解説
- 元は、1983年に発売されたオリジナル・アルバム「残侠子守唄」の中に収録されていた曲である。当時、ひばりの実弟で母・喜美枝亡き後、プロデューサーとして活躍していた哲也は本曲のシングル・カットを熱望していたが、その時はアルバムの表題曲である「残侠子守唄」がシングルに選ばれた[1]。
- だが、ひばりにもスタッフにも本曲に対する思い入れは残っており、アルバム発売から二年後にシングル化が実現した。なお、シングル発売と同時に1983年発売のアルバム「残侠子守唄」(LP発売、当初本曲が収録されていたアルバム)が、タイトルを本楽曲に変更して発売された(CD発売)。
- なお、再レコーディングの際、ひばりは曲の合間にセリフを入れようと考えていたそうだが「歌い切れてる詩」だと判断し、取りやめたという。
収録曲
アルバム・バージョン
シングル・バージョン
- しのぶ
- 編曲:佐伯亮
- 龍馬残影
- 作詞:吉岡治、作曲:市川昭介、編曲:佐伯亮
1991年盤
アルバム「しのぶ」収録曲(1985年10月21日発売)
- 残侠子守唄
- しのぶ
- 花しぐれ
- 夕霧草
- 木場の女
- 人生吹きだまり
- 湯の宿
- 酒酔草
- 霧の東京
- 人生松竹梅