーペ版は一部仕様変更で「安全装備の全車標準装備化」されターセル等に続いてABS・デュアルエアバッグを標準装備した。コンバーチブルでもオープンにできる他車には当時存在していない4MTも選べた。
  • 1997年12月[5] - マイナーチェンジでヘッドライトがマルチリフレクターとなり、衝突安全ボディGOAを標準装備した。1.3L車のMTが4速から5速へ変更。
  • 1999年7月[6] - オーダーストップに伴い生産終了。以降は在庫対応分のみの販売となる。
  • 1999年12月[7] - 既存のヴィッツのほか、同年8月にその派生車種のファンカーゴプラッツの登場に伴いこれらに統合する形で販売終了となった。

車名の意味

英語で「目標」「注目の的」などを意味する「cynosure」から取られた造語。「cynosure」には「北極星」の意もあり、「スターレット」にも掛けた名前でもある。輸出仕様の「PASEO」はスペイン語で「散歩に行く」の意味。

販売店

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第45号11ページ
  2. ^ “サイノス(トヨタ)1991年1月~1995年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月12日). 2020年1月12日閲覧。
  3. ^ [1]
  4. ^ a b デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第42号11ページ
  5. ^ “サイノス(トヨタ)1995年9月~1999年12月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月12日). 2020年1月12日閲覧。
  6. ^ “サイノス(1995年8月~1999年7月)”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月12日). 2020年1月12日閲覧。
  7. ^ “サイノス(トヨタ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月12日). 2020年1月12日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • トヨタ サイノス(初代) - トヨタ自動車公式企業サイト内のページ。
  • トヨタ サイノス(2代目) - 同上。
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