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キートンの警官騒動

キートンの警官騒動』(キートンのけいかんそうどう、Cops[2]は、1922年に公開されたアメリカ合衆国サイレントコメディ映画。2巻(18分)。主演はバスター・キートン。キートンと(エドワード・F・クライン)(英語版)が共同で監督した。

キートンの警官騒動
Cops
ポスター(1922)
監督 (エドワード・F・クライン)(英語版)
バスター・キートン
脚本 エドワード・F・クライン
バスター・キートン
製作 ジョセフ・M・シェンク
出演者 バスター・キートン
ヴァージニア・フォックス
ジョー・ロバーツ
エドワード・F・クライン
撮影 エルジン・レスレー
配給 (ファースト・ナショナル・ピクチャーズ)(英語版)
フランス映画社[1]
公開 1922年3月11日
1973年6月16日[1]
上映時間 18分
製作国 アメリカ合衆国
言語 サイレント(英語インタータイトル)
(テンプレートを表示)
『キートンの警官騒動』全編、18分15秒

日本での初公開は1973年。「ハロー!キートン」で『(キートンのセブン・チャンス)』の併映として上映された[2]

1997年アメリカ議会図書館は「文化的、歴史的、審美的に重要」なものとして『キートンの警官騒動』をアメリカ国立フィルム登録簿に保存した[3]

あらすじ

恋人の市長の娘から商売で成功するまで結婚しないと言われた若者(キートン)が町で財布を拾う。悪気はなかったのだが結果的に大金を盗んでしまい、さらに詐欺師に騙し盗られる。詐欺師のウソを信じた若者は、路上に置いてあった他人の引越しの荷物を馬車で運搬する。警官のパレードに紛れ込んだところで、テロリストの爆弾が投げ込まれ、爆発が起きる。犯人と間違えられ逃げ回るキートンだが、恋人に拒絶されたうえ最後には逮捕されてしまう。

ラストシーンは、キートンのポークパイハットが乗った墓石に「The End」の文字。

キャスト

背景

フランツ・カフカ風の映画。強姦殺人容疑で起訴された恩人ロスコー・アーバックルの裁判中に製作され、それゆえに救いのない結末になったものと考えられる[4][5]

出典

  1. ^ a b 警官騒動 - KINENOTE
  2. ^ a b (ニュー東宝シネマ2)の『(キートンのセブン・チャンス)』のチラシ
  3. ^ “New to the National Film Registry (December 1997) - Library of Congress Information Bulletin”. www.loc.gov. 2020年5月4日閲覧。
  4. ^ Neibaur, James L., and Terri Niemi (2013). Buster Keaton's silent shorts, 1920-1923. Lanham, Maryland: Scarecrow Press. p. 148. ISBN (081088741X).
  5. ^ Oldham, Gabriella (1996). Keaton's silent shorts: Beyond the laughter. Carbondale: Southern Illinois University Press. p. 203. ISBN (0585108064).

外部リンク

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