この記事は「新馬齢表記」で統一されています。 |
イケノスリリング(欧字名:Ikeno Thrilling、2004年3月22日 - 不明)は、日本の競走馬[1]。2007年の福山アラブダービー、アラブ王冠の勝ち馬である。主戦騎手は岡田祥嗣。
戦績
2歳(2006年)
8月15日、福山競馬場のアラ系2歳(ダート800m)でデビューし、2着。3戦目にして初勝利をあげる。2歳時の勝ち星はこれだけで、後は入着と着外を交互に繰り返す不安定な競馬を続けた。
3歳(2007年)
3歳初戦は1月7日のアラ系3歳。掲示板を外さない走りを見せ、迎えたクイーンカップでは(ミスジョージ)の2着。鞍上は藤本三郎。その後も好走を続け、2連勝で迎えた福山アラブダービーでは3番人気に支持されるも1着。ダービー馬の称号を手にすると同時に、父ミスタージヨージも福山アラブダービーの前身に当たる福山ダービーの勝ち馬だったこともあり、父娘二代制覇を達成。その後、福山チャンピオンシップの7着を挟んで6連勝を記録。A1級の師走特別で連勝記録を止めるも、12月15日のアラブ王冠で重賞2勝目をあげる。ここでも父娘二代制覇を達成する。
4歳(2008年)
しかし4歳に入り低迷期を迎える。1月6日の(福山アラブ大賞典)で10着を記録して以降、連敗に次ぐ連敗。結局4歳初白星は、7月20日に行われたB1級の岡山県馬事畜産振興協議会会長賞まで待たなくてはならなかった。その後も勝ち星をあげるも、前年のような大きな活躍を見せることは出来ず、12月21日の冬至特別での8着をもって2008年は幕を閉じた。
5歳(2009年)
5歳初戦はA1級アラブ新春賞。10番人気のシンガリ負けを記録。前走からまもなくガーネット特別に出走、ここでもシンガリ負けを記録。次走はC1級に降格された特別競走に出走し初白星をあげる。以降B1級、A1級とグレードを上げていくもB1級で頭打ちとなり6月6日の蛍特別(B1級)での1着をもって引退。繁殖牝馬へは上がらずその後の消息はわかっていない。
競走成績
通算成績50戦17勝
血統表
イケノスリリングの(血統) | (血統表の出典) | |||
父 ミスタージヨージ Mr.George 1982 鹿毛 | 父の父 ミルジョージ1975 鹿毛 | Mill Reef | Never Bend | |
Milan Mill | ||||
Miss Charisma | Ragusa | |||
マタテイナ | ||||
父の母 ローレルカツプ1966 鹿毛 | ヘリオス | ブツフラー | ||
ミスハイペリオン | ||||
伊達錦 | イブンヂアド | |||
緑林 | ||||
母 パルセフィニッシュ 1994 鹿毛 | (フィニッシュライン) 1988 黒鹿毛 | スマノダイドウ | ミトタカラ | |
トキノメジロ | ||||
ヒラリーニセイ | タイムライン | |||
ヒラリー | ||||
母の母 サンシヤインエルム1980 鹿毛 | サンシヤインボーイ | テスコボーイ | ||
ソーダストリーム | ||||
バルセローナ | ライジングフレーム | |||
溢判 |
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ