この記事は現役競走馬を扱っています。 |
テーオーロイヤル（欧字名:T O Royal、2018年3月6日 - ）は、日本の競走馬[1]。2022年のダイヤモンドステークスの勝ち馬である。
| テーオーロイヤル | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年産経賞オールカマー | ||||||
| 欧字表記 | T O Royal[1] | |||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||
| 性別 | 牡[1] | |||||
| 毛色 | 鹿毛[1] | |||||
| 生誕 | 2018年3月6日（5歳）[1] | |||||
| 父 | リオンディーズ[1] | |||||
| 母 | メイショウオウヒ[1] | |||||
| 母の父 | マンハッタンカフェ[1] | |||||
| 生国 | 日本（北海道浦河町）[1] | |||||
| 生産者 | 三嶋牧場[1] | |||||
| 馬主 | 小笹公也[1] | |||||
| 調教師 | 岡田稲男（栗東）[1] | |||||
| 競走成績 | ||||||
| 生涯成績 | 13戦5勝[1] | |||||
| 獲得賞金 | 1億5776万2000円[1] （2022年11月27日現在） | |||||
| ||||||
馬名の意味は、冠名＋王にふさわしい。
戦績
2歳（2020年）
12月19日に行われた2歳新馬戦でデビューし、3着。
3歳（2021年）
3歳初戦として1月16日の3歳未勝利戦に出走し、9着。
4月4日の3歳未勝利戦に出走。菱田裕二を鞍上に迎えたレースでは、五分のスタートを決め中団馬群で折り合ってリズム良く追走。4コーナーを回って直線に向くと、内ラチ沿いのインを選択。上がり最速の末脚で突き抜け、デビュー4戦目で初勝利を果たした[2]。次走のダービートライアル・青葉賞(GII)では、15番人気であったが4着に入賞。
10月3日の3歳以上1勝クラスに出走。1番人気に推されたレースでは、中団からの競馬でサツキハピネスとの競り合いを3/4馬身凌いで勝利した。
続く10月23日の兵庫特別(2勝クラス)では、スタートからすっとハナに立つと、迫り来る1番人気のマカオンドールを3/4馬身凌いで勝利した[3]。
11月20日の尼崎ステークス(3勝クラス)に出走。1番人気で迎えたレースでは、スタートから終始好位を追走し、前を行くニホンピロスクーロをとらえ、2馬身半差つけて快勝。3連勝でオープン入りを果たした[4]。
4歳（2022年）
4歳初戦として、長距離重賞のダイヤモンドステークス(GIII)に出走。好位の4番手でレースを進め、直線に入ると先頭に立ち、外から追い込んだ11番人気ランフォザローゼスに2馬身半差をつけ優勝。4連勝で重賞初制覇を果たした[5]。
続いて、JRA平地GI最長距離の天皇賞（春）に出走。4番人気で迎えたレースでは、好位追走から2周目の3コーナーで2番手へ進出。逃げたタイトルホルダーに真っ向勝負を挑んだが、直線半ばで突き放され最後は失速気味に。ゴール前でディープボンドに差され3着に敗れた。鞍上の菱田裕二は「あらためてすばらしい馬だと思った。理想の位置で勝ち馬をつかまえるだけのところまでいけた。初めてレースが終わって疲れているところを見せた。成長できるきっかけになると思う」と振り返った[6]。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ （人気） | 着順 | タイム （上がり3F） | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.12.19 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1600m（良） | 18 | 8 | 16 | 26.1（6人） | 3着 | 1:37.3（34.1） | 0.4 | 幸英明 | 55 | エリザベスタワー | 462 | |
| 2021.1.16 | 中京 | 3歳未勝利 | 芝1600m（良） | 16 | 4 | 8 | 41.8（9人） | 9着 | 1:35.3（36.0） | 1.2 | 幸英明 | 56 | レイモンドバローズ | 450 | |
| 3.13 | 阪神 | 3歳未勝利 | 芝2000m（稍） | 15 | 5 | 9 | 23.6（6人） | 4着 | 2:03.1（35.6） | 1.1 | 菱田裕二 | 56 | プログノーシス | 444 | |
| 4.4 | 阪神 | 3歳未勝利 | 芝2400m（良） | 16 | 6 | 11 | 20.0（5人） | 1着 | 2:28.4（33.7） | -0.1 | 菱田裕二 | 56 | （プリュムドール） | 450 | |
| 5.1 | 東京 | 青葉賞 | GII | 芝2400m（良） | 18 | 6 | 11 | 107.2（15人） | 4着 | 2:25.3（33.9） | 0.1 | 菱田裕二 | 56 | ワンダフルタウン | 446 |
| 10.3 | 中京 | 3歳上1勝クラス | 芝2200m（良） | 16 | 2 | 3 | 4.2（1人） | 1着 | 2:12.5（35.8） | -0.2 | 菱田裕二 | 54 | （サツキハピネス） | 458 | |
| 10.23 | 阪神 | 兵庫特別 | 2勝 | 芝2400m（良） | 9 | 4 | 4 | 3.5（3人） | 1着 | 2:26.3（35.0） | -0.1 | 菱田裕二 | 54 | （マカオンドール） | 458 |
| 11.20 | 阪神 | 尼崎S | 3勝 | 芝2400m（良） | 11 | 8 | 11 | 2.2（1人） | 1着 | 2:24.9（34.4） | -0.4 | 菱田裕二 | 55 | （ニホンピロスクーロ） | 456 |
| 2022.2.19 | 東京 | ダイヤモンドS | GIII | 芝3400m（良） | 14 | 6 | 9 | 4.0（2人） | 1着 | 3:30.1（34.8） | -0.4 | 菱田裕二 | 54 | （ランフォザローゼス） | 456 |
| 5.1 | 阪神 | 天皇賞（春） | GI | 芝3200m（稍） | 18 | 4 | 7 | 9.9（4人） | 3着 | 3:17.4（37.4） | 1.2 | 菱田裕二 | 58 | タイトルホルダー | 460 |
| 9.25 | 中山 | オールカマー | GII | 芝2200m（良） | 13 | 7 | 10 | 7.3（4人） | 5着 | 2:13.5（35.9） | 0.8 | 菱田裕二 | 56 | ジェラルディーナ | 460 |
| 11.6 | 東京 | AR共和国杯 | GII | 芝2500m（良） | 18 | 3 | 5 | 3.0（1人） | 6着 | 2:31.3（34.3） | 0.2 | 菱田裕二 | 57.5 | ブレークアップ | 458 |
| 11.27 | 東京 | ジャパンC | GI | 芝2400m（良） | 18 | 7 | 13 | 26.1（8人） | 14着 | 2:25.3（35.6） | 1.6 | 菱田裕二 | 57 | ヴェラアズール | 456 |
- 競走成績は2022年11月27日現在
血統表
| テーオーロイヤルの(血統) | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | キングマンボ系 | [§ 2] | ||
父 リオンディーズ 黒鹿毛 2013 北海道安平町 | 父の父 キングカメハメハ鹿毛 2001 | Kingmambo | Mr.Prospector | |
| Miesque | ||||
| *マンファス | *ラストタイクーン | |||
| Pilot Bird | ||||
父の母 シーザリオ青毛 2002 | スペシャルウィーク | *サンデーサイレンス | ||
| キャンペンガール | ||||
| *キロフプリミエール | Sadler's Wells | |||
| Querida | ||||
母 メイショウオウヒ 黒鹿毛 2008 北海道浦河町 | マンハッタンカフェ 青鹿毛 1998 | *サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | ||||
| *サトルチェンジ | Law Society | |||
| Santa Luciana | ||||
母の母 *アルペンローズ黒鹿毛 1999 | Kris S. | Roberto | ||
| Sharp Queen | ||||
| Amizette | *フォーティナイナー | |||
| Courtly Dee | ||||
| 母系(F-No.) | アルペンローズ系(FN:A4) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | サンデーサイレンス 4×3, Mr.Prospector 4×5, Hail to Reason 5×5 | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “テーオーロイヤル”. JBISサーチ. 2022年11月27日閲覧。
- ^ “【次回注目馬】テーオーロイヤル距離延長で未勝利Ｖ 菱田「スタミナある」”. スポーツ報知 2022年2月19日閲覧。
- ^ “【兵庫特別】(阪神) 逃げたテーオーロイヤルがそのまま押し切って2連勝”. netkeiba.com 2022年2月19日閲覧。
- ^ “【尼崎S】(阪神) テーオーロイヤルが人気に応えてオープン入り”. netkeiba.com 2022年2月19日閲覧。
- ^ “【ダイヤモンドS結果】テーオーロイヤルが2馬身半差完勝で連勝を4に伸ばす”. netkeiba.com 2022年2月19日閲覧。
- ^ “【天皇賞・春】テーオーロイヤル勝ち馬に真っ向勝負挑み３着、菱田騎手「成長できるきっかけに」”. 日刊スポーツ 2022年2月19日閲覧。
- ^ “競走成績：全競走成績｜テーオーロイヤル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年11月27日閲覧。
- ^ “テーオーロイヤルの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年11月27日閲覧。
- ^ a b “血統情報：5代血統表｜テーオーロイヤル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “テーオーロイヤル - 競走馬詳細 - UMATOKU”. 馬トク. 報知新聞社. 2022年2月20日閲覧。
- ^ “テーオーロイヤルの血統表”. netkeiba.com. 2022年2月19日閲覧。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ