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キタマクラ

キタマクララテン語: Canthigaster rivulata)は、フグ科オーストラリア近海に棲息する近縁種はトビー英語: Toby)、シャープノーズ・パファー英語: Sharpnose puffer)と呼ばれることもある[1]

キタマクラ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物 Chordata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: フグ科 Tetraodontidae
: (キタマクラ属) Canthigaster
: キタマクラ C. rivulata
学名
Canthigaster rivulata
Temminck&Schlegel1850

生態

日本南部やインド洋・西太平洋ハワイ近海などの広い海域の水深100m未満、特に30m未満の浅場に棲息する[2][注釈 1] 体長は15〜20cmまで成長する。体には、鰓の切れ込みの前で合わさる2つの縦方向の暗い帯、微かな、あるいは存在しない下部帯、腹側領域の小さな黒い斑点、暗い縞模様の尾側の鰭、尾側の基部に暗い斑点がある。雑食性で、主に藻類、棘皮動物、軟体動物を捕食する。筋肉卵巣は無毒だが、内臓肝臓だけでなく、皮膚を覆う粘液にも毒が含まれている[4]

人間との関わり

 
利島で捕獲されたキタマクラ

和名の「キタマクラ」は猛毒を持つ魚であることから、死者を安置する時の北枕に由来するとされる[2][4][5]釣りにおいては外道として扱われる[2][5]。食用にはあまり適さず、食べられないこともないとされる[2][4]が、有毒ゆえに食べられない[5]としているものもある。一方で可愛らしい見た目から、観賞魚として人気がある。飼いやすく、釣れたキタマクラを飼育することもできる(ただし、上記でもあるように皮膚に毒がある為、触る際には細心の注意が必要である)。

また、八丈島では「イソネズミ」と呼ばれている[6]

分布と生息地

キタマクラの生息域は日本近海では、福島県以南の太平洋岸、九州西岸、伊豆諸島琉球列島小笠原諸島。藻場、サンゴ礁、岩礁を好み、水深30メートル以浅の浅場で見られる事が多い。

食性

雑食で、藻類棘皮動物軟体動物を捕食する。

キタマクラはふぐの仲間で、主に腸、皮、肝にテトロドトキシンという猛毒を持ち、厚生労働省では食用ふぐとみなされていない。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ ただし、2019年の朝日新聞の記事では、2017年~2018年ごろに茨城県沿岸で見つかったケースが紹介されている[3]

出典

  1. ^ Scott W. Michael (2013年1月15日). “"Tobies or Pufferfish"”. 2020年10月7日閲覧。
  2. ^ a b c d “キタマクラ”. ぼうずコンニャク. 2020年10月7日閲覧。
  3. ^ “南方の魚、茨城沿岸に続々 漁師困惑「名前分からない」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2019年2月28日). 2021年6月27日閲覧。
  4. ^ a b c 近藤俊 (2020年6月19日). “「食べたら死ぬ」で知られる『キタマクラ』は素手で触ることもダメ?”. TSURINEWS. 2020年10月7日閲覧。
  5. ^ a b c “キタマクラの特徴”. 本田技研工業. 2020年10月7日閲覧。
  6. ^ “三重)ネズミの名がつく魚たち集合 志摩マリンランド:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2019年12月17日). 2021年6月27日閲覧。
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