ツルアリドオシ属(ツルアリドオシぞく; 学名: Mitchella; 和名漢字表記:蔓蟻通し属)は、アカネ科の属の一つ[1][2]。
ツルアリドオシ属 |
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分類(APG IV) |
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界 | : | 植物界 Plantae | 階級なし | : | 被子植物 angiosperms | 階級なし | : | 真正双子葉類 eudicots | 階級なし | : | コア真正双子葉類 core eudicots | 階級なし | : | キク上群 superasterids | 階級なし | : | キク類 asterids | 階級なし | : | asterids I | 目 | : | リンドウ目 Gentianales | 科 | : | アカネ科 Rubiaceae | 亜科 | : | (アカネ亜科) Rubioideae | 連 | : | Mitchelleae | 属 | : | ツルアリドオシ属 Mitchella |
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学名 |
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Mitchella L. |
和名 |
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ツルアリドオシ属(蔓蟻通し属)[1] |
種 |
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ウィキメディア・コモンズには、ツルアリドオシ属に関連するメディアがあります。
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特徴 常緑の多年草。茎は枝分かれし、蔓性となって地上をはう。葉は広卵形で、葉質はやや厚く、まばらに対生する。3角形のごく小さい托葉がある。花は、枝先に短い花柄をだして、その先に萼筒が合着した2花をつける。萼は広鐘形で、萼裂片は4個あり、果期まで残る。花冠は、狭い漏斗形で先端は4裂して開き、内面には毛が密に生える。花冠基部にある子房は2個の花が合着し、4室あり各室に1個の胚珠がある。雄蕊は4個。花柱は1個で先端が4裂する。果実は2果が合着した石果で、肉質で球形、赤く熟し、中に4個の核がある。核は扁平な広楕円形になり、中に種子が1個ある。果実の先端には2花の跡が残り、1花ごとに4個の萼片が残る[1][2]。
分布 2種のみからなり、東アジアと北アメリカに1種ずつある[2]。
種ギャラリー脚注 [脚注の使い方]
- ^ a b c 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.388
- ^ a b c d 『日本の野生植物 草本III 合弁花類』p.50
- ^ a b クリストファー・ブリッケル 編集責任、横井政人 監訳『A-Z 園芸植物百科事典』誠文堂新光社、2003年、678頁。ISBN (4-416-40300-3)
- ^ Mitchella repens, Kew, Royal Botanic Gardens.
参考文献 - 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本III 合弁花類』、1981年、平凡社
- 門田裕一監修、永田芳男写真、畔上能力編『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』、2013年、山と溪谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- Kew, Royal Botanic Gardens.
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