「ふたりは若かった」(ふたりはわかかった)は、尾崎紀世彦の楽曲。1972年3月25日、6枚目のシングルとして日本フォノグラムより発売。規格品番はFS-1701。
解説
1972年、第1回東京音楽祭参加曲。国内大会を経て世界大会で第3位に入賞した[1]。
演奏は宮間利之とニューハード・オーケストラ、ドラムはつのだ☆ひろが担当。つのだはまだドラマーとしての比重が大きかった時期で、尾崎に頼まれレコーディングに参加した。演奏について特に要望はなかったと言う[2][3]。
全体に抑え気味の歌唱については「彼は鳴らし自慢の人の歌じゃないんです。声を『ウワーッ』て鳴らすのが自慢な歌手は大勢いるがそうではない。でかい声を出すんじゃなくて、自分がそこに『ガーン』と行きたいと思ったらそういうふうに鳴っちゃうんです。さらっと歌ったって、ピッチも音程がずれるということが無い。高いとこへ行っても、必ずそこのピンポイントで『スパーン』とその音が出る。それはもちろんレコーディングでもライブでも、すばらしい歌い手」と、つのだは語っている[3]。
収録曲
収録アルバム
- 初出アルバム
- 『(尾崎紀世彦ゴールデン・アルバム)』 (#04) 1972年
- ベスト・アルバム
- 『BEST APPLAUSE KIYOHIKO OZAKI 』 (#01) 1973年
- 『GOLDEN☆BEST 尾崎紀世彦』 (#05) 2003年
- 『(ザ・プレミアム・ベスト尾崎紀世彦)』 (#05) 2009年
- 他多数
リリース日一覧
カバー
- 坂本スミ子(1972年、アルバム『夜が明けて ファースト・ゴールデン・アルバム』収録)※競作、編曲:青木望
- 仲雅美(1972年、アルバム『君を愛す』収録)
- 寺内タケシとブルージーンズ(1972年、アルバム『歌のないエレキ歌謡VOL.4』収録[5])
- 森山加代子(1973年、アルバム『森山加代子 ヒット・ソングをうたう』収録)
- 平田隆夫とセルスターズ(1974年、アルバム『生きながらブルースに葬られ リズム・ブルース・ニッポン』収録)
関連項目
脚注
外部リンク
- 尾崎紀世彦 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- ふたりは若かった 尾崎紀世彦 歌詞 - 歌ネット