エアロアバンテ(AERO AVANTE)は、タミヤが「1/1 GIANT MINI 4WD PROJECT (1/1ミニ四駆実車化プロジェクト)」で開発したレーサーミニ四駆、「エアロアバンテ」の実動車両である。
概要
2015年6月10日、タミヤはミニ四駆の「エアロアバンテ」を1分の1サイズの「本物のレーシングカー」にするプロジェクト「1/1 GIANT MINI 4WD PROJECT」を発表し、同年10月18日に開かれた「ミニ四駆ジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦」において完成車を披露した[1][2]。
開発期間は約半年。シャシー設計は(金子眞佐一)、動力系統は(河内直人)、ボディは(片桐浩治)と(神山秀彦)、塗装は(内藤康人)、車体組み立ては「アバンテ」の開発設計者である(滝文人)が担当した[3]。
車両詳細
エアロアバンテ開発に至る背景
- ミニ四駆の「エアロアバンテ」は、2012年に発売したミニ四駆30周年記念モデル[4]。
- 開発目標では、「本物のレーシングカー」を作り上げる事を目指した為、動力源には敢えてレシプロエンジンを搭載[2]。軽量化や整備性の関係から、電気動力が見送られた。
関連項目
- ミニ四駆実車化の先例。本作の主役マシンである「ガンブラスターXTO」が実際に実車化され、同時上映作品「ミニ四ファイター超速プロジェクト スイッチ・オン」のエンディングは同車が実際に鈴鹿サーキットを走る空撮映像で幕を閉じる。
脚注
- ^ a b “1分の1サイズのミニ四駆が走行、「デジタルツールほぼ使わずに完成」”. MONOist. p. 1. 2021年4月27日閲覧。
- ^ a b 株式会社インプレス (2015年10月18日). “タミヤの実車版ミニ四駆「エアロ アバンテ」が走った!…最高速180km/h”. Car Watch. 2021年4月27日閲覧。
- ^ a b “1分の1サイズのミニ四駆が走行、「デジタルツールほぼ使わずに完成」”. MONOist. p. 2. 2021年4月27日閲覧。
- ^ a b “ミニ四駆+人間が乗る=180km/hで疾走!? 【特大版エアロアバンテ 】|Motor-Fan[モーターファン]”. motor-fan.jp. 2021年4月27日閲覧。
外部リンク
- at the Wayback Machine (archived 2019年2月22)
- 1/1 GIANT MINI 4WD PROJECT 『1/1 ミニ四駆 実車化プロジェクト』 - YouTube