このページ名「ティム・ファン・ライトホフェン」は(暫定的なもの)です。(2022年6月) |
ティム・ファン・ライトホフェン(Tim van Rijthoven, オランダ語発音: [ˈtɪm vɑn ˈrɛi̯t.ɦoːvən]; 1997年4月24日 - )は、オランダ出身の男子プロテニス選手。(ATPランキング)自己最高位はシングルス101位、ダブルス225位。これまでに(ATPツアー)でシングルス1勝を挙げている。身長188cm、体重88kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。2022年現在のコーチはポール・ハーフース。
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2022年全仏オープン予選でのティム・ファン・ライトホフェン | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | オランダ | |||
出身地 | 同・北ブラバント州ローゼンダール | |||
生年月日 | 1997年4月24日(26歳) | |||
身長 | 188cm | |||
体重 | 88kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 片手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2015年 | |||
ツアー通算 | 1勝 | |||
シングルス | 1勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 537,095アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 予選2回戦(2022) | |||
全仏 | 予選3回戦(2022) | |||
全英 | 4回戦(2022) | |||
国別対抗戦最高成績 | ||||
デビス杯 | グループステージ(2016) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 101位(2022年7月18日) | |||
ダブルス | 225位(2022年5月9日) | |||
2022年7月18日現在 ■テンプレート ■プロジェクト テニス |
選手経歴
ジュニア時代
2015年 プロ転向
2015年にプロ転向し、2016年のウィンストン・セーラム・オープンでラッキールーザーとしてATPツアーデビュー。以降(ITF)、チャレンジャーを主戦場にシングルスランク300位前後に漂う。
2021年 チャレンジャー準優勝
2021年8月の(セゴビア・チャレンジャー)でチャレンジャーツアーで初めて決勝進出し準優勝。2021年11月に当時自己最高位の234位まで順位を上げた。
2022年 ツアー初優勝
1月の全豪オープンで初めてグランドスラムの予選に参加し、2回戦で敗退。2月の(フォルリ・チャレンジャー)で2回目のチャレンジャー決勝に進出、(ドレイパー)に敗れ準優勝となった。5月の全仏オープンは予選3回戦まで勝ち進むも、(ゴンボシュ)に敗れた。
6月のリベマ・オープンでワイルドカードとして[1]、2016年のウィンストン・セーラム・オープン以来となるATPツアー本戦入り。1回戦のエブデンをストレートで下し、ATPツアー初勝利を挙げる。続く2回戦、第3シードで当時14位のフリッツを2-1で下し、準々決勝のガストンも2-0で下した。準決勝は第2シードで当時9位のオジェ=アリアシムにフルセットの末勝ち、トップ10相手に初勝利を挙げた。決勝では第1シードで当時2位のメドベージェフと対戦、2-0のストレートで勝ち、ATPツアー初優勝を挙げた[2]。この大会での結果により、大会前は205位だったシングルスのランキングが、大会後は106位まで上昇。
同月行われたウィンブルドン選手権ではワイルドカードとして本戦入りし、グランドスラム初出場を果たす[3]。同大会1回戦でデルボニスと対戦、ストレートで勝利し、グランドスラム初勝利を挙げる。続く2回戦、第15シードのオペルカを3-1で下し、3回戦の第22シードバシラシビリも3-0のストレートで下す。4回戦でBIG3の一角である第1シード、当時3位のジョコビッチと対戦、1-3で敗れベスト16となった。
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 1回(1勝0敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2022年6月12日 | スヘルトーヘンボス | 芝 | ダニール・メドベージェフ | 6–4, 6–1 |
ATPチャレンジャーツアー・ITFツアー決勝
シングルス: 8勝7敗
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結果 | 勝-敗 | 日時 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1–0 | 2015年10月 | F40, アンタルヤ | ハード | (ラームクマール・ラーマナータン) | 6–3, 4–6, 6–4 |
準優勝 | 1–1 | 2015年11月 | F10, ヘラクリオン | ハード | Eric James Johnson | 4–6, 6–4, 4–6 |
優勝 | 2–1 | 2015年11月 | F11, ヘラクリオン | ハード | Gonzales Austin | 4–6, 6–3, 7–5 |
準優勝 | 2–2 | 2016年3月 | F1, ガティノー | ハード (屋内) | (アレックス・クズネツォフ) | 5–7, 3–6 |
準優勝 | 2–3 | 2016年4月 | F7, プーラ | クレー | (ローラン・ロコリ) | 3–6, 2–6 |
準優勝 | 2–4 | 2016年9月 | F6, カルガリー | ハード | (ブレイデン・シュナー) | 3–6, 6–3, 3–6 |
優勝 | 3–4 | 2018年2月 | F6, (パームコースト) | クレー | (マクシム・シャザル) | 6–4, 6–4 |
優勝 | 4–4 | 2018年7月 | F3, アムステルフェーン | クレー | Sidane Pontjodikromo | 6–2, 6–4 |
優勝 | 5–4 | 2019年2月 | M25, (バーンスタパル) | ハード (屋内) | (ダニーロ・カレニチェンコ) | 7–6(7–5), 3–6, 6–1 |
準優勝 | 5–5 | 2019年3月 | M15, マナマ | ハード | トマーシュ・マハーチ | 3–6, 3–6 |
優勝 | 6–5 | 2019年4月 | M25, アンディジャン | ハード | (コンスタンチン・クラフチュク) | 6–3, 6–7(5–7), 6–3 |
優勝 | 7–5 | 2019年5月 | M25, ナマンガン | ハード | (ロマン・サフィウリン) | 6–7(5–7), 7–5, 6–4 |
優勝 | 8–5 | 2021年4月 | M25, ビール | ハード (屋内) | イジー・レヘチカ | 6–2, 6–1 |
準優勝 | 8–6 | 2021年8月 | セゴビア | ハード | (バンジャマン・ボンジ) | 6–7(10–12), 6–3, 4–6 |
準優勝 | 8–7 | 2022年2月 | フォルリ | ハード (屋内) | (ジャック・ドレイパー) | 1–6, 2–6 |
脚注
- ^ “De Jong and Van Rijthoven receive wildcard; Deckers in qualifications” (英語). libema-open.nl. Libéma Open (2022年5月18日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “世界205位がメドベージェフ撃破でツアー初優勝 リベマOP”. AFPBB News. AFP. (2022年6月13日)2022年7月2日閲覧。
- ^ Reem Abulleil (2022年6月28日). “WIMBLEDON 2022: GET TO KNOW TIM VAN RIJTHOVEN”. FFT. 2022年6月29日閲覧。