この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2016年6月) |
オセロマルチビジョン (FG-1000) (おせろまるちびじょん)は、1983年にツクダオリジナルから発売されたゲーム機。翌年には外装を変えたオセロマルチビジョン2 (FG-2000) も発売された[2][3]。
概要
セガ・エンタープライゼス(後のセガ)のSG-1000シリーズと互換性があり、同機用のゲームソフトが使えた[3]。また、ツクダオリジナルからも対応ソフトが計8本発売された。
本体にオセロのソフトを内蔵し、カートリッジを挿さずに電源を入れると遊べる[3]。本体にオセロ用のAからHおよび、1から8のキーがついている。また、本体にジョイパッドまたはジョイスティックやボタンが付いており、コントローラをつながなくても1人プレイ用のゲームを遊ぶことができる。1P・2Pコントローラ接続端子もあり、SG-1000II付属のものと同仕様のコントロールパッドが別売りされていた。SG用のコントローラ使用可能。
定価は19,800円で[3]、カタログによると本体が15,000円・内蔵オセロソフトが4,800円という内訳。しかし、オセロソフトの分価格が14,800円のファミコンよりも高くなってしまい、シェアを伸ばすには至らなかった[独自研究?]。
当時月刊アスキーで行われていたオセロの自作プログラム選手権に2回使われた事がある[要出典]。参考記録ではあるが、最初の参加では高性能機を敵に回しながら全8種中2位という好成績を収めた。しかし2度目は打ち方を研究し尽くされ、全敗に終わった。
後期版のFG-2000ではジョイスティックをパッドへ変更、またボタンの色も異なっている。
発売の経緯としては、1983年秋に家電各社から発売されるMSXに対抗するためにセガが提携先を求めた事による。生産販売はツクダだが開発はセガとの共同開発である[4]
対応ソフト
広告・宣伝
プロゴルファーの岡本綾子をイメージキャラクターに起用した[5]。また、1984年末には「岡本綾子全英女子オープン優勝記念キャンペーン」として本体に「岡本綾子のマッチプレイゴルフ」を同梱したセットも販売された。
脚注
外部リンク
- Othello Multivision - Sega Retro
- Othello Multivision