チョンガーとは
- 「総角」と漢字で書く、成人後も独身である男性を意味する朝鮮語。朝鮮漢字音では「チョンガッ」(총각、chong-gak)と発音される[1]。昔の 朝鮮で未婚の男性が結っていた髪型(三つ編みのお下げ)から、朝鮮で丁年に達しても未婚でいる男をからかう呼称[2]。日本における朝鮮語からの借用語であり[3]、日本でも原義同様に成人以降も独身の男をどちらかというと侮蔑的なニュアンスで意味する言葉[3]。日本語にはパッチムがないため、「チョンガッ」が「チョンガー」と聞こえるため、表記もそうなった[1]。李氏朝鮮において、成人後も未婚者の男性はチョンガッと呼ばれ、非常に軽蔑されていた[4]。また、ザ・ドリフターズの曲「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」では、歌詞にこの意味でチョンガーが登場する。
- 韓国の大根の一品種で、長さ10センチほどで男性器に似た小ぶりの大根[1]。名前の由来はその形状(小さな根に、葉がたくさん付いた姿)が男性の陰部によく似ているからとされる[1]。このダイコンで漬けたキムチをチョンガーキムチ(チョンガキムチ、총각김치)という[1]。