イザベル・デ・コインブラ (Isabel de Coimbra, 1432年3月1日 - 1455年12月2日)は、ポルトガル王アフォンソ5世の最初の妃。
生涯
コインブラ公ペドロ(ドゥアルテ1世の弟)とウルジェイ(ウルヘル)女伯エリサベ(イザベル)の娘として生まれた。
1448年5月、従兄アフォンソと結婚した。翌1449年、夫によって父ペドロが戦死に追い込まれた。
アフォンソとの間には3子が生まれた。
- ジョアン(1451年 - 1455年)
- ジョアナ(1452年 - 1490年) - 別名聖ジョアナ。1695年、ローマ教皇インノケンティウス12世により列聖。
- ジョアン2世(1455年 - 1495年) - ポルトガル王
第3子ジョアンを出産から8ヶ月後、イザベルは急病となりそのまま没した。毒殺であるといわれている[1]。
脚注
- ^ Commire & Klezmer 200, p. 702.
参考文献
- Commire, Anne; Klezmer, Deborah (2000). Women in World History: A Biographical Encyclopedia. Yorkin Publications. p. 702. ISBN (978-0-7876-4066-8)