テイラー・ウォード

ジョセフ・テイラー・ウォード（Joseph Taylor Ward, 1993年12月14日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州デイトン出身のプロ野球選手（外野手）。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。

テイラー・ウォード
Taylor Ward

ロサンゼルス・エンゼルス #3
AAA級ソルトレイク時代 （2019年8月9日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	オハイオ州デイトン
生年月日	(1993-12-14) 1993年12月14日（29歳）
身長 体重	6' 1" ＝約185.4 cm 200 lb ＝約90.7 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	2015年 ドラフト1巡目（全体26位）でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名
年俸	$2,750,000（2023年）^[1]
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
カリフォルニア州立大学フレズノ校 ロサンゼルス・エンゼルス (2018 - )
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経歴

エンゼルス傘下時代

2012年、(シャドウヒルズ高校)（英語版）卒業年のMLBドラフト31巡目（全体962位）でタンパベイ・レイズから指名を受けるが、契約せずカリフォルニア州立大学フレズノ校に進学、2015年のMLBドラフト1巡目（全体26位）でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから捕手として指名され、プロ入り^[2][3]。

2016年はA+級インランド・エンパイア・66ers・オブ・サンバーナーディーノでプレーした^[4]。

エンゼルス時代

2018年から三塁手に(コンバート)され^[5]、AA級モービルおよびAAA級ソルトレイクで打率.349、14本塁打、60打点、18盗塁の好成績を記録。8月14日、サンディエゴ・パドレス戦でMLBデビューを果たし^[6][7]、出場40試合で打率.178、6本塁打、15打点を記録した。

2019年からは外野手も兼務するようになった。

2020年は新加入のアンソニー・レンドンが三塁手を務めることとなったため外野中心で起用され、出場34試合で打率.277を記録した。

2021年は開幕ロースターから外れ、AAA級ソルトレイクで開幕を迎えた。5月、メジャーに復帰。(DFA)された一塁手アルバート・プホルスに代わりジャレッド・ウォルシュが右翼手から一塁手にコンバートされたため、空いた右翼のポジションにウォードが入ることとなった。その他左翼手や中堅手、緊急時の捕手を務めることもあったが、守備面での未熟さが目立ち、7月にAAA級ソルトレイクに降格した。9月29日、この年の先発登板を終えたパッキー・ノートンに代わりメジャー昇格を果たすも、9月30日のレンジャーズ戦で足を負傷し途中交代。そのままシーズンを終えた。

2022年は正右翼手としてプレーする予定だったが、直前に左鼠径部を痛めたため故障者リスト入りして開幕を迎え^[8]、4月16日のレンジャーズ戦から復帰した。4月はOPS1.347、5月はOPS1.069と主軸のマイク・トラウトや大谷翔平をも凌ぐリーグトップクラスの好成績を残して打順1番を任されるなどエンゼルス打線を牽引していたが、6月以降は怪我が相次いだ影響もあり成績を大きく落とした。ただ、9月はOPS1.048と大きく持ち直し、最終的にこの年は135試合に出場してOPS.833を記録するキャリアイヤーとなった。

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
2018	LAA	40	147	135	14	24	3	0	6	45	15	2	0	0	0	9	0	3	45	0	.178	.245	.333	.578
2019		20	48	42	4	8	3	0	1	14	2	0	0	0	0	6	0	0	23	1	.190	.292	.333	.625
2020		34	102	94	16	26	6	2	0	36	5	2	0	0	0	8	0	0	28	1	.277	.333	.383	.716
2021		65	237	208	33	52	15	0	8	91	33	1	1	2	1	20	0	6	55	4	.250	.332	.438	.769
2022		135	564	495	73	139	22	2	23	234	65	5	3	0	5	60	0	4	120	5	.281	.360	.473	.833
MLB：5年		294	1098	974	140	249	49	4	38	420	120	10	4	2	6	103	0	13	271	11	.256	.333	.431	.764

• 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績

捕手守備

年 度	球 団	捕手（C）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	捕 逸	企 図 数	許 盗 塁	盗 塁 刺	阻 止 率
2021	LAA	1	2	0	0	0	1.000	0	1	1	0	.000
MLB		1	2	0	0	0	1.000	0	1	1	0	.000

内野守備

年 度	球 団	一塁（1B）						三塁（3B）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
2018	LAA	-						40	15	62	5	3	.939
2019		-						4	2	2	2	1	.667
2020		2	2	0	0	0	1.000	-
2022		-						2	0	0	0	0	----
MLB		2	2	0	0	0	1.000	46	19	64	7	4	.920

外野守備

年 度	球 団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
2019	LAA	9	15	0	0	0	1.000	-						-
2020		17	16	0	0	0	1.000	-						19	33	0	0	0	1.000
2021		18	18	0	1	0	.947	12	18	0	0	0	1.000	51	88	2	1	0	.989
2022		2	2	1	0	0	1.000	7	12	0	0	0	1.000	125	263	5	5	1	.982
MLB		46	51	1	1	0	.981	19	30	0	0	0	1.000	195	384	7	6	1	.985

• 2022年度シーズン終了時

背番号

• 3（2018年 - ）

脚注

1. ^ “Taylor Ward Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年1月22日閲覧。
2. ^ “Former Knight Taylor Ward selected by Angels”. Desert Sun. 2018年8月14日閲覧。
3. ^ “Catcher Taylor Ward of Fresno State drafted by Angels in first round”. The Fresno Bee. 2018年8月14日閲覧。
4. ^ GLASER, KYLE. “Top catching prospect Taylor Ward 'on his way,' says 66ers manager Chad Tracy”. Orange County Register. 2018年8月14日閲覧。
5. ^ Angels' prospect Taylor Ward is the next name to know Los Angeles Times 2018年8月9日
6. ^ Prospect Taylor Ward set for major league debut with Angels Orange County Register 2018年8月13日
7. ^ Shadow Hills' Taylor Ward makes desert history with stellar performance for Angels in MLB debut Desert Sun 2018年8月14日
8. ^ Angels’ Mike Trout embraces a new workout regimen he hopes will keep him in lineup Orange County Register 2022年4月7日

関連項目

• メジャーリーグベースボールの選手一覧 W

外部リンク

• Taylor Ward (@Warrdyboy7) - Twitter
• Taylor Ward (@taylorward.7) - Instagram
• 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)