『スコット2』(Scott 2)とは、アメリカ出身のミュージシャン、スコット・ウォーカーが1968年にイギリスで発売した2作目のソロ・アルバムである。
『スコット2』 | |
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スコット・ウォーカー の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1967年-1968年 |
ジャンル | バロック・ポップ |
時間 | |
レーベル | フィリップス・レコード、(スマッシュ・レコード) |
プロデュース | ジョン・フランツ |
スコット・ウォーカー アルバム 年表 | |
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
基本的には前作『スコット』の延長線上にあるウォール・オブ・サウンドのサウンド・テクニックを駆使した作りとなっている。
概観
本作は、前作『スコット』の流れを汲んだ壮大なオーケストラの編曲を施した作風となっている。特に1曲目のジャック・ブレルのカバー曲「ジャッキー」は、スコットの代表曲として知られている。
曲目
Side 1
- ジャッキー "Jackie" (Jacques Brel,Gérard Jouannest,Mort Shuman) 3:23
- ふたつの世界 "Best of Both World" (Mark London,Don Black) 3:14
- 黒羊の少年 "Black Sheep Boy" (Tim Hardin) 2:39
- 恋するハンフリー・プラグ "The Amorous Humphrey Plug" (Noel Scott Engel ※スコット・ウォーカーの本名) 4:31
- ネクスト "Next" (Jacques Brel,Mort Shuman) 2:50
- 街の乙女 "The Girl from the Streets" (Noel Scott Engel) 4:11
Side 2
- 王宮の人々 "Plastic Palace People" (Noel Scott Engel) 6:06
- 暗くなるまで待って "Wait Until Dark" (Henry Mancini,Jay Livingstone,Ray Evans) 2:59
- 犬と少女 "The Girls and the Dog" (Jacques Brel,Gérard Jouannest,Mort Shuman) 3:10
- 世界の窓は雨に濡れて "Windows of the World"(Hal David,Burt Bacharach) 4:25
- 橋 "The Bridge" (Noel Scott Engel) 2:50
- 春来たりなば "Come Next Spring" (Lenny Adelson) 3:24
パーソネル
- スコット・ウォーカー:ヴォーカル
- ウォーリー・ストット:編曲;指揮(Side1:1,2 Side2:6)
- レグ・ゲスト:編曲;指揮(Side1:3,4 Side2:3)
- ピーター・ナイト:編曲;指揮(Side1:4,6)
- ピーター・オリフ:エンジニア
チャートの位置
チャート | 年 | ピーク位置 |
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全英アルバムチャート[1] | 1968 | 1 |