概要
地下1階・地上5階の建物で、協同組合銀天街ショッピングビルが管理・運営している。
1973年(昭和48年)11月23日に[1]松山銀天街の商店4店が建設した銀天街ショッピングビル「ラブリープラザ」がニチイ松山店を核店舗として開業したのが始まりである[2]。 ニチイ松山店は約8,600平方メートルの売り場で衣料品・食料品などを販売していた。
最盛期の1989年度には61億円の売上を誇ったが、郊外への大型店進出で業績が減少傾向に陥った。
そのため、マイカルは1997年(平成9年)に専門店の導入や若い感覚を売り物にした「サティ」に業態変更するなど取り組んだが、競争悪化や不況に加えて売り場面積や機能拡大に限界があったことや駐車場不足から業績が伸ばせず1999年(平成11年)6月30日に松山サティは閉店した。
松山サティ撤退後、2000年(平成12年)に雑貨やファッション店などが入居する商業施設ショッピングセンタGETとして生まれ変わり現在に至っている。雑貨屋、ファッション店、スーパーなどの他、「ジョブカフェ愛work[3]」などの公共施設やLEC東京リーガルマインド大学などの教育機関が入居したが、老朽化のため、2020年7月には核店舗のママイが閉店、9月30日に完全閉館された。跡地は2015年に設立した「湊町三丁目C街区開発」の主導で2023年度に複合ビルが完成する予定[4]。
主なテナント
地下1階
1階
2階
- ヘアメイク
- ファッション・雑貨店
3階
4階
5階
- 東京リーガルマインド松山本校(現在は三番町のミツネビルディング1F[6])
- パソナ
アクセス
周辺
脚注
参考文献
- 『朝日新聞』1999年3月30日朝刊「松山サティ6月末で撤退 店舗規模で制約、業態戦略生かせず」
- 『朝日新聞』1999年6月30日朝刊「さよなら『松山サティ』ビルの再生へ模索 きょう閉店」