はぐれ刑事純情派の登場人物(はぐれけいじ じゅんじょうはのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日の刑事ドラマ『はぐれ刑事純情派』の登場人物について解説する。
警視庁山手中央警察署
刑事課
- 安浦吉之助
- 演 - 藤田まこと
- 階級は巡査部長(特任)。
- 山手中央警察署の名物刑事。試験に拠らず事件解決の功で昇進している万年ヒラである(部長刑事だが主任ポストではない)。
- 設定は1933年(昭和8年)4月13日生まれ(第17シリーズより、5月23日生まれという説もある)。東京出身で父親は大工、東京大空襲のころには11歳で、自宅をその空襲(東京には1944年から1945年にかけて数度の空襲があったが、設定上のものがどれであったかは不明)で焼かれたが、その直前に千葉に疎開したと自ら語ったことがある(第2シリーズ第21話より。それによれば1940年より以前の生まれということになる)。母親は熊本出身で五木の子守唄を幼い日の安浦によく歌って聞かせていた(第6シリーズ第13話)。阪神タイガースのファン(第4シリーズ第5話)。
- 好物は茶漬け、寿司(第1シリーズ第6話)。茶漬けに関しては特に家庭内シーンで事あるごとに要求していたり食べている姿が出て来る。たまにバーさくらでも茶漬けを食べているシーンが出て来る。
- 横溝署長、川辺課長、三波鑑識課員からは「やっさん」と呼ばれている。競馬と酒と美人が好きな典型的な中年男性。ワイシャツに地味めのスーツ(灰色である場合が多い)、なおかつノーネクタイというのが通常のスタイル(冠婚葬祭がらみでネクタイをする場合もあり、第2シリーズ中盤でもネクタイを着用)。いつも競馬新聞片手に出勤、彼のデスクはその競馬新聞やパチンコの玉などで埋め尽くされている。容疑者に気を使うあまり見逃そうとしたり重大なことを報告しないなどの癖もあり、それらが事件の捜査の進展を遅らせる原因として問題視される。また、普段は温厚な人柄だが怒らせると相当怖い性格であり(過去に本気で安浦を怒らせた経験のあるやくざ者がもう二度と御免だ、と恐怖するほどである)、初期のシリーズでは取調室で容疑者に暴行して相手を自白に追い込むなど、拷問まがいの尋問も行っており、安浦本人が暴行容疑で逮捕されたこともある。その深い洞察力で、真犯人は川辺課長の指摘する第一容疑者ではないと真相を見抜くことも度々ある。
- 娘が2人いるが血のつながりはない(それぞれの項で後述)。高級バー「さくら」には毎日のように通い、「3か月9万円」という格安な飲食代を支払っている(第2シリーズより)。刑事のわりに歌唱力が素晴らしかったせいか、娘に応募されて『懐メロコンテスト』に出場させられたことがあるが、田崎がそれをバラして同僚の知るところとなる(この時、捕まえた容疑者女性の母親は安浦の前に出番だったため、安浦の出番終了後まで連行を遅らせたという)。安浦の結果はトイレットペーパー1年分だった(第6シリーズ第23話)。何かしらの事件解決後は、ほぼ毎回行っている。長い間、世田谷線のとある駅近くの家に住んでいた[1]。その後諸事情で引っ越し、現在の家は世田谷区赤堤六丁目[2]。2009年の最終回スペシャルでは「さくら」のママ・片桐由美にプロポーズ(安浦の母親の墓参り)し、さらに長女のエリが妊娠して初孫を授かる。
- その辣腕ぶりで、(桜町中央署)の架川英児など多くの刑事達の憧れの的になっている。
- 田崎晴子
- 演 - 岡本麗
- 階級は巡査。
- 「女安浦」の異名を持ち、安浦刑事の捜査活動を陰で支え続けた女性巡査。異性関係が希薄らしく、よくからかわれるが、ストーカー被害にあう場面もある。安浦に気があり、由美をライバル視する場面もあるが、後によき女友達となる。
- 第8シリーズで他署に異動し、その後も何回かゲスト出演するが、第10シリーズ第1話で森村の後任婦警が辞職したため山手中央署刑事課に再配属される。その後、2005年の年末スペシャルで退職し、ホームヘルパーの認定を取得して老人ホーム勤務に。殉職した須藤一彦の息子、健太を養子として育てることに専念する。
- 番組スタートからオープニングテロップには「田崎婦警」の表記が長く使用されていた(後任の森村も在職時のテロップは「森村婦警」)、番組後期からは「田崎刑事」と変更になっている。
- 里見大観
- 演 - ぼんちおさむ(第1シリーズ - 第16シリーズ(1988年 - 2003年)、第18シリーズ第6話、2007年スペシャル)
- 階級は巡査。
- 関西出身。実家は仏教寺院であるためこのような名前をつけられた。自動車運転技能は刑事課では随一。初期では青ジャンパーに手袋というラフな服装が多く、言葉遣いも関西弁ではなく標準語。第16シリーズ最終話で家族との時間を大切にしようと、警視庁捜査一課への栄転話を蹴り退職し、タクシードライバーとなる。
- ちなみに役名の里見は、本人のザ・ぼんちにおける相方・里見まさとに由来する。
- 新藤一
- 演 - 木村一八(第1シリーズ(1988年)、第10シリーズ最終話(1997年))
- 巡査。
- 安浦のやり方には常に反抗的で、彼が報告しないことでも迷わず川辺に報告するなど正義感は熱いが、突然退職[3]。その後、友人の愛人を匿うためにイタリアへ渡り、その愛人と結婚してレストランを開くが、現地でカモッラの構成員を殺害してしまう。元レギュラーが犯人になるという刑事ドラマとしては異例のケースである[4]。逮捕され出所後、妻とともに日本に帰国している。
- 浅野信一
- 演 - 吉田栄作(第2シリーズ(1989年))
- 巡査。
- 高木直
- 演 - 大場順[5]
- 第2シリーズから登場。今井とコンビで行動する。機動隊出身で、事件の解決となるヒントを今井と共に見つけてくる。凶悪犯と格闘する時は自ら先頭に立ち、取り押えやアクションシーンを行う。
- 今井哲也
- 演 - 若林哲行
- 第2シリーズから登場。高木同様地味で目立たないが、地道に捜査を続ける。酒癖が悪く、酔うと安浦でも手がつけられなくなる。子沢山。ごみの仕分けが趣味(第10・12シリーズ)。2007年末スペシャルでは、原口の教育係。
- 三田謙一郎
- 演 - 深江卓次(第3シリーズ - 第4シリーズ(1990年 - 1991年)、第11シリーズ(1998年)はゲストで登場)
- 階級は巡査。父親も警察官だったが、1975年、勤務中に襲撃され殉職。事件を解決するために自分も刑事になった。第3シリーズ第17話「京都殺人風景の女 形見の拳銃」でその犯人を逮捕し、殉職した父親の仇を討つ。1998年では大泉東警察署勤務。
- 中上剛
- 演 - 西島秀俊(第5シリーズ(1992年))
- 巡査。昇進試験の勉強中。
- 里見とコンビを組むことが多い。おとり捜査で万引きグループに潜入し逮捕に貢献した。聞き込み中に女性によく口説かれる。正義感が強くおばあちゃん子。
- 肥田健一
- 演 - 清水貴博(第6シリーズ - 第7シリーズ(1993年 - 1994年))
- 階級は巡査部長→警部補。
- 第7シリーズ最終回で警部補昇進試験に合格、係長として他署へ栄転異動。
- 山岡雄作
- 演 - 城島茂(TOKIO)(第8シリーズ - 第11シリーズ(1995年 - 1998年)、1999年スペシャル、第16シリーズ第1話(2003年))
- 階級は巡査部長 → 警部補→警視(後述)。
- 1999年1月1日のスペシャルで警部補に昇進し、八丈島警察署[6]へ係長として栄転する。その後、ユカと将来を誓い合うも、2003年に捜査で訪れていた東京の公園で捜査を妨害しようとする2人組の男に刺され、その2人に自ら手錠をかけた後、安浦刑事に見守られながら殉職した(2階級特進で警視)。第16シリーズ第3話の終盤(さくらで安浦が片桐と話をしている)に一瞬だが、回想シーン(ユカと一緒に喫茶店か飲食店にいるシーン)で登場する(第3話のキャストには表記されていない)。レギュラー2人目の殉職刑事でもある。そしてこの山岡の殉職がユカの警察官になるきっかけとなる。
- 森村玲子
- 演 - 七瀬なつみ[7](第8シリーズ - 第10シリーズ(1995年 - 1997年))
- 階級は警部補。
- 転勤した(のちに復帰)田崎の後任として山手中央署へ。警部補だが係長ポストではなく一刑事である(番組内では、階層は課長以下はフラットであり、捜査係といった部署も存在しない)。第10シリーズの第1話で警視庁捜査第二課に異動。同シリーズの中盤ではゲストとして登場。家族についてはストーリーに登場する機会はあまりないが、離婚し1女のシングルマザーであると言及。第10シリーズでゲスト出演した回では、別れた夫(演・海津亮介)が事件に関係しているような描写があった。
- 野田秀幸
- 演 - ケイン・コスギ(第12シリーズ - 第14シリーズ(1999年 - 2001年)、2002年スペシャル)
- 階級は巡査部長→警部(後述)。
- 交番から山手中央署へ配属。長らくニューヨーク在住だったため英語のほうが堪能で、武術を嗜んでいて体格が良い。
- ハンサムかつ、いたって誠実な性格。事件関係者のことを心の底から想い、涙を流したことも一度や二度ではない。
- 女性にも好印象を持たれることが多いのだが、女運がない。彼がメインとなる話では女性との淡い想いが破綻してしまうことが多く、最後まで特定の恋人を得ることはなかった。
- 2002年に捜査中の事案関係者の護衛中に淡路島で犯人側の暴力団員達に刺傷と銃撃を受け、安浦に見守られながら殉職した(2階級特進で警部)。母親は刑事となった野田を誇りに思っており(作中には登場しない)、野田自身も母親思いの性格で、死に際に「お母さん」と呟く。皆に可愛がられており、その死に対し刑事課の面々は怒りを爆発させた。そして事件解決後、亡骸(遺体か遺骨かは不明)は来日した母親とともにニューヨークへ旅立った。シリーズ最初の殉職刑事でもある。
- 林勇作
- 演 - 賀集利樹(第15シリーズ - 第16シリーズ(2002年 - 2003年)、2004年スペシャル、2007年スペシャル)
- 階級は巡査。
- 渋谷坂上交番から山手中央警察署へ配属。2004年1月のスペシャルで命令違反を犯し、なおかつ重傷を負うが、交番勤務からの再出発を決意し異動。2007年12月28日の20周年スペシャルでは東池袋警察署刑事課に異動して再度刑事となっていた。川辺からは、昔の恋敵の苗字が「林」だったことから「林」姓を嫌っていて苗字で呼びたくないため「勇作」と下の名前で呼ばれている。
- 五十嵐美和
- 演 - 森ほさち(第16シリーズ - 2007年スペシャル(2003年 - 2007年))
- 階級は巡査。大阪府警から山手中央署へ(転籍届による異動と思われる)。酒好きで、酔うと関西弁をまくしたてる。2007年の年末スペシャルで警視庁へ栄転する。
- 須藤一彦
- 演 - 国広富之[8](第17シリーズ(2004年) - 第18シリーズ第1話(2005年))
- 階級は警部→警視正(後述)。
- 次代の捜査一課を担う人材と目されていたが、ある理由から警視庁捜査第一課より山手中央署へ配属される(里見の後任)。第18シリーズ第1話で殉職する(2階級特進で警視正)。死別していた妻との間に小学生の息子が1人いたが、彼の死後は田崎が引き取った。3人目の殉職刑事でもある。
- 真木大輔
- 演 - 村上信五(関ジャニ∞)(第17シリーズ - )
- 階級は巡査。異動した林の後任として赴任する。
- 夏目修二
- 演 - 植草克秀(少年隊)[9](第18シリーズ第2話 - 2006年スペシャル)
- 階級は巡査長→警部補(後述)。
- 須藤刑事の後任として交通機動隊から配転。暴走族とも顔見知りの間柄。2005年12月21日のスペシャルで、事件の際の所在が不明確だった事、状況証拠が全て不利だったことから関与を疑われ、否認のまま送検一歩手前まで行くが、安浦らの捜査で嫌疑が晴れる。愛妻家として知られていたが、2006年12月30日のスペシャルで大地という子供を庇い、妻(演・生稲晃子)と娘を残し殉職した(2階級特進で警部補)。大地の最後の言葉には「勇気だ、勇気」と教えた。死後、娘と大地が仲良く遊ぶ光景が見られ、それを見ていた妻も子供を守りながら殉職した亡き夫の行動を誇りに思うことをほのめかしていた。レギュラー4人目の殉職刑事でもある。
- 小池瑤子
- 演 - 池上季実子[10]
- 2005年の年末スペシャルで退職した田崎の後任として丸の内警察署[11]から異動。
- 原口淳平
- 演 - 町田慎吾
- 2007年の年末スペシャルで登場した新人刑事。見た目は爽やかだが、一言多いところがある。
- 川辺精一
- 演 - 島田順司
- 刑事課長。階級は警部。
- 最初期はまともな人物として描かれていたが、年月を経て、上司にはへつらい、部下には辛く当たるといった、典型的な中間管理職のイメージそのもののキャラクターに変貌。大変な恐妻家でもある。しかし、人情には厚い。そのためドラマの登場人物の中でも人気が高かった。眼鏡は後にかけ始めたもので、下にずれていることが多い。横溝署長同様に良き理解者でもある。
- 毎回事件が起こると単純な推理を披露し、課の面々と方針が対立する。安浦は課長の川辺を飛び越えて横溝署長へ意見具申を行うが「おいおい、やっさんやっさん」と常に口を挟む。結局刑事課の誰もが川辺の言うことを聞かず、横溝も「課長、ここは一つ、やっさんの勘に賭けてみようじゃないか」と安浦の肩を持つため、いつも「署長の仰る通りで。頼むよ、やっさん」となり、安浦の推理が正しかったことに気付かされる。やくざに対しては毅然としているのも特徴のひとつ。後期ではストレスが原因で胃薬をよく服用するようになる。また、酒を飲むと酔って、安浦にからみ、泣き上戸の一面もある。
- 最終回スペシャルでは、管理職でありながら捜査に出て、何日も張り込んだり、黒幕の国会議員と同級だったよしみから事情聴取を行なうなどの執念も見せている。
鑑識課
- 三波健治
- 演 - 加藤茶[12](第14シリーズ - 第15シリーズ(2001年 - 2002年)、2003年スペシャル、2005年1月1日スペシャル)
- 階級は警部補。鑑識課主任。安浦とはかつてコンビを組んでいた古馴染みで、上役・部下の関係でありながら同等で話せる人物。初登場時の自己紹介によると、幼いころのあだ名は「ケンちゃん」だったらしい。自ら希望して山手中央署に転勤。関与したある事件の責任を取って辞職し、後に福祉の仕事に就く。2005年1月1日のスペシャルに再び出演した。
- なお、彼が絡むと(演者の加藤に因んで)相手役がドリフのギャグをかまして[13]三波がズッコけ、「それ、あたしが言うんですよ」とツッコむのがお約束だった。
署長
警察関係者
- 中村
- 演 - (草野裕)
- 刑事。第11シリーズで大泉東署刑事課勤務。三田の同僚。
- 筒井
- 演 - 渡辺徹
- 警視庁捜査一課の刑事。スペシャル「帰ってきた安浦刑事!そして…さようなら田崎刑事!」に登場。夏目を取り調べ、容疑否認のまま送検しようとする。
- 岡崎健二
- 演 - 林泰文
- 階級は警部。最終回スペシャルで主任官として捜査本部を率いる、警視庁捜査一課の刑事。キャリア組。「組織のルール厳守」を金科玉条に掲げ、単独行動の安浦に繰り返し嫌味を言うが、そのルール故に警視庁上層部からの政治的圧力に屈せざるを得なくなり、横溝からも「安浦にそのようなルールは通用しない。ここのルールは『真実を明らかにせよ』の一つだけだ」と諭される。
安浦家
- 安浦ユカ
- 演 - 小川範子
- 安浦の次女で、安浦夫人の連れ子(旧姓 大西、実父の墓は徳島県鳴門市に所在)。第1シリーズでは白銀女子学園中学校に通う中学生。その後高校(この時にクラスメートで親友の大崎まゆみ(演・桜井智)と共に事件に巻き込まれる)、短期大学を経て福祉施設に勤務するが、恋人で結婚するはずだった山岡の殉職をきっかけに警視庁の採用試験を受け合格、女性警察官となる。卒業配属先は杉並北署地域課。2007年の年末スペシャルでは同少年課、2009年の最終回スペシャルでは山手中央署少年課に異動し、父の部下の一人になる。
- 島崎(結婚改姓前は安浦)エリ
- 演 - 松岡由美
- 安浦の長女で、安浦夫人の連れ子。第1シリーズ時点では19歳の女子大生、シリーズが進むに連れてOLへとなる。安浦家の家事の財布を預かり家事全般をユカと協力して役割を果たしている。第5シリーズでは恋人役の大沢克也(演・小西博之)が登場するが第6シリーズの第一回放送スペシャル版で恋人解消となってしまう。義父の出張ではなぜかユカ共々必ず鉢合わせになる。運送会社に勤務していたが、後に自宅を一部改装し、子供服販売店を経営。後にラーメン屋の店長である通称「ブーちゃん」こと島崎(演・瀬戸陽一朗)と結婚し、2009年の最終回スペシャルでは妊娠する。
- 安浦志津枝
- 演 - 久保田民絵
- 安浦の妻。故人。北海道根室市立花咲第三小学校出身。
バー「さくら」
- 片桐由美
- 演 - 眞野あずさ
- 安浦行きつけのバー「さくら」(劇中の看板表記はBAR さくら)のママ。安浦の私生活での一番の理解者であり、安浦にとってかけがえのない女性(初期では衣裳や髪型は統一されておらず、第1シリーズでは横溝とも関係があったが後に切れた模様)。初期シリーズではドレスや洋服姿で登場していたが、それ以降は着物姿が定番になっている。店舗があるビルの裏のマンションが住まいとなっていて初期シリーズでは安浦が訪れたりエリ、ユカが宿泊したりするという回があったが、シリーズ後半は住まいのマンション自体は全く出て来なくなった。安浦の要請でエリやユカの相談相手にもよくなっており、彼女らにも母親候補として認められている。第6シリーズ第22話にて長野県松本市の出身であることが語られている。必ず番組の最後の5分間、もしくは中盤の5分間に登場。シリーズを通して安浦とプロポーズまがいの言動をしたりしあったりするが、その都度はぐらかしたりはぐらかされたりする。2009年の最終回スペシャルで安浦刑事からプロポーズ(安浦の母親の墓参りへの同伴を申し込み)される。
BAR「さくら」の店員(歴代)※シリーズによって配役・キャストが不定期に変わっている。但し必ず男性1人と女性1人の組み合わせであった。
- しんちゃん(鈴木信吉)
- 演 - (妹尾友信) - 1988年 第1シリーズより
- ともちゃん
- 演 - 鎗田直美 - 1990年 第3シリーズより
- ともちゃん(二代目)~ 朋子
- 演 - (有村亜美)→(有村つぐみ)
- いくちゃん
- 演 - 野田行哉
- 渡辺
- 演 - (井田友和)
- 吉田
- 演 - (小篭行雄)
- 詩織
- 演 - (藤田ひでみ)
- なお
- 演 - (和泉早紀)
- 池田
- 演 - 斎藤誠 - 2000年 第13シリーズから2001年 第14シリーズ初期まで
- 吉田
- 演 - (日比谷雷太)
- 岡田
- 演 - (大柳孝一) - 2001年 第14シリーズより
- なみ
- 演 - 大谷麻衣子 - 2002年 第15シリーズより
刑事の家族
ゲスト
第1シリーズ(1988年)
第2シリーズ(1989年)
第3シリーズ(1990年)
第4シリーズ(1991年)
第5シリーズ(1992年)
1992年スペシャル
第6シリーズ(1993年)
第7シリーズ(1994年)
第8シリーズ(1995年)
第9シリーズ(1996年)
第10シリーズ(1997年)
第11シリーズ(1998年)
1999年スペシャル
第12シリーズ(1999年)
2000年スペシャル
- 「安浦刑事、韓国へ飛ぶ!釜山港へ帰る女・父と娘、遙かなる帰郷」
第13シリーズ(2000年)
2001年スペシャル
第14シリーズ(2001年)
2002年スペシャル
第15シリーズ(2002年)
2003年スペシャル
第16シリーズ(2003年)
2004年スペシャル
第17シリーズ(2004年)
- 第1話「能登和倉温泉に甦る親子愛…疑惑の再会」、第2話「能登和倉温泉に引き裂かれた親子愛の謎!」
- 第3話「ふしだらな女の秘密 路上で消えた犯人!?」
- 第4話「三毛猫は見た!狙われた駐在さん」
- 第5話「妻が見た三角関係!カラスの女房殺人事件!?」
- 第6話「青年介護士の犯罪!? 優しい男がキレる時」
- 第7話「安浦刑事、真夏の夜の大捜査!5つの事件を結んだ3つの家族の点と線」
- 第8話「家族よ甦れ!12才の危険な親孝行!?」
- 第9話「安浦刑事が花嫁の父!? 嫁姑、涙の手料理」
- 第10話「保険証詐欺の女たち!? 結婚指輪の秘密」
- 第11話「密室殺人!? 謎の高級ブランド夫婦が消えた!」
- 最終話「東京-岩手花巻温泉500Km運命の男と女、愛の完全犯罪トリック」
2005年スペシャル
ファイナル(2005年)
2006年スペシャル
2007年スペシャル
最終回スペシャル(2009年)
脚注
- ^ その家屋は、他の数々のドラマでも外観(生け垣、門、玄関回り)がロケ地として使われており、ときおり画面で見ることができる。
- ^ 帰宅時に電柱の住居表示が映る。なお赤堤に実在するのは五丁目までで、架空の町名。自宅前に東急世田谷線が通る。
- ^ 第1シリーズ終了後、木村のタクシー運転手への暴行事件で現行犯逮捕された事により降板。本来は第2シリーズにも出演するはずだった。
- ^ 後年、同じテレビ朝日系の刑事ドラマ『刑事7人』で初期のレギュラーだった片岡愛之助演じる山下巧が事件を起こして逮捕されるという、同様の「元レギュラーが犯人になる」という演出がなされている。
- ^ 第1シリーズ第9話の「十七歳 非行少女の叫び」にヤクザの若頭役で出演している。
- ^ 八丈島警察署は実在する警察署である。
- ^ 過去に犯人役としての出演もある。
- ^ 2003年6月11日(第16シリーズ第11話)の「安浦刑事人質事件」の回では、犯人役を演じている。
- ^ 1988年10月 - 1995年3月まで放送された同じ時間帯の『さすらい刑事旅情編』(3作目から最終作まで)にもレギュラー出演していた。
- ^ 過去に数回ゲスト出演の経験がある(第16シリーズ第14話「1億円の悪女」など)。
- ^ 丸の内警察署は実在する警察署である。
- ^ 過去に愛妻弁当泥棒の窃盗犯役で出演している。
- ^ 安浦が三波に「風邪ひくなよ」と呼びかける、川辺が部下を集めるのに「全員集合!」と呼びかける、など