ストーリー
東京で暮らす青年・田村(遠藤要)はボクサーを目指しているのだが、ジムの先輩からいびられ、バイトはクビになるという散々な日々を過ごしていた。そんなある日、彼のジムに漫画家の服部(岩瀬亮)がボクシング漫画を描くための取材に現れる。服部はかつての同級生で元アマチュア世界チャンピオンの三国(波岡一喜)に会い、彼を漫画のモデルにしようと考えていたのだ。そこで、彼は田村と出会い、二人は意気投合する。その後、服部は三国とも再会するのだが、彼がかつて自分の恋人だった麻奈(町田マリー)と同棲中であり、さらに子供まで孕んでいることを知ると激怒。服部は当初の予定を変更して、田村を主人公、三国を悪役として漫画を描き始める。やがて服部は田村が漫画の主人公と同じ行動をしていることに気づく。
キャスト
スタッフ
製作
真利子哲也監督の長編映画デビュー作である。東京藝術大学大学院の卒業制作であり、スタッフも同大学院生である[1]。2008年9月1日より製作が開始され、同年10月頃に脚本が完成、12月8日にクランクイン[2]。制作費は200万円で、撮影期間は2週間である[1]。19世紀末のコミック・ストリップ『イエロー・キッド』を題材としている。
評価
脚注
外部リンク
- カルト・ブランシュ - 真利子哲也監督が石井裕也 (映画監督)と対談。2010年7月16日(金)2:30pm-5:30pm
- イエローキッド - allcinema
- イエローキッド - KINENOTE
- イエローキッド - IMDb(英語)