トゥーファン(ペルシャ語:طوفان[tūfan];ラテン文字転写:Toophan)は、イラン製の対戦車ミサイルである。トゥーファンとは、ペルシア語で「暴風」などを意味する。
種類 | 対戦車ミサイル |
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製造国 | イラン |
設計 | イラン航空産業機構(BGM-71 TOWの複製) |
製造 | ヤ・マハディ・インダストリー |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 150mm |
ミサイル全長 | 1,660mm |
ミサイル重量 | 18.5kg |
射程 | 3,850m |
誘導方式 | 半自動指令照準線一致誘導方式 |
飛翔速度 | 最高310m/秒 |
開発
1970年代にアメリカ合衆国から導入されたBGM-71 TOWを、イラン・イスラム革命後にコピーした対戦車ミサイルである。
構造
基本的な構造や操作は、原型となったBGM-71 TOWと全く変わらない。
弾頭には炸薬量3.6kgの成形炸薬弾頭を搭載し、最大550mmの鉄板を貫通できる。誘導方式も、TOWと同じ半自動指令照準線一致誘導方式で、照準器の位置情報をワイヤーでミサイルに伝える。
運用
主にイラン陸軍に配備されているが、具体的な配備数は不明。輸出も提案されている。改良型のトゥーファン2もあり、これは、BGM-71 TOWを徹甲弾化した(TOW 2)のコピーである。
派生型
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運用国
脚注
- ^ Kommersant. 2007年12月10日閲覧
参考文献
関連項目
- コピー元。
- TOWと同時期にイラン陸軍に導入された対戦車ミサイル。こちらも、「(サーエゲ)」というコピーが存在する。