まつだい駅(まつだいえき)は、新潟県十日町市松代にある、北越急行ほくほく線の駅である。駅舎は道の駅まつだいふるさと会館を併設している。
歴史
駅名の由来
開業当時の町名(松代町)にちなむが、駅名が平仮名である理由は、利用者や地域住民に親しみやすくすることと、「松代」と漢字表記にすると、開業当時に存在していた長野電鉄屋代線の松代駅(まつしろえき)と重複することが挙げられる。
年表
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、ホームにはそれぞれ北口と南口が設けられており、両ホームは地下通路で連絡している。一線スルー方式となっており、当駅では列車交換時以外は上り下りとも駅舎(北側)に面する1番線からの発着が基本となっている。ホーム長は1・2番線とも、2両編成まで対応している。
地方自治体に駅業務を委託した、(簡易委託駅)である。北口側駅舎に併設された道の駅まつだいふるさと会館内では、北越急行十日町駅発行のJR線乗車券や新幹線特急券を購入できる(ただし、区間は限られる)。また、通常はシャッターが降りている窓口があり、帰省ラッシュなどの繁忙期には、十日町駅からの出張社員によって臨時改札業務が行われることもある。
なお、列車通過時にはJR西日本の米子支社が使用しているものと同じメロディーが流れる。
のりば
ホーム(2017年8月)
まつだい駅北口・ふるさと会館側入口。直接待合室に通じる通路もある(2014年9月)
ほくほく線の線路敷設に使用されたモーターカー。後方の白い建物は「農舞台」(現在[いつ?]は撤去)
利用状況
駅周辺
十日町市松代地区(旧・松代町)の中心部に位置し、北側には「ほくほく通り商店街」と呼ばれる小規模な商店街がある。その周辺には市役所支所や郵便局といった公共施設が集中している。
駅南側の一帯は大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ「松代エリア」の拠点、「まつだい「農舞台」フィールドミュージアムとなっており、屋内外で数多くのアート作品を鑑賞できる。時期によっては、レンタサイクル等の二次交通が実施されることもある。このほか、当駅は越後松代棚田群・松之山温泉・美人林など観光資源が豊富な「松之山郷」と呼ばれる地域の玄関口となっている。
- まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
- 新潟県立松代高等学校
- 十日町市立松代中学校
- 十日町市立松代小学校
- 松代総合体育館
- 松代郵便局
- 国道253号
- 東日本電信電話松代電話交換所
- 新潟県立松代病院
- 十日町市松代ファミリースキー場
バス路線
2021年4月時点での情報を示す[7]。
隣の駅
脚注
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、458頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 十日町駅監修 (2014年12月19日). “”. 北越急行. 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月12日閲覧。
- ^ (PDF)(プレスリリース)北越急行、2016年4月15日。 オリジナルの2016年5月6日時点におけるアーカイブ 。2016年5月10日閲覧。
- ^ 板鼻幸雄 (2016年4月25日). “北越急行:「特急はくたか」まつだい駅前に記念碑建立”. 毎日新聞(新潟地方版) (毎日新聞社). オリジナルの2016年5月6日時点におけるアーカイブ。 2016年5月10日閲覧。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、統計情報リサーチ 、2020年8月28日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月12日閲覧
- ^ “十日町市公共交通マップ”. 十日町市. 2021年4月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- まつだい駅 - 北越急行
- 十日町市観光協会
- 松代町商工会
- - WayBack Machineによるアーカイブ
- - WayBack Machineによるアーカイブ