エイドリアン・カーデナス・ルビオ(Adrian Cardenas Rubio, 1987年10月10日 - )は、アメリカ合衆国・フロリダ州(マイアミ・レイクス)出身の元プロ野球選手(二塁手)。右投左打。
経歴
プロ入りとマイナー時代
2006年の2006年のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから1巡目(全体37位)で指名され、入団。この年は、傘下のルーキー級(ガルフ・コーストリーグ・フィリーズ)で41試合に出場した。
2007年は、A級レイクウッド・ブルークロウズでプレーした。また、この年のオールスター・フューチャーズゲームに出場した。
2008年は、途中までA+級(クリアウォーター・スレッシャーズ)でプレーした。7月17日にジョー・ブラントンとのトレードでジョシュ・アウトマン、(マシュー・スペンサー)と共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[1]。移籍後は、傘下のA+級ストックトン・ポーツで15試合に出場した後、AA級ミッドランド・ロックハウンズへ昇格し、26試合に出場した。
2009年は、AA級ミッドランドで79試合に出場した後、AAA級サクラメント・リバーキャッツに昇格し、51試合に出場した。
2010年は、開幕をAAA級サクラメントで迎えたが、成績不振で6月にAA級ミッドランドへ降格した。8月にAAA級サクラメントに昇格した。
2011年は、AAA級サクラメントで127試合に出場し、オフに40人枠に登録された。
2012年1月26日にジョニー・ゴームスをロースターに登録する為、DFAとなった[2]。
カブス時代
2012年2月6日にウェーバーでシカゴ・カブスへ移籍した[3]。開幕を傘下のAAA級アイオワ・カブスで迎え、5月7日に自身初めてメジャーに昇格した。同日のアトランタ・ブレーブス戦に代打で登場してメジャーデビューを果たした。翌8日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で、二塁手としてスタメン出場し、5回にホセ・ベラスからメジャー初安打を記録している。7月は、大半をAAA級アイオワ・カブスでプレーしたが、7月31日にメジャーに再昇格した。8月21日にAAA級アイオワに降格した。9月にセプテンバーコールでメジャーに昇格した。最終的にこの年はメジャーで45試合に出場したが、オフの10月25日に40人枠から外された[4]。
引退とその後
2012年シーズン終了後に、試合が楽しめなくなったという理由で、現役引退を表明した。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2012 | CHC | 45 | 67 | 60 | 5 | 11 | 6 | 0 | 0 | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 13 | 0 | .183 | .269 | .283 | .552 |
MLB:1年 | 45 | 67 | 60 | 5 | 11 | 6 | 0 | 0 | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 13 | 0 | .183 | .269 | .283 | .552 |
背番号
- 45 (2012年)
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)