歴史
1860年代のシェルボーンは、ポニー・エクスプレスをはじめ、いくつかの駅馬車ルートの中継地であった[1]。1870年に、町の近傍で銀鉱脈が発見されると、にわかに鉱業の町となり[1]、人口も1872年頃に100人ほどから400人近くに膨張し、ウェルズ・ファーゴの事務所や、5軒の酒場、2軒のレストラン、2軒の宿屋、2軒の鍛冶屋、2軒の法律事務所などが設けられるようになった[2]。その後、近傍の(チェリー・クリーク)でより有望な鉱脈が発見されると、住民の多くがそちらへ去り、1881年には人口が85人まで減少し[2]、1885年頃には鉱業は完全になくなった[1]。20世紀に入ってからも、住民は存在し続けたが、その数は25人を上回ることはなかった[2]。
今日では、シェルボーンの大部分は私有地となっている牧場の中にあって、保存状態の良いゴーストタウンとなっている[2]。シェルボーンは(ネバダ州指定歴史地点)51号に指定されている[3]。
脚注
外部リンク
- Schellbourne Nevada History and Photos