『シスコンお姉ちゃんと気にしない妹』（シスコンおねえちゃんときにしないいもうと）は、(桐灰きねそ)による日本の漫画作品。略称はシコ姉妹[1]。『コミックキューン』（KADOKAWA）2018年9月号から2020年12月号まで連載された[2][3]。
| シスコンお姉ちゃんと気にしない妹 | |
|---|---|
| ジャンル | コメディ、百合 |
| 漫画 | |
| 作者 | (桐灰きねそ) |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 掲載誌 | コミックキューン |
| レーベル | MFCキューンシリーズ |
| 発表号 | 2018年9月号 - 2020年12月号 |
| 巻数 | 全3巻 |
| 話数 | 全26話 |
| (テンプレート) - (ノート) | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | (漫画) |
もともとはニコニコ静画で公開されていた作品だが、ネットでの評判を受けて商業誌連載されることになった[4][3][5]。妹へ過度な愛情を注ぐ姉と、姉の奇行を意に介さず接してくる妹の日常を描いた百合コメディ作品である[2][6][7]。
あらすじ
「妹のことが嫌いなお姉ちゃんなんていない」という持論を糧に生きる佐倉詩真は、妹の佐倉舞を溺愛している。愛情を注ぎすぎるあまり、妹の匂いを密かに嗅ぐなどやや変態的行動が見受けられる詩真だが、当の舞は姉の行動をさして気にする様子はない。シスコンを拗らせた姉と、それを気にせずスキンシップを取る妹の日常が紡がれる。
登場人物
- 佐倉 詩真（さくら しま）
- 本作の主人公。妹を愛してやまない高校1年生。
- 妹のベッドや下着の匂いを嗅ぐなど、やや常軌を逸した変態的行動をとっている。
- 佐倉 舞（さくら まい）
- 本作もう一人の主人公。姉の奇行を気にしない中学3年生。
- 詩真を大切に思っており、無意識のうちに姉をドギマギさせる行動をとることがある。
- 塚元 悠（つかもと ゆう）
- 詩真の友人。高校1年生。
- 詩真に好意を寄せているが、やや素直になれない節がある。
- 塚元 未（つかもと こずえ）
- 舞の後輩。悠の妹。中学2年生。
- 舞の恋人の座を狙っており、告白が失敗してもめげずにアタックしている。
- お母さん（おかあさん）
- 佐倉姉妹の母。昔趣味で漫画を描いており、百合同人作家として活躍していた。
- 最近の姉妹の親密な様子から、かつての創作意欲が呼び覚まされている。
書誌情報
脚注
- ^ 桐灰きねそ (2019). シスコンお姉ちゃんと気にしない妹１. KADOKAWA. p. 123
- ^ a b “女の子同士で恋する4姉妹、巨乳人妻×女マンガ家、姉妹百合がキューンで一挙始動”. コミックナタリー (2018年7月27日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ a b “”. KADOKAWA (2018年7月27日). 2018年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月12日閲覧。
- ^ “艦娘を愛でたり観察したり時々いじわるしたり色々したいだけの漫画”. FC2 (2018年7月17日). 2019年3月12日閲覧。
- ^ “姉妹百合「シスコンお姉ちゃんと気にしない妹」がコミックキューンで連載決定”. 百合ナビ (2018年6月28日). 2019年3月12日閲覧。
- ^ “”. KADOKAWA. 2019年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月12日閲覧。
- ^ “「妹の匂いを嗅ぐのは姉としての義務」『シスコンお姉ちゃんと気にしない妹』の妹ラブすぎる姉の行動がだいたいアウト”. @niftyニュース (2019年2月28日). 2019年3月12日閲覧。
- ^ “シスコンお姉ちゃんと気にしない妹 1”. KADOKAWA. 2019年3月12日閲覧。
- ^ “シスコンお姉ちゃんと気にしない妹 2”. KADOKAWA. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “シスコンお姉ちゃんと気にしない妹 3”. KADOKAWA. 2020年12月26日閲覧。
外部リンク
- - ウェイバックマシン（2019年4月1日アーカイブ分） - コミックキューン公式サイト