経歴
アメリカ合衆国カンザス州のウィチタで生まれる。クリス・バックは自身が最初に影響を受けたアニメーションはピノキオであったと語る[1]。
バックはカリフォルニア芸術大学でキャラクターアニメーションを学んだ後、1978年にディズニーアニメーションに入社した。カリフォルニア芸術大学在学中にはジョン・ラセターやMichael Giaimoなどと親しく交流していた[1]。
バックはターザンやアナと雪の女王の監督をする以前にはアニメーターとして、きつねと猟犬、ロジャー・ラビット、ポカホンタス、ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!などにアニメーターとして参加していた。
また、バックは(ハイペリオン・ピクチャーズ)のいくつかの作品にも参加し、他にもティム・バートンのフランケンウィニーの絵コンテを作成したのもバックである。
2007年、バックはサーフズ・アップを監督するためにソニー・ピクチャーズ アニメーションに移籍した[2]。
2008年、バックの旧友であるジョン・ラセターはバックに対してディズニーに戻ってくるように呼びかけた。その後、バックは自分が構想を練っている3つのアイディアをラセターに提示した。そのうちの1つが雪の女王をミュージカルにアレンジしたものであり、これが『アナと雪の女王』の原案となる[3]。ラセターはこの雪の女王のアイディアを気に入り、バックに対してその企画を進めるように後押しした[3]。 2011年12月、バックの企画が"Frozen"(邦題『アナと雪の女王』)のタイトルで映画化されること、公開日は2013年の11月を予定していることが正式に発表された。アナと雪の女王は大ヒットとなり、その年のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。
監督作品
参加作品
脚注
- ^ a b King, Susan (December 10, 2013). "Walt Disney Animation Studios turns 90 in colorful fashion". Los Angeles Times. 2016.8.16閲覧
- ^ Orange, B. Alan (June 6, 2007). "Chris Jenkins, Ash Brannon, and Chris Buck Are Creating Waves in Their New Film 'Surf's Up'". MovieWeb. 2016.8.16閲覧
- ^ a b Solomon, Charles (2013). The Art of Frozen. San Francisco: Chronicle Books. (ISBN 978-1-4521-1716-4).
外部リンク
- クリス・バック - IMDb(英語)