アリエル・ドーフマン(Ariel Dorfman)は、アルゼンチン生まれチリ国籍の劇作家。苗字はドルフマンと表記されることもある[1] 。
来歴
1942年5月6日、アルゼンチンにユダヤ人夫婦の息子として生まれる。一家はアメリカ合衆国に移民した後、1954年にチリに定住する。アリエル・ドーフマンはそこで成長し、チリ国立大学で大学教員を務めながら、児童書やコミックの分析をする。1973年のチリ・クーデターがきっかけで、オランダ経由で再びアメリカ合衆国に亡命。90年代に帰国[2]。
戯曲『死と乙女』は、ロマン・ポランスキー監督に『死と処女』という邦題の映画として映画化され、日本でも2019年に宮沢りえ、堤真一、段田安則・主演で舞台化された[3]。