アール・マイナー(Earl Roy Miner、1926年 - 2004年4月17日)は、アメリカの英文学者、日本文学、比較文学研究者。
経歴
ミネソタ大学卒業、同大学院で日本研究により博士号取得。1953年、ウィリアムズ大学の英文学教員となり、1955年からUCLAに勤務、1972年からプリンストン大学教授。
アメリカのミルトン学会やアメリカ18世紀学会、国際比較文学学会の会長を務め、1993年には人文科学における貢献が称えられ、プリンストン大学からベーアマン賞を授与された。
英国詩を専門とするが、日本の古典詩歌に範囲を広げ、小西甚一、(ロバート・ブラウアー)と共同で和歌の研究を行った。1987年に山片蟠桃賞受賞、1991年にComparative Poeticsで(小泉八雲賞)受賞、1994年には勲三等旭日中綬章受章。
長い病気のあと、2004年4月17日、ニュージャージー州ハイツタウンの自宅にて死去した。
著書
共著
- Japanese Court Poetry, Robert H. Brower. 1961, Stanford University Press
- Paradise Lost, 1668-1968: Three Centuries of Commentary, ed. by: Earl Roy Miner, William Moeck, Steven Jablonski. 2004, Bucknell University Press