ぎふ信長まつり(ぎふのぶながまつり)は、岐阜のまちづくりに貢献した織田信長を称え岐阜県岐阜市で開催されている祭。
2022年(令和4年)からは岐阜市農業まつりと共同開催されることとなったため、正式名称は「岐阜市産業・農業祭〜ぎふ信長まつり〜」となっている[1][2]。
概要
1953年(昭和28年)4月4日から5日にかけて「岐阜まつり」として初めて開催され、1957年(昭和32年)からは「ぎふ信長まつり」の名で商業振興策の1つとして秋まつりとなった[2][3]。
市内中心部が歩行者天国になり、審査によって選ばれた人たちが織田信長、斎藤道三、濃姫、お市の方等に扮して行進する騎馬武者行列をはじめ、少年少女の時代行列が長良橋通り(神田町通り)をパレードした。
2019年(令和元年)から新型コロナ感染症の影響で開催を中止していた[3]。
2022年から岐阜市農業まつりと統合して「岐阜市産業・農業祭〜ぎふ信長まつり〜」として再開し、信長公騎馬武者行列には映画「」の公開を記念して木村拓哉(織田信長役)及び伊藤英明(福富平太郎定家役)が参加することになった[1][3]。信長公騎馬武者行列には観覧応募が殺到し、岐阜市の発表では1万5000人の定員に対し、応募人数は64倍の96万6555人に達した[4]。
2022年の信長公騎馬武者行列は金華橋通りで実施された[5]。2022年のぎふ信長まつり最終日の人出は46万人、2日間であわせて計62万人の人出となり、いずれも過去最多となった[6][7][8]。
2022年のぎふ信長祭りはテレビでも信長公騎馬武者行列を中心にぎふチャンが11月6日13:00 - 14:30に生中継した[9]。
開催日
- 毎年11月の第1土曜と翌日日曜(2022年度から)
主な催事
脚注
- ^ a b “令和4年度岐阜市産業・農業祭〜ぎふ信長まつり〜”. ぎふ信長まつり実行委員会. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b “第9章 岐阜市のまつり”. 岐阜市. p. 118. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b c “よくあるご質問(FAQ)”. 道三まつり実行委員会、ぎふ信長まつり実行委員会(岐阜市経済部内). 2022年10月30日閲覧。
- ^ “木村拓哉出演の「ぎふ信長まつり」定員の64倍96万人が観覧申し込み ”石田三成”も驚きツイート「え、凄い。関ヶ原合戦の総勢(約20万人)4倍程とは…」”. 中日スポーツ. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b “令和4年度岐阜市産業・農業祭〜ぎふ信長まつり〜イベントマップ・イベント詳細”. ぎふ信長まつり実行委員会. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “【ドキュメント】キムタク、伊藤英明さん…貫禄の武者姿 ぎふ信長まつり「騎馬武者行列」”. 岐阜新聞. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “キムタク見参!「ぎふ信長まつり」に市の人口超える46万人 なし崩し的に規制緩み当選者から不満も - スポニチ Sponichi Annex 社会”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “岐阜:キムタク岐阜で「出陣!」 信長まつり歓声響く:地域ニュース”. 読売新聞オンライン (2022年11月7日). 2022年11月7日閲覧。
- ^ “キムタク信長を生放送「ぎふチャン」がトレンド入り「テレビに手を振ってしまう」「史上最高視聴率」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年11月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 岐阜市 - ぎふ信長まつり