スチールプランテック

スチールプランテック株式会社は、JFEエンジニアリング（旧・日本鋼管）、日立造船、住友重機械工業、川崎重工業の製鉄プラント部門を統合し、2001年4月に設立された製鉄プラントエンジニアリングメーカー。

スチールプランテック株式会社
JP Steel Plantech Co.^[1]

本社エントランス
種類	株式会社
本社所在地	日本 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目6番地23 金子第2ビル4～9F^[1]
設立	2001年（平成13年）4月1日^[1]
業種	(機械)
法人番号	9020001039928
事業内容	製鉄機械、非鉄金属製造機械、コークス製造機械および関連設備の設計・製造・据付・販売・アフターサービス等^[1]。
代表者	若原 啓司（代表取締役社長）^[1]
資本金	19億9500万円^[1]
売上高	170億0800万円 （2022年03月31日時点）^[2]
営業利益	12億0900万円 （2022年03月31日時点）^[2]
経常利益	14億7500万円 （2022年03月31日時点）^[2]
純利益	18億0700万円 （2022年03月31日時点）^[2]
総資産	265億5400万円 （2022年03月31日時点）^[2]
従業員数	321名（2023年4月現在）^[1]
主要株主	JFEエンジニアリング株式会社 34% 日立造船株式会社 33% 川崎重工業株式会社 33%
外部リンク	https://steelplantech.com/ja/
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総合エンジニアリング4社が半世紀に渡り培ってきた鉄鋼プラント・テクノロジーをひとつに融合し、世界最高水準のエンジニアリング力で、世界の鉄鋼、非鉄産業の発展に貢献することを理念とし設立された。

製鉄プロセスの上流から下流までの幅広い工程への対応商品を取り揃え、プラントの企画、設計、製作から据付、試運転、保全に至る、設備の導入計画からアフターサービスまでをおこなう。

近年は伝統のテクノロジーを基盤に、ものづくり技術を高め、地球環境に配慮したエコロジカルなプラント、AIやIoT技術を織り込んだスマート・プロダクツを開発している。

本社は神奈川県横浜市港北区。この他、国内1か所（関西サテライト）、海外1か所（インド）の拠点をもつ。

沿革

• 2001年（平成13年）04月 - 日本鋼管、日立造船、住友重機械工業の製鉄プラントの営業部門を統合し発足。本社：東京都品川区（天王洲アイル）
• 2002年（平成14年）03月 - 3社のエンジニアリング部門を統合
• 2002年（平成14年）04月 - 神奈川県横浜市鶴見区へ本社を移転
• 2003年（平成15年）04月 - 川崎重工業の製鉄プラント営業部門を統合
• 2004年（平成16年）04月 - 川崎重工業のエンジニアリング部門を統合
• 2005年（平成17年）07月 - 愛媛県に新居浜サテライト・オフィス開設
• 2005年（平成17年）07月 - ECOARC「第32回優秀環境装置表彰」産機工会長賞
• 2007年（平成19年）04月 - 大阪に関西事務所を開設
• 2008年（平成20年）09月 - 神奈川県横浜市神奈川区へ本社を移転
• 2010年（平成22年）03月 - 「ISO 9001」認証取得
• 2011年（平成22年）11月 - インドに Steel Plantech Engineering India（Kolkata）開設
• 2011年（平成22年）11月 - インドに Steel Plantech India（Munbai）開設
• 2013年（平成25年）05月 - Vina SPCO (SteelPlantechVietnamCo.,Ltd.)開設
• 2014年（平成26年）12月 - クットナー（ドイツ）と業務協定
• 2016年（平成28年）05月 - インドSPI機能集約
• 2016年（平成28年）07月 - 神奈川県横浜市港北区(現住所)へ本社を移転
• 2017年（平成29年）03月 - テンションレベラ受注200台突破
• 2017年（平成29年）12月 - 中国金属学会と「ECOARC™普及促進協定書」を締結
• 2018年（平成30年）07月 - CMI（ベルギー）〈現ジョン・コッカリル〉と販売協力協定締結
• 2018年（平成30年）10月 - RPA導入、業務プロセス改革始動
• 2019年（平成31年）04月 - スマートプロダクツ開発部新設
• 2019年（令和元年）11月 - ジョン・コッカリルとの合同セミナーをベルギー大使館で開催
• 2020年（令和02年）04月 - 設立20年目を迎える
• 2020年（令和02年）08月 - スマートプロダクツ Sシリーズ「Spco-ROBO Knight」納入
• 2020年（令和02年） 12月 - RPAによる業務削減、累計3000時間達成
• 2021年（令和03年）04月 - 新スローガン「Green＆Smart」を発表
• 2021年（令和03年）05月 - 2製品が「令和3年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の「先進設備・システム」に採択
• 2021年（令和03年）09月 - 関西サテライト（旧関西事務所）を移転
• 2021年（令和03年）09月 - インダクトサームグループジャパンと業務提携
• 2022年（令和04年）05月 - 6製品が「令和4年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の「先進設備・システム」に採択
• 2022年（令和04年）10月 - 中国初の「ECOARC™」が稼働

事業所

• 本社 - 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-23　金子第2ビル4～9F
• 関西サテライト - 大阪府大阪市淀川区宮原4-1-14　住友生命新大阪北ビル4F
• Steel Plantech India Pvt. Ltd. (SPI)（インド）－ Infinity Benchmark Building, 14th Floor,Unit:1403, Block-EP & GP, Sector-V,Salt Lake City, Kolkata – 700091, India

事業内容・主な製品

製銑

主な製品 - コークス乾式消火設備（CDQ）、水封式円形クーラ、クーラ排熱回収設備（WHRS）、

　　　　　高炉ガス清浄設備、石灰焼成炉、

製鋼（転炉・電炉）

主な製品 - OG設備、ECOARC™、ECOARC light™、ECOARC-FIT™

連続鋳造設備

主な製品 - スラブ連続鋳造設備、ブルーム・ビームブランク・ビレット連続鋳造設備、QSP

条鋼圧延

主な製品 - 形鋼圧延設備、棒鋼・線材圧延設備

板圧延

主な製品 - 冷間圧延機（TCM、CRM）、Zoom-Mill™、厚板レベラ

薄板プロセス

主な製品 - 連続焼鈍ライン（CAL）、連続溶融亜鉛メッキライン（CGL）、スキンパスミル、テンションレベラ

環境・省エネ技術（製鉄所のCO2削減、省エネルギー、資源・エネルギーの回収再利用、環境改善などの企画提案や設備の提供）

主な製品 -ECOARC™シリーズ（ ECOARC™、ECOARC light™、ECOARC-FIT™）、

　　　　　コークス乾式消火設備CDQ、水封式円形クーラ、、高炉ガス清浄設備、OG設備等

スマートプロダクツ「Sシリーズ」（AIやIoT技術、ロボット、ビッグデータ解析を活用し付加価値を高めた商品）

主な製品 - 電気炉（Spco-ROBO KNIGHT、Spco-HOTSPOT、Spco-EcoLaserNavi、Spco-FEED/MELT）

　　　　　連続鋳造（Spco-LADLE ROBO、Spco-MOLDVIEW）

　　　　　圧延（Spco-SAMPLER、Spco-COUNT、Spco-BRAKE/LENGTH）

　　　　　その他（Spco-CLOUD、Spco-CLOUD DX）等

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b c d e f g} “会社概要”. スチールプランテック株式会社. 2015年3月7日閲覧。
2. ^ ^{a b c d e} スチールプランテック株式会社 第22期決算公告

関連項目

• プライメタルズ テクノロジーズ

外部リンク

• スチールプランテック株式会社