カツセマサヒコ（1986年 - ）は、日本の小説家、随筆家。東京都出身。主演・北村匠海による映画『明け方の若者たち』原作者である[1]。第二作となる、人気バンドindigo la Endとのコラボレーション小説「夜行秘密」[2]も話題。
略歴
1986年、東京都生まれ。大学卒業後、一般企業への就職を経て、趣味で書いていたブログを機に編集・ライターへ転職[3]。
有名になるためTwitter更新に尽力。少々の自虐を交えた胸キュン妄想ツイートが話題となり、フォロワー14万人超え。「タイムラインの王子様」の愛称を獲得した[4]。
幻冬舎より小説刊行の依頼を受け、2021年6月「明け方の若者たち」にて、自身初となる単独書籍を刊行し、小説家デビュー[5]。
ファッション雑誌にてエッセイ、掌編小説の連載を手がけるほか、ラジオパーソナリティとしても活躍する、繊細な野心家である。
作品
単行本
- 明け方の若者たち（2020年6月 幻冬舎 / 2021年11月 幻冬舎文庫）
- 夜行秘密（2021年7月 双葉社）
アンソロジー収録
- 終電間際オンライン 小説集（2020年12月）書き下ろし作品『迷題論理/さがしもの』収録。
- 猫はわかっている（2021年10月 文藝春秋）
- 恋が生まれたこの街で #東京デートストーリー （2022年1月KADOKAWA）Instagram「東京デートストーリー」連載掌編、オリジナル書き下ろし小説「昔行ったあの店がなくても」収録。
雑誌連載
小説
- 「トーキョーカンバーセーションズ」 MEN'S NON-NO連載
- 「傷と雨傘」an・an（毎月第2水曜発行号）連載[6]
エッセイ
ラジオ
- 「NIGHT DIVER」 東京FM 毎週木曜深夜28:00-28:30
- Artistspoken 音声投稿コンテンツアプリ
脚注
- ^ 小林千絵 (2022年1月7日). “「明け方の若者たち」を原作者・カツセマサヒコが語る、きらめく“あの頃”に息が吹き込まれた映画化 - 映画ナタリー 特集・インタビュー”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2022年7月16日閲覧。
- ^ 森朋之 (2021年7月3日). “カツセマサヒコが考える、“いま”小説を書く意味 「先輩の作家の方々に『あいつ、イヤだな』と思われてるかも」｜Real Sound｜リアルサウンド ブック”. Real Sound. blueprint. 2022年7月16日閲覧。
- ^ くいしん (2016年12月3日). “「過去の自分から笑われるのは嫌だった」カツセマサヒコ、転職前の憂鬱【ジョブチェンジを学ぶ#1】｜灯台もと暮らし[もとくら]｜これからの暮らしを考える情報ウェブメディア”. 灯台もと暮らし. Wasei. 2022年7月16日閲覧。
- ^ 安楽 由紀子 (2020年12月11日). “ターニングポイント＃4 作家・カツセマサヒコ、数々の転機を「正解」にするコツ - マネコミ！〜お金のギモンを解決する情報コミュニティ〜”. マネコミ！. 東京海上日動あんしん生命. 2022年7月16日閲覧。
- ^ 篠原諄也 (2020年7月11日). “カツセマサヒコさんデビュー小説「明け方の若者たち」 何者かになれなくたっていい ｜好書好日”. 好書好日. 朝日新聞社. 2022年7月16日閲覧。
- ^ 五十嵐 大 (2022年3月9日). “気鋭の小説家・カツセマサヒコ「エモいで終わらせない、新しい物語を紡ぎたい」 – 文・五十嵐 大 | ananweb – マガジンハウス”. ananweb. マガジンハウス. 2022年7月16日閲覧。
- ^ カツセマサヒコ (2021年4月19日). “カツセマサヒコ「それでもモテたいのだ」【好きな人にだけ好かれてればいいじゃん、と言われましても】 | CLASSY.[クラッシィ]”. CLASSY.. 光文社. 2022年7月16日閲覧。