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ダリル・ヤンマート

ダリル・ヤンマートDaryl Janmaat, 1989年7月22日 - )は、オランダ南ホラント州(ライツヘンダム)出身の元同国代表プロサッカー選手。現役時代のポジションはDF(右サイドバック)。

ダリル・ヤンマート
ワトフォードFC時代(2017年)
名前
ラテン文字 Daryl Janmaat
基本情報
国籍 オランダ
生年月日 (1989-07-22) 1989年7月22日(33歳)
出身地 (ライツヘンダム)(オランダ語版)
身長 185cm
体重 82kg
選手情報
ポジション DF (RB)
利き足 右足
ユース
(TONEGIDO)(オランダ語版)
1995-2007 フェイエノールト
2007 ADO
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 ADO 25 (2)
2008-2012 ヘーレンフェーン 84 (5)
2012-2014 フェイエノールト 63 (5)
2014-2016 ニューカッスル 71 (3)
2016-2020 ワトフォード 76 (5)
2021-2022 ADO 4 (0)
代表歴
2009  オランダ U-20 4 (0)
2009-2010  オランダ U-21 11 (0)
2012-2018 オランダ 34 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
(■テンプレート)((■ノート) ■解説■サッカー選手pj

クラブ

ADO

(VSV TONEGIDO)でフットボールを始め、フェイエノールトのユースで育ったが、契約は結べずADOデン・ハーグへ移り、そこで2007年10月5日にFCズヴォレとのリーグ戦でプロデビュー。1週間後のTOPオス戦で初のスタメン出場と初ゴール。18歳にしてスタメンをつかんだが、クラブは降格した。

ヘーレンフェーン

2008年夏にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCへ去ったジャンニ・ザイフェルローンの後継者としてSCヘーレンフェーンと4年契約にサイン。しかしシーズン開幕戦のFCフォレンダムとのアウェーゲームでデビューした後、怪我で1年を無駄に。結局このシーズン リーグ戦10試合、カップ戦1試合、UEFAカップ1試合だけの出場に留まった。この怪我によってヘーレンフェーンがクラブ初タイトルをつかんだKNVBカップ決勝も欠場している。

翌年以降はエールディヴィジ屈指の右サイドバックへと成長。2010-11シーズン末にクラブは2012年で切れる契約の延長を熱望したが、ヤンマートはこれに応じなかった。

フェイエノールト

2012年初頭にユース時代を過ごしたフェイエノールトにフリー移籍を決め、3年契約にサイン。この夏ルート・フォルメル (ローダJC) 、(ジョン・ホーセンス) (NECナイメヘン) に続くロッテルダム・ザイト3人目の補強となった。フェイエノールトでもシーズン当初からスタメンをつかみ、8月26日のヘラクレス・アルメロとのアウェーゲームで初ゴール。そのパフォーマンスによりオランダ代表にもデビュー。このシーズンで大きく成長したヤンマートはフェイエノールトで最多出場時間の選手となり[1]、オランダ各紙で高い評価を受けるなど多くの人から『オランダ最高の右バック』の評価を得るようになった[2]

ニューカッスル

2014年7月17日、アーセナルFCに移籍したマテュー・ドゥビュシーの後釜として、ニューカッスル・ユナイテッドFCに移籍した[3]

ワトフォード

2016年8月24日、ワトフォードFCに移籍した。4シーズンに亘ってプレーしたが、2019-20シーズンはリーグ18位で終了し、EFLチャンピオンシップに降格。2020年10月12日にワトフォードとの契約解消に合意し、退団したことが発表された[4]

ADO復帰

守備陣の不安が叫ばれていたリヴァプールFCの即戦力候補として報道される中、2021年1月よりADOデン・ハーグへ13年振りに復帰。2023年までの契約を締結した[5]

代表歴

2012年8月31日、代表監督ルイ・ファン・ハールワールドカップ予選トルコ戦及びハンガリー戦へのセレクションに、プレセレクションに入っていなかったヤンマートを招集。9月7日のアムステルダムでのトルコ戦でヤンマートは夢だったオランダ代表デビューを果たした[6]。2-0で勝利したこの試合ではフェイエノールトのチームメイト ヨルディ・クラーシブルーノ・マルティンス・インディと共にスタメン出場。「本来の彼ではなかった」(ファン・ハール評) という低調なパフォーマンスでハーフタイムにリカルド・ファン・ラインと交代になったが、その後ドイツイタリアとの親善試合で好プレーを見せて評価を高め、2013年3月22日のエストニアとのW杯予選では2アシストを記録し、この試合のベストプレイヤーに選出された[7]

2014 FIFAワールドカップメンバー23人に選出され、スペインとの初戦でワールドカップデビューを果たした。しかしグループステージ3試合で低調なプレーに終始し、決勝トーナメントの4試合ではスタメンの座を失った。

評価

  • プロデビュー時には攻撃的な守備とプレースタイルで注目を集め、ジャーナリストの(ヨハン・デルクセン)(オランダ語版)に「オランダ最高の右サイドバック」と呼ばれた[8]
  • フェイエノールト時代の監督ロナルト・クーマンは「サイドバックには素早い攻守の切り替えが求められるが、ヤンマートの強みはその素晴らしい推進力。彼が疲れているのを見たことがない」と語っている。[9]

タイトル

ヘーレンフェーン

脚注

  1. ^ http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130603_competitie_cijfers_speelminuten
  2. ^ http://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/item/janmaat-staat-misschien-wel-ver-boven-vd-wiel
  3. ^ ニューカッスル、ヤンマートを獲得 Goal 2014年7月18日
  4. ^ “英2部ワトフォードの元オランダ代表ヤンマートが双方合意で契約解除”. 超ワールドサッカー (2020年10月13日). 2020年10月13日閲覧。
  5. ^ “フリーの元蘭代表DFヤンマートが古巣ADOに復帰 「家に帰ったような気分」”. 超ワールドサッカー (2020-12--31). 2021年1月5日閲覧。
  6. ^ http://www.vi.nl/nieuws/187996/Waarom-zou-ik-niet-over-Oranje-mogen-dromen.htm?msn=true
  7. ^ http://www.ad.nl/ad/nl/5619/Feyenoord/article/detail/3415012/2013/03/25/Gewoon-geweldige-Janmaat-laat-Van-Rhijn-verpieteren-op-de-bank.dhtml
  8. ^ http://video.nl.msn.com/watch/video/janmaat-is-de-beste-rechtsback-van-nederland/4rdgji36
  9. ^ http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30370__.php

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • Daryl Janmaat (@daryljanmaat89) - Twitter
  • Daryl Janmaat (@daryljanmaatofficial) - Instagram
  • Daryl Janmaat (daryljanmaatofficial) - Facebook
  • Career stats - Voetbal International
  • Holland stats at OnsOranje
  • Daryl Janmaat - Player Profile - Transfermarkt
  • D. Janmaat - Soccerwayによる個人成績  
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