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アサティス(Assatis、1985年 - 2007年)とは、アメリカ産まれでイギリスで調教を受けた競走馬、種牡馬である。祖母はアメリカで14勝を挙げたナンバードアカウント、伯父はアメリカの歴史的名牝パーソナルエンスンの父となったプライベートアカウントであり、従兄弟にアメリカでG1競走2勝のリズム、他にも近親には名種牡馬ウッドマンがいる名牝系(ファミリーライン)の子孫である。4か国で息長く活躍し、引退後は日本で種牡馬として供用された。
戦績
1987年10月のイギリス・ニューマーケット競馬場の未勝利戦でデビューし4着。3戦目で初勝利を挙げると次走G3カンバーランドロッジステークスで重賞初制覇。その後もイタリアのG1ジョッキークラブ大賞優勝、イギリスのG2ハードウィックステークス連覇、では柴田政人騎手が騎乗し3着など芝コースの中距離戦線で活躍した。その後日本にも1989年の第9回ジャパンカップに招待されたが、ホーリックスとオグリキャップによる世界レコード決着の前に12着に敗れている。1990年の凱旋門賞12着を最後に現役を引退。その後は日本に輸入され、2007年5月13日に亡くなるまで同国で種牡馬として活躍した。
種牡馬
自身は芝コースでしか走っていないが、産駒はダートコースに良績が偏っている。総じて晩成気味で、ダートの中距離辺りで活躍する馬が多い。代表産駒はフェブラリーステークス、ジャパンカップダートを勝ったウイングアロー。2006年にアサティス産駒で種牡馬登録されているのは、ウイングアローとスマートボーイの2頭。
主な産駒
太字はGI級競走
- 1992年産
- メイショウテゾロ(シンザン記念、マイルチャンピオンシップ2着)
- インタータイムリー(大阿蘇大賞典、上山城大賞典、花笠まつり賞)
- リキアイフルパワー(高崎大賞典2回、織姫賞、尊氏賞、足利記念)
- 1993年産
- 1995年産
- ウイングアロー(フェブラリーステークス、ジャパンカップダート、スーパーダートダービー、ブリーダーズゴールドカップ2勝、グランシャリオカップなど)
- スマートボーイ(アンタレスステークス2勝、平安ステークス2勝、マーチステークス)
- スナークレイアース(白山大賞典、マーキュリーカップ)
- 1996年産
- テイエムチョウテン(中京3歳ステークス)
- 1998年産
- ビーファイター(ブリーダーズゴールドカップ(G2)2着、道営記念(H1)2着、同3着、ベンジャミンS(OP)3着。現役最高齢優勝記録歴代2位(15歳)。)
- 1999年産
- 2000年産
- アクティブワンダー(楠賞)
- 2001年産
- 2002年産
- 2004年産
- エンタノメガミ(園田クイーンセレクション、のじぎく賞、秋桜賞、兵庫クイーンカップ)
- アサティスボーイ(新潟ジャンプステークス)
- 2007年産
- ネオアサティス(九州ジュニアチャンピオン)
母の父としての主な産駒
血統表
アサティスの(血統)(ノーザンダンサー系/Nearco 4×5=9.38%、Nasrullah 4×5=9.38%、Hyperion 5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Topsider 1974 鹿毛 | 父の父 Northern Dancer1961 鹿毛 | Nearctic | Nearco | |
Lady Angela | ||||
Natalma | Native Dancer | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Drumtop1966 鹿毛 | Round Table | Princequillo | ||
Knight's Daughter | ||||
Zonah | Nasrullah | |||
Gambetta | ||||
母 Secret Asset 1977 鹿毛 | Graustark 1963 栗毛 | Ribot | Tenerani | |
Romanella | ||||
Flower Bowl | Alibhai | |||
Flower Bed | ||||
母の母 Numbered Account1969 鹿毛 | Buckpasser | Tom Fool | ||
Busanda | ||||
Intriguing | Swaps | |||
Glamour F-No.1-s |
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
- アサティス(USA) - 競走馬のふるさと案内所