グスタフ・ヴィーゲラン (Gustav Vigeland、1869年4月11日 - 1943年3月12日) は、ノルウェーの彫刻家。マンダル生れ。ロダンの影響を受けた。1900年代には公共彫刻を手がけるようになり、ノルウェーを代表する彫刻家の1人となった。群像などを制作したことで知られ、著名な作品に、100体以上の象徴的人間群像から成る大型作品『噴泉群像』のほか、『ビョルンソン像』『イプセン像』などがある。
ヴィーゲラン (1929年)
現在、オスロの都心部から3km北西にある都市公園、(フログネル公園)内にある 「ヴィーゲラン彫刻公園」には、専らヴィーゲランの彫刻作品が展示されている。公園の近くには(ヴィーゲラン美術館)もある（この美術館はかつてヴィーゲランが住んでいた家であった）。また、日本の北海道にある札幌芸術の森野外美術館には、 ヴィーゲランの5作品が設置された。
参考資料
- Gjengset, Gunnar Forsteinet liv. En biografisk fortelling om Gustav Vigeland (Direkte forlaget. 2000) ISBN (82-91690-23-5)
- Hennum, Gerd Gustav Vigeland i svart og hvitt (Fædrelandsvennen. 1985) ISBN (82-90581-01-7).
- Wikborg, Tone Gustav Vigeland - mennesket og kunsten (Oslo: Aschehoug, 1983) ISBN (82-03-11042-8)
- Wikborg, Tone Gustav Vigeland - His Art and Sculpture Park (Oslo: Aschehoug, 1985) ISBN (82-03-16150-2).
- Wikborg, Tone Gustav Vigeland. En biografi (Gyldendal. 2001) ISBN (82-05-27590-4).
- Stępnik, Małgorzata Modernist sculpture parks and their ideological contexts – on the basis of the oeuvres by Gustav Vigeland, Bernhard Hoetger and Einar Jónsson, „The Polish Journal of Aesthetics”, No 47 (4/2017), pp. 143–169.