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どんたく号

どんたく号(どんたくごう)は、愛知県名古屋市福岡県北九州市福岡市を結ぶ夜行高速バス路線である。

どんたく号(名鉄バス)
どんたく号(西日本鉄道)

当項目ではかつて運行されたダブルトラック路線である「レインボー号」についても記述する。

概要

1989年12月25日に運行開始[1]。当初は名古屋~福岡間を直行していたが、名古屋市と北九州市・久留米市大牟田市荒尾市を結んで運行されていた玄海号が1997年6月8日に廃止されたのに伴い、同日から北九州市を経由するようになった。

愛称の由来は、福岡市で毎年5月に開催される祭り「博多どんたく」から。

1日1往復運行である。全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。

2015年7月1日の運行便から新たに若宮インターチェンジ・直方パーキングエリアの停留所に停車する事を、西鉄のホームページ上で発表している。

2018年11月限りで廃止となった長崎発着のグラバー号を補完するため、本路線と九州号を乗り継いで名古屋と長崎を行き来できる長崎連絡きっぷが発売されている[2]。 また、2019年9月限りで廃止となった熊本発着の不知火号を補完するため、本路線とひのくに号を乗り継いで名古屋と熊本を行き来できる熊本連絡きっぷが発売された[3]

2020年12月18日のダイヤ改正により、福岡側の終点が西鉄天神高速バスターミナルから博多バスターミナルに変更。

運行会社

運行経路・停車停留所

太字は停車停留所。愛知県内のみ・福岡県内のみの利用は出来ない。

名鉄バスセンター - 栄(オアシス21) - 名古屋高速道路 - 東名阪自動車道 - 新名神高速道路 - 名神高速道路 - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 中国自動車道 - 関門橋 - 北九州高速道路 - 小倉駅 - 砂津バスセンター - 黒崎インター引野口 - 直方パーキングエリア - 若宮インターチェンジ - 九州自動車道 - 福岡高速道路 - 西鉄天神高速バスターミナル - 博多バスターミナル

途中休憩など

  • 土山SA壇之浦PA - 10分休憩(下り)名鉄バス便
  • 御在所SA・壇之浦PA - 10分休憩(下り)西鉄便
  • 淡河PA道口PA玖珂PA - 乗務員交代のみ(車外には出られない)
  • めかりPA ・土山SA- 10分休憩(上り)名鉄バス便
  • めかりPA ・御在所SA- 10分休憩(上り)西鉄便

車両・車内設備

独立3列シートのスーパーハイデッカーが使用される。化粧室、フェイスカーテン、コンセント付き。両社とも2014年に新車を導入しており、以前はビデオ(DVD映画)サービスをおこなっていたため従前の車両において車内にはテレビモニターも搭載されていたが、近年はビデオサービスも廃止されており、両社とも2014年以降の新型車にはテレビモニターは搭載されていない。

西鉄バスでは2014年7月19日より新型車を導入した。新型車両では最後尾が4列シートとなっている[4]。4列シートは女性専用席で、通常のA~E運賃の500円引きとなる。

名鉄バスは2014年末と2015年6月に最新型車を導入している。座席横幅を広げた「プレミアムワイド車」と称する車両で、最後尾も従来通りの3列シートとなっているほか、プラズマクラスターを装備する。

西鉄バスの初代専用車のうち、3台目に増備された車両では、全席にフェイスカーテン・液晶テレビを設置していた。これははかた号運行前に試験的に導入したもので、この使用実績が、はかた号の車両仕様の決定に活用された。また、全席へのフェイスカーテン装備は、その後の西鉄バス夜行高速車両の標準仕様となっている。

かつては両社共に車内中央にはカーポットが置かれ、セルフサービスにおいてインスタントコーヒーとティーバッグのお茶が提供されていたが、現在使用されている車両にはカーポットは置かれず、代替として西鉄はペットボトルのミネラルウォーターが、名鉄は紙パックの緑茶が、それぞれ乗務員より乗客1人ひとりに配られている。

尚、運行当初は名鉄・西鉄ともに専用車で運用され、両社とも車体側面に(西鉄バスは正面にも)オランダ語表記で「ZONDAG」と書かれていた。また、西鉄バスの車体側面塗装のデザインは画家の岡本太郎が担当しており、現在では他路線の西鉄バス夜行高速車両も同一デザインとなっている。

現在は、両社共に車両の効率運用から専用車ではなくなり、車体への愛称表記もなくなっている。

使用車両画像一覧

レインボー号(廃止)

高速バス路線開設ブームだった1980年代後半から1990年代初旬において、九州旅客鉄道(JR九州)ではバス部門(現JR九州バス)の強化のために高速バス運行にいくつか参入していた。「どんたく号」開設の同一日の1989年12月25日からジェイアール東海バスとJR九州(当時)の共同運行で名古屋~博多間に運行された「レインボー号[5]もその1つで、「どんたく号」とはダブルトラッキングとなっていた。

 
JR東海バスのレインボー号(福岡交通センター)

運行経路は名古屋駅名古屋バスターミナル)-博多駅福岡交通センター(当時)、現在の博多バスターミナル)で途中停留所はなかった。


しかし、「レインボー号」は福岡市の繁華街である天神地区を経由しなかったことと、両地区での営業力の差などから集客が伸び悩み、名古屋~福岡間における「レインボー号」のシェアは30%程度しかなかった[6]。JR九州が夜行バスを一時撤退する方針を示したこともあって、定着することなく1993年3月31日の出発便限りで廃止となった。

注記

  1. ^ “名古屋-福岡など3路線も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年12月20日) 
  2. ^ 【福岡線】「長崎連絡きっぷ」の発売について - 名鉄バス 2018年11月30日(2019年2月18日閲覧)
  3. ^ 【熊本線】 路線廃止について - 名鉄バス 2019年8月9日(2019年8月17日閲覧)
  4. ^ “夜行高速バス 福岡・北九州~名古屋線「どんたく号」に新車導入!女性専用座席も設定します!” (PDF). 西日本鉄道 (2014年6月20日). 2014年7月22日閲覧。
  5. ^ 「JR長距離夜行高速バス一覧表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、189頁。ISBN (4-88283-113-9)。 
  6. ^ 鈴木文彦『新版・高速バス大百科』p186

外部リンク

  • どんたく号案内(名鉄バス)
  • 福岡・北九州 〜 名古屋 (どんたく号) 夜行|高速バスのご案内|バス情報|西鉄くらしネット
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