『ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!』(ザ・ドリフターズのカモだ!!ごようだ!!)は、1975年8月2日に松竹系で公開された日本映画。カラー・シネマスコープ・91分。
概要
『ザ・ドリフターズの映画』第15作で、これまで撮り続けた監督の渡辺祐介が「にっぽん美女物語 女の中の女」の制作に取り掛かった為、[1]本作から監督が瀬川昌治に代わる。本作ではいかりや長介が、後年『踊る大捜査線』で演じる「和久平八郎」を思わせる刑事役で出演する。
あらすじ
ヒラ刑事の長吉(いかりや長介)は、ある日宝石強奪事件の捜査を担当する。しかし、チンピラのヒデオ(加藤茶)が宝石を横取りしてしまい、長吉は単独捜査を実行するものの、ヒデオは組を裏切ってしまい、姉(倍賞美津子)を楽させてやろうと宝石を独り占めしてしまう。
スタッフ
キャスト
- 井狩長吉:いかりや長介
- 中西:仲本工事
- 志田:志村けん
- 風さん:高木ブー
- 加藤ヒデオ:加藤茶
- 唐津:伊東四朗
- 中西とみ子:悠木千帆
- 大塚:犬塚弘
- 春代:園佳也子
- 福山:豊岡豊
- 関山:谷村昌彦
- マミ:ビーバー
- 脇村:橋本功
- 郡司:人見きよし
- 花嫁:ホーン・ユキ
- 洋子:鶴間エリ
- 早苗:マリア・エリザベス
- 新郎:立原博
- 原田:楠トシエ
- 加藤きん子:倍賞美津子
- 歌手:キャンディーズ
- 郡司の配下:団巌、(松尾悟)、木村修、(中川秀人)、(園田健二)、(沖秀一)
- 刑事:(高橋英三郎)、(椿淳司)
- 来島:(鍋谷孝喜)
- 福山の女房:(名倉美里)
- ホステス:(舞砂里)
- 婦警:(野村けい子)、太田美緒、(坂田多恵子)
- ヤクザ・仲人:(小田草之助)
- 警官:(渡辺紀行)
- 神主:(今井健太郎)
- 出前持ち:(羽生昭彦)
- ボーイ:諏訪園親治
- 係員:(篠原靖夫)
- ヤクザ:(北竜介)、(横井周三)、(山本明生)
- 中年男:加島潤
- 巫女:(藤田純子)
- 花嫁:(松元夕子)
- テクニカルアドバイザー:トビー門口
- 振付:(灰原明彦)
- 擬斗:渡辺高光
挿入歌
『内気なあいつ』
ビデオソフト化・テレビ放送
ビデオソフト化
2000年に松竹ホームビデオから本作を収録したVHSビデオがリリースされたが、その後ビデオソフトは発売されておらず、DVD化もBD化もされていない。
テレビ放送
同時上映
脚注
- ^ 『キネマ旬報』キネマ旬報社、1975年7月15日、172頁。
参考資料
「キネマ旬報」1975年7月15日号
「完全ドリフ映画本」垂脇書店 1997年発行