アエロスール航空(西: Compañía Boliviana de Transporte Aéreo Privado Aerosur, S.A.)は、ボリビアのサンタ・クルスに本社を置くかつて国内最大であった航空会社。国内線の他、南北アメリカ・ヨーロッパへの国際線を運航していた。 2012年5月17日に運航停止した。
概要
1992年に会社設立し、同年の8月にサンタ・クルスとポトシの間で初運航を行った。それまで、ボリビア国内の航空事業は、国営のLAB航空に独占されていたが、規制緩和により航空事業に参入した。
LAB航空の倒産・消滅によって市場を独占するが、2009年に発足した国営のボリビアーナ航空が参入したため、厳しい競争を強いられる。 その後2年間にわたり安定した運行を続けていたが、税金未納を理由に2012年3月14日に国税当局が国内売上の100%を差し押さえる。業績は徐々に悪化し、同年5月17日の臨時便運行を以って運航停止状態となった。
かつての就航都市
- ボリビア国内
- 南アメリカ
- 北アメリカ・カリブ海
- ヨーロッパ
機材
- 2012年7月現在
- (ボーイング737-300):2機
- ボーイング747-400:1機
外部リンク
- (スペイン語)
- アエロスール航空[] (英語)