概要
あらすじ
女子生徒の間で幽霊が出たという噂が流れる。しかし主人公の麻里は、それよりも将来結婚することを妄想するほどの相手・小早川先生と話したことに浮かれていた。そんな麻里の目の前に、植木鉢が落下する。直前に沖隅 高志が声をかけたことにより、直撃を免れたのだった。麻里は高志を命の恩人と感謝したが、話しているところを小早川先生に誤解され、生涯の宿敵と認識を改める。夏休みになり、小早川先生が気分転換のために行ったヨーロッパツアーで行方不明になり、麻里は本気で心配する。
登場人物
- 阿部 麻里(あべ まり)
- 主人公。小早川先生に好意がある。珍しい血液型で、そのことを気にしている。クラスは3年D組。
- 小早川 柾(こばやかわ まさき)
- 3年D組の担任。担当教科は美術で、名の知れた画家でもある。夏でも厚着をしている。
- 沖隅 高志(おきすみ たかし)
- クラスはG組。麻里から生涯の宿敵だと思われている。
- 速水 逸美(はやみ いつみ)
- 麻里の友達。小早川先生の親戚。
同時収録作品
- おとぎばなしの5月
- 『なかよし』1989年5月号掲載。
- シネマ・ロマンス
書誌情報
- 高瀬綾『ぶらっでぃ・まりー』講談社〈講談社コミックスなかよし〉、1990年2月6日発行[1]、全1巻、ISBN (4-06-178653-9)
- 読切「おとぎばなしの5月」「シネマ・ロマンス」併録。
脚注
注釈
出典
- ^ “ぶらっでぃ・まりー”. 講談社コミックプラス. 2021年1月3日閲覧。