分布
形態
頭部は円錐形で、吻端は尖る[3]。皮骨板は頭骨と癒着する[3]。胴体は長い[3]。総排泄孔前部に小さい孔の空いた鱗(前肛孔)と大腿部に小さい孔の空いた鱗(大腿孔)がある[3]。全長に対して尾の比率が大きい[3]。
眼は大型[3]。歯は円筒形で、口蓋に歯がある種もいる[2]。舌は細く、先端に深い切れ込みが入る[3]。四肢は発達し[2]、指趾の数は5本[3]。
分類
コザネカナヘビ亜科 Gallotiinae
- (カナリアカナヘビ属) Gallotia - など
カナヘビ亜科 Lacertinae
- (ヘリユビカナヘビ属) Acanthodactylus
- Adolfus - (ジャクソンモリカナヘビ)
- Algyroides - (アオノドキールカナヘビ)、(スペインキールカナヘビ)
- (スナジカナヘビ属) Eremias
- Holaspis - (ギュンターキノボリカナヘビ)
- コモチカナヘビ属 Zootoca
- コモチカナヘビ Zootoca vivipara
- (ニワカナヘビ属) Lacerta
- ニワカナヘビ Lacerta agilis
- Latastia - (オナガラタストカナヘビ)
- Podarcis - (イビサイワカナヘビ)、(バレアレスイワカナヘビ)、(ミロスイワカナヘビ)
- Psammodromus - (アルジェリアスナカナヘビ)
- (カナヘビ属) Takydromus
- Timon - ホウセキカナヘビ
生態
草原、(岩場)、砂漠、森林などの様々な環境に生息する[1][3]。
人間との関係
開発による生息地の破壊、ペット用の乱獲などにより生息数が減少している種もいる[1]。
画像
ニシカナリアカナヘビ
G. gallotiムスジカナヘビ
Ta. sexlineatusホウセキカナヘビ
Ti. lepidus