特徴
コカインの原料となるコカノキ(コカ、Erythroxylon coca)などを含む。4属242種存在し[1][2]、世界の熱帯に広く分布し、日本にはない。いずれも木本で、葉は単葉で互生する。花は両性花で5数性。果実は種子1個を含む核果となる。
新エングラー体系やクロンキスト体系では、アマ科などに近縁とされ、フウロソウ目あるいはアマ目に含められていた。APG植物分類体系では、キントラノオ目のヒルギ科(熱帯のマングローブなどに多い木)に最も近縁であるとされ、ヒルギ科に含めてもよいオプションの科とされている。
属
- Aneulophus
- (コカ属) Erythroxylum - コカノキ
- Nectaropetalum
- Pinacopodium
脚注
- ^ Stephens, P.F. (2001 onwards). (Angiosperm Phylogeny Website). Version 9, June 2008. http://www.mobot.org/MOBOT/Research/APweb/
- ^ Christenhusz, M. J. M. & Byng, J. W. (2016). “The number of known plants species in the world and its annual increase” (英語). Phytotaxa (Magnolia Press) 261 (3): 201–217. doi:10.11646/phytotaxa.261.3.1 2018年8月4日閲覧。.