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アラスカ級大型巡洋艦

アラスカ級大型巡洋艦Alaska Class Large Cruiser)は[3]アメリカ海軍大型巡洋艦[注釈 1]主砲口径排水量から、文献によってはしばしば巡洋戦艦に分類される[5]ネームシップの「アラスカ」と2番艦「グアム」が太平洋戦争下に就役した[6]

アラスカ級大型巡洋艦
艦級概観
艦種 大型巡洋艦
艦名 1番艦アラスカ
2番艦グアム
前級
次級
計画 6隻
就役 2隻
中止 4隻
性能諸元[1]
排水量 基準:29,779l.t (30,257t)
満載:34,253l.t (34,803t)
全長 808ft 6in (246.4m)
全幅 91ft 1in (27.8m)
吃水 31ft 10in (9.7m)
機関 GE式ギヤード蒸気タービン4基/4軸
出力:150,000shp
速力 33kn
航続距離 12,000海里 / 15kn巡航
燃料 3,619l.t (3,677t)
搭載兵装 12"/50 Mk.8 3連装砲 3基9門
5"/38 Mk.12 連装両用砲 6基12門
40mm/60 4連装機関砲 14基56門
20mm/70 単装機関砲 34基34門
装甲 舷側 (上部):9in (228.6mm)
舷側 (下部):5in (127mm)
甲板:4in (101.6mm)
船内隔壁:10.6in (269.2mm)
砲塔前面:12.8in (325.1mm)
砲塔後面:5.25in (133.4m)
砲塔上面:5in (127mm)
砲塔側面:5.25-6in (133.4-152.4mm)
バーベット:11-13in (279.4-330.2mm)
司令塔 (側面):10.6in (269.2mm)
司令塔 (側面):5in (127mm)
乗員 1,517-2,251名
艦載機 4機[2]

概要

1930年代中盤までに、ドイツ海軍ヴェルサイユ条約の枠内で「ドイッチュラント級装甲艦」を完成させた[7]。この新型装甲艦は、ポケット戦艦というニックネームで有名となる[8]。「砲力は重巡を上回り、速力は戦艦を上回る」と宣伝され、フランスイタリア王国を刺激してヨーロッパ建艦競争が再燃した[9][注釈 2]。 アメリカ海軍も、通商破壊をおこなうポケット戦艦はシーレーン防衛に脅威となると捉えていた[注釈 3]。 加えて1930年代後期のアメリカやイギリスは、日本海軍が基準排水量15,000t、12インチ砲6門を搭載して30ノット以上を発揮する豆戦艦(ポケット戦艦)[12]秩父型大型巡洋艦」(もしくは「かでくるKade Kuru」)[13]なる艦を秘かに建造しているという誤情報を掴んだ。ジェーン海軍年鑑によれば、日本海軍の15,000トン級ポケット戦艦は「翔鶴」「樫野」「八丈」と命名されていた[注釈 4]

特に日本の大型巡洋艦が実際に建造された場合、アメリカ海軍にとっても重大な脅威になると考えられていた[注釈 5]。 1938年、アメリカ海軍はアイオワ級戦艦モンタナ級戦艦の建造と並行して[注釈 6]、ドイツの装甲艦や日本の大型巡洋艦を火力・防御・速度で上回り、通商保護が行える長大な航続力を持った艦を検討し始めた[注釈 7]。これがアラスカ級大型巡洋艦である[17]

当初は排水量27,000~30,000トン、12インチ砲6~8門、速力35ノットを持つ艦として案が考えられたが、火力・防御不足や費用対効果の問題等で紆余曲折にあい、設計案は紛糾した。また1936年3月25日にアメリカ合衆国、イギリス連邦フランスなどは(第二次ロンドン海軍条約) (Second London Naval Treaty) に調印しており[18]、重巡洋艦に関していえば、基準排水量1万トンで備砲は8インチ砲以下とされた。1938年の時点で、12インチ砲を搭載して2万トン級の超弩級巡洋艦(アラスカ級)は条約違反艦艇にならざるを得なかった[注釈 7]。しかし1939年9月の第二次世界大戦勃発で、第二次ロンドン海軍条約は事実上失効した。計画は二転三転し、アメリカ合衆国議会に14インチ砲搭載予定と報告したこともある[注釈 8]。1941年7月になって正式案が確定し、最終的に排水量27,500トン、12インチ砲9門、33ノットの速力を持ち、限定的な12インチ弾の防御とした艦としてまとめられた[17]

アラスカ級は両洋艦隊法にて6隻が計画され建造が承認されたが、1942年7月に未起工4隻が建造延期となり、最終的に1944年に「アラスカ」「グアム」が竣工した。鋼材不足のため、合衆国政府が「一般市民が空き缶を回収すれば、大型巡洋艦2隻分になる」と宣伝したこともある[注釈 9]。 このように本級は2隻が竣工して1隻(ハワイ)が建造を続けたものの、機関出力不足や旋回性能不足、艦橋部の配置不具合、戦闘指揮所(CIC)の容量不足等の問題が多発し、更に砲の追従性能も悪かったことから艦隊側の評価は芳しくなかった[21]。防御力も日本海軍重巡洋艦に対しては過剰であり、金剛型戦艦を含む日本戦艦に対しては不充分であった[22]。また仮想敵としていた日本海軍の新型巡洋戦艦(超甲巡[23]が建造中止になったことも、アラスカ級の存在意義を揺るがした[22]第二次世界大戦後にはミサイル艦へ改装する案も出されたが見送られ、退役した[24]

艦形

 
USS Alaska CB-1

デザイン元は同時期に建造された「ノースカロライナ級」であると言われる。船体は平甲板型船体で、艦首から伸び上がったシア(艦首の反り返り)が際立つ艦首甲板上に、新設計の「1939年式 Mark8型 30.5cm(50口径)砲」を三連装砲塔に収めて1・2番主砲塔を背負い式に2基搭載した。

 
「アラスカ」の艦橋の写真。本級の艦橋は必要に対してスペース不足だった。また、船体中央部の高所にカタパルトを配置したために両用砲の射撃範囲を規制してしまった。

その背後から甲板一段分上がって2番主砲塔の後部に「1934年型 12.7cm(38口径)両用砲」を防盾の付いた連装砲架で1基、更に一段甲板が上がって司令塔を組み込んだ箱型の操舵艦橋が立ち、その側面には2番・3番両用砲を1基ずつ配置。二段式の見張り台を備える戦闘艦橋の頂部には 7.2m測距儀を配置した。船体中央部には直立した1本煙突が立ち、従来の戦艦・条約型巡洋艦にはあった後部マストが省略されたため、アンテナ線の展開のために煙突後部にT字型のアンテナが付くものの、フランス海軍リシュリュー級戦艦に採用されたようなMACK型煙突後檣の役割は持たなかった。

舷側甲板上は艦載機を運用するスペースが設けられ、舷側中央部に短いカタパルトが片舷に1基ずつ計2基装備された。艦載機は煙突下部の格納庫からクレーンによりカタパルトに載せられた。カタパルトの後方に4~6番両用砲を逆三角形型に3基配置したところで上部構造物は終了し、その背後の後部甲板上に3番主砲塔が後向きに1基配置された。

船体

 
本級の細長さが良くわかる写真。

本級の船体設計は当初は戦艦と同レベルに検討されていたが、対12インチ防御を持つ戦艦設計で設計した場合は排水量・建造費が同世代の新戦艦と変わらなくなってしまい、建造費用を抑えるために途中で巡洋艦式の設計に改められた。このため、船体は建造しやすい平甲板型船体となっており、艦首は凌波性を高くするために高くされて側面にフレア(波を下方に落とすための窪み)を持つクリッパー型艦首となっている。また、本級の船体サイズは縦横比率が8:1と、異常に細長い。

運動性能はアメリカ海軍艦艇の中でレキシントン級航空母艦と並び最も悪く[21]、直進安定性が良すぎて舵の効きがタンカー並に悪く、艦隊行動を乱すほどであった。これは元々の設計が巡洋艦式で高速を出し易い船体形状であるためと、舵の配置方式は新戦艦に採用されたツイン・スケグ(スクリュー軸に板状の構造物を付け、スクリューの背後に舵を配置する形式)ではなく、巡洋艦と同じく艦尾に一枚を付ける形式を採用しているためでもあった。

武装

主砲

 
艦首から撮られた「グアム」。

本級は14インチ砲(35.6センチ砲)搭載を検討したこともあったが[注釈 8]、最終的に12インチ砲(30.5センチ)搭載型に決定した。主砲にはワイオミング級戦艦の「1912年式 Mark7型 30.5cm(50口径)砲」を改良した「1939年式 Mark8型 30.5cm(50口径)砲」を採用した。本級の主砲は12インチ砲ながら14インチ砲弾並の重量級の砲弾(SHS:517kg)が発射可能で、最大仰角45度で射程35,271mまで届かせる能力を持っていた。破壊力は射距離22,800m以内で舷側装甲267mmを貫通し、射距離32,000m以上では甲板への貫通値は182mmで、なかなかの高性能砲といえる。これを新設計の3連装砲塔に収めた。発射速度は毎分2.4発~3発である。俯仰は仰角45度/俯角3度が可能であり、動力は電動、補助に人力を必要とした。旋回角度は首尾線を0度として左右150度であった。

副砲、その他の備砲

副砲の代わりにノースカロライナ級にも装備された「1934年型12.7cm(38口径)両用砲」を採用し、これを連装砲架で6基装備した。配置方式は戦艦のように片舷に半分ずつ搭載する方式でなく、ボルチモア級重巡洋艦のように亀甲型に配置した。この配置は少ない搭載数でも前後方向に6門、左右方向に8門が指向できる効率の良い搭載方式である。

その他に両用砲の補助として40mm(56口径)ボフォース機関砲を4連装で14基56門、「エリコン20mm(70口径)機関銃」を34門装備した。

防御

本級の船体防御は、戦艦の装甲配置における主甲板防御から弾片防御を取り払った様な形式を採用しており、ここでも巡洋艦式設計の影響がある。舷側装甲は229mmの装甲を10度の傾斜を付けて装備する傾斜装甲形式で、新戦艦と同様である。これを1番主砲塔側面から3番主砲塔側面にかけ、広範囲に防御しており、水面から下部は127mmまでにテーパーしている。また、水平防御は主甲板にSTS装甲36mm、装甲甲板に96~101mm(71~76mm+STS25mm)の装甲が貼られ、その下に16mmSTS装甲が貼られた。そのため、合計して水平防御は149mm~153mmだった。対応防御は本艦のMk.8 12インチ50口径砲(AP Mark 18、砲口初速762m/s、重量517kg)では23,500~25,000yd(21.5~22.8km)である。[25] 対重巡洋艦戦闘ならば本級の防御は重防御だが、仮想敵である日本海軍の超甲巡の12インチ砲、ドイツ海軍のシャルンホルスト級戦艦の11インチ砲に対しては本級の防御は限定的であり、日本海軍の金剛型戦艦の持つ14インチ砲に対し本級の防御能力は明らかに低い。また、対水雷防御が適用されている範囲は主舷側装甲の張られている範囲と同一で、そこから先は船体下部の二重底が舷側まで伸びて一層式の水密区画となっている他は区画細分化で妥協している。防御性能は不明であるが、エセックス級航空母艦の対TNT227kg防御より低く、対TNT170kg程度だったという資料もある[26]

機関

本級の機関はコストダウンのため、エセックス級航空母艦と同一で、バブコック&ウィルコックス式重油専焼缶8基とジェネラルエレクトリック製2段減速式ギヤード・タービン4基4軸推進を採用し、最大出力150,000hpで最大速力33ノットを発揮できるとされていたが、公試ではカタログデーターを下回った。機関配置は新戦艦と同様に「シフト配置」を採用しているが、ここでも機関配置は巡洋艦式で、ボイラー4基とタービン2基を1組として前後2組を配置していた[26]

同型艦

以下は計画艦

登場作品

小説

『蒼洋の城塞』
横山信義架空戦記。最終巻で、「アラスカ」「グアム」が日本戦艦部隊と交戦し、撃沈される。

ゲーム

Battlestations: Pacific
ゲーム内のダウンロードコンテンツにアメリカ軍兵器として使用可能。
World of Warships
アメリカのTier9プレミアム巡洋艦として一番艦「アラスカ」が登場。

War Thunder』 アメリカ Rank5 巡洋戦艦として アラスカが登場BR7.0で使用可能。

出典

注釈

  1. ^ 巨大巡洋艦六隻も建造中[4](華府十六日同盟)米海軍省は十六日巡洋艦建造状況を發表し、その中で大型巡洋艦六隻を建造中であると述べてゐるが、右は二万七千噸の特別大型巡洋艦である旨海軍當局から公表された。之等の性能その他の詳細事項は發表されてゐないが、恐らく商船を戒嚴する海上奇襲艦に對抗し、又主力艦隊或ひは海軍基地から遠く離れて、長距離哨戒作業に従事するものと解される。海軍當局者の語るところによると、超巡洋艦六隻の艦名はアラスカ、ハワイ、グアム、フィリッピン、サモナ、ポートラコで従来巡洋艦には都市名が附せられてゐが慣例を破るものであるが建造作業の進捗状況は明らかでない。(記事おわり)
  2. ^ フランス海軍が建造したのがダンケルク級戦艦イタリア海軍が建造したのがリットリオ級戦艦である[10]
  3. ^ 獨袖珍戰艦に對抗 米國新巡洋艦建造[11]【ワシントン十五日同盟】エヂソン海軍長官代理は十五日新聞記者團との會見に於てドイツのポケット戰艦が大西洋を横行したる事實に鑑み新造すべき二巡洋艦の設計を變更するを必要とする旨左の如く言明した。 米國は近くドイツ袖珍戰艦より優秀なる巡洋艦二隻建造する意向で、目下之の設計を進めたるが、噸數は八千噸となるべく、且之は現在如何なる國に依つて建造されたものより優秀且つ強力なるものと信ずる(記事おわり)
  4. ^ 日本の四万噸大戰艦「日進」「高松」と命名 ジエーン海軍年鑑で發表す[14] 世界各國艦艇の調査収録にかけては斷然他の追従を許さゞるジエーンの海軍年鑑一九四一年度版が發行された(中略)即ち、日本に於ては四万噸級主力艦二隻が進水(この外二隻建造中)更に一万二千噸乃至一万五千噸級袖珍戰艦二隻も進水(この外一隻は建造中)したが、四万噸主力艦は夫々「日進」「高松」と命名され袖珍戰艦は「翔つる」「樫」「八丈」と名付けられた。一方獨逸に於ては三万五千噸級主力艦ビスマルク號が既に就役の工程にある筈で姉妹艦ライプチッヒ號の完成は明年と豫定されてゐる。(中略) 註 ― 昭和十四年六月以來進水する日本の「軍艦」として艦種を發豹せざるものゝ中には翔つる香取(とり)鹿(か)島隅田(すみだ)つる日進占守(しむしゅ)、橋立(はしだて)、樫野(かしの)、八丈、浦(うら)風嵐(あらし)國(くに)後津輕(がる)等々あり(記事おわり)
  5. ^ 超高速巡洋艦に對抗 ポケツト戰艦を造れ 疑心暗鬼の米通信社[15]【華府十三日同盟】AP通信社が報道した日本の大艦建造は時節柄相當注目を惹いてるが米國海軍當局は十三日、日本が一万八千噸以上の巡洋艦建造を開始してゐるおの情報は接受してゐない旨言明した/一方AP通信社は十三日海軍部内の意向として次の如く報道してゐる
     日本が大主力艦と共に高速度の超弩級巡洋艦を建造中ではないかとの懸念を抱いてゐることは事實である、然しこれによつてAP通信社は更に非公式の信ずべき筋の観測として日本の建艦説は事實だと思ふが、その事實だとの確報があれば米國海軍としても建艦計畫を變更せねばなるまい、八吋以上の大砲を搭載する一万八千トン以上の高速度巡洋艦は確かに米國にとつては脅威だ、これに對抗するには新型の袖珍戰闘艦を以てするのも一法である、尤も米國海軍首腦部は超弩級巡洋艦も袖珍戰闘艦にも余り氣乗りしないことは事實だ(記事おわり)
  6. ^ 建艦競爭 火の手擴大 大艦建造の本家本元 米國で五萬噸級を計畫 ヤンキーは世界一がお好き[15](ワシントン十三日同盟)米國政府は過般末英米佛三國間に決定を見たエスカレーター條項援用の方針に基き四萬五千噸級大主力艦三隻の建造を計畫中と傳へられたが、上院海軍委員ホーマーボン氏は十三日更に五萬噸級大主力艦二隻の建造計畫を仄めかして左の如く言明した リー提督は五萬噸級主力艦二隻の建造計畫を進めてゐると聞き及んでゐる、同計畫は豫て計畫中の四萬五千噸級主力艦を建造する案を變更して新に立案されるに至つたものと思ふ(記事おわり)
  7. ^ a b 大艦巨砲主義の米國 巡洋艦の制限撤廢を要求か 三國海軍専門家會議ひと揉め豫想[16](東京十五日日本社特電)英米佛三國海軍専門家會議は既に三ヶ月の協議期間に入り去る十二日より會議續行中で各國の超過噸數其他に就て具体的協議を重ねてゐるが、右制限協定の對照となつてゐる主點は主力艦のみであるが、更に米國方面では巡洋艦の制限に關しても何等かの考慮を拂つてゐるものゝごとく、三國専門家會議は新たなる議題として巡洋艦問題を持出すのではないかと見られてゐる、即ち米國政府の意圖する處はこの問題に就ての責任を帝國政府に轉嫁せんとし、過般UP電として帝國政府が超弩級巡洋艦の建造を進めてゐる旨を宣傳してゐるがこれは明らかに米國政府の大建艦に對する逆宣傳であつて、主力艦に於て四万五千噸以上のものを建造せんとし今又一万六千噸乃至一万八千噸型十二吋砲搭載の主力艦と巡洋艦の中間の超弩級巡洋艦を建造せんとする意圖が匿されてゐるものと見られる、而して一九三六年のロンドン條約に依つて三万五千噸以下の主力艦は建造し得ず、且巡洋艦の制限噸數は八千噸級から一万噸級で搭載備砲は八吋を超ゆることが出來ないのであるから、斯る米國の主張を容認する場合は必然的に右條約中の巡洋艦制限規定を廢棄しなければならなくなるのであつて、最近に於ける米國政府の軍擴熱は勢ひの赴く處主力艦の制限噸數を引上げると同時に巡洋艦の噸數制限を撤廢するのではないかと觀測されてゐる(記事おわり)
  8. ^ a b 海軍擴張に狂ふ米國 超大型巡洋艦、大航空母艦など 建造の計畫正式發[19](ワシントン十二日同盟)スターク作戰部長は十二日下院海軍委員會において、米國海軍は一万トン級巡洋艦よりも遙かに大なる新型超巡洋艦並に二万三千乃至二万五千トン航空母艦を建造する計畫であり、右巡洋艦には十四インチ砲を積載する旨發表した(以下略)
  9. ^ ◎空罐ノ囘収運動(サクラメント、十月五日二十二時十五時)[20] ・・廣告 此レハ銃後國民ノ重大任務ノ一ツデス、空罐ヲ囘収シテ下サイ、一ツ囘収シタカラ義務ヲ果シテト考ヘテハ駄目デス是非全部ヲ囘収シテ下サイ、年末迄ニハ大型巡洋艦二隻ヲ建造スルニ足ル空罐ガ溜ルデシヨウ(終わり)

脚注

  1. ^ Large Cruiser Alaska (CB-1)
    ALASKA battlecruisers (1944) navypedia.org
    USS ALASKA (CB 1)
    US HEAVY CRUISERS 1943–75 Wartime and Post-war Classes
  2. ^ 1945年9月7日時点ではSC-1 Seahawkを4機。
  3. ^ イカロス、世界の巡洋艦 2018, p. 125aアラスカ級大型巡洋艦「アラスカ」(1944年)
  4. ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1941.09.20 新世界朝日新聞/nws_19410920(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022494000  p.2
  5. ^ ジョーダン、戦艦 1988, pp. 148–151アメリカ/アラスカ級
  6. ^ イカロス、世界の巡洋艦 2018, p. 126a■日米の大型巡洋艦
  7. ^ イカロス、世界の巡洋艦 2018, pp. 124–125■ドイツの大型巡洋艦
  8. ^ ジョーダン、戦艦 1988, pp. 30–35ドイツ/ドイッチュラント級
  9. ^ Hoji Shinbun Digital Collection、Nippaku Shinbun, 1938.04.02、p.6、2023年5月5日閲覧 大艦建造競争 イギリスもアメリカもフランスも ドイツはポケット軍艦で對抗 
  10. ^ ジョーダン、戦艦 1988, p. 8.
  11. ^ Nippu Jiji, 1939.11.16、p.9 2023年5月5日閲覧
  12. ^ 「日本豆戦闘巡洋艦建造説 英紙報道/各種情報資料・内閣情報部情報綴(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03024303900 
  13. ^ ブラッセー海軍年鑑 1940, p. 24(原本32頁)戰艦
  14. ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1941.03.22 新世界朝日新聞/nws_19410322(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022458200  p.2
  15. ^ a b Hoji Shinbun Digital Collection、Nippaku Shinbun, 1938.04.15、2023年5月5日閲覧
  16. ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1938.04.17 新世界朝日新聞/nws_19380417(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022248800  p.1
  17. ^ a b #歴群米戦9章 p.164
  18. ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1936.03.27 新世界朝日新聞/nws_19360327(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022100800  p.1〔 四ヶ國海軍條約調印 我と何等の關係なし 〕
  19. ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1940.01.14 新世界朝日新聞/nws_19400114(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022373200  p.2
  20. ^ 「米国内○其ノ他 空缶ノ回収運動、各種情報資料・米国内放送傍受情報(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03025256100  p.1
  21. ^ a b #歴群米戦9章 p.166
  22. ^ a b c ジョーダン、戦艦 1988, p. 150.
  23. ^ イカロス、世界の巡洋艦 2018, p. 125bB65型超甲型巡洋艦(超甲巡)
  24. ^ #歴群米戦10章 p.168
  25. ^ Battleships: United States Battleships, 1935–1992、p. 198
  26. ^ a b #歴群米戦9章 p.165
  27. ^ ジョーダン、戦艦 1988, p. 151.

参考図書

  • ジョン・ジョーダン『戦艦 AN ILLUSTRATED GUIDE TO BATTLESHIPS AND BATTLECRUISERS』石橋孝夫(訳)、株式会社ホビージャパン〈イラストレイテッド・ガイド6〉、1988年11月。ISBN (4-938461-35-8)。 
  • 世界の艦船増刊第28集 アメリカ戦艦史』海人社
  • 本吉隆(著)、田村紀雄、吉原幹也(図版)「コラム5 大型巡洋艦」『第二次世界大戦 世界の巡洋艦 完全ガイド』イカロス出版株式会社、2018年12月、124-126頁。ISBN (978-4-8022-0627-3)。 
  • 歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』学研[]、2007年5月。ISBN (978-4-05-604692-2)。 
    • 大塚好古『【第9章】大型巡洋艦「アラスカ」級』。 
    • 大塚好古『【第10章】第二次大戦後のアメリカ戦艦改装史』。 
    • 大塚好古『特別企画① 第二次大戦における米戦艦の砲煩兵装』。 
    • 『WWII米戦艦・大型巡洋艦主要目一覧』調製:大塚好古。 
  • Garzke, William H.; Robert O. Dulin, Jr. (1995). Battleships: United States Battleships 1935–1992 (Rev. and updated ed.). Annapolis: Naval Institute Press. ISBN (978-0-87021-099-0). OCLC 29387525 

関連項目

外部リンク

  • The Genesis of the Alaska Class Large Cruisers: Part One
  • Photographs of the Alaska class
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