かっぴー(1985年[1] - )は、日本の漫画家、漫画原作者。株式会社なつやすみの代表取締役社長[1]。男性[2]。神奈川県出身[1]。武蔵野美術大学出身[3]。
来歴
漫画家に憧れを抱いたのは小学生のころである[4]。中学時代、絵が上手で漫画家になると思っていた同級生が絵を描いていないと知りショックを受け、漫画家になることを諦める[4]。2009年、東急エージェンシーへ入社[1]。2014年、面白法人カヤックに転職[1]。広告代理店を経てWeb制作会社で働いていたが、2015年9月、『フェイスブックポリス』をWebサイトに投稿した漫画が話題となり、会社を辞め漫画家になる[1][4]。「勝算があると思うのであれば自分の力を信じて挑み続けることが大切」だと語っている[4]。
人物
「自分が好きなもの、影響を受けたもの」を漫画に登場させている[5]。
スニーカー
「作中のキャラクターに着用スニーカーのブランドを設定する」ほどスニーカー好きとして知られ[5]、スニーカーフリークである[6]。
「どうしてそれを選んだか?」を重視して、キャラクターが履く靴を設定している[5]。かっぴーは「普段から人の足元は気にして」おり、実際に「かっこ良くスニーカーを履いてる人」にその質問をするという[5]。
作品リスト
漫画作品
- SNSポリス(『kakeru』2015年 - 2016年[7]) - 前身は『フェイスブックポリス』[8]。単行本の刊行タイトルは『SNSポリスのSNS入門』[8]。
- おしゃ家ソムリエおしゃ子!(『おうちマガジン』2015年→『ROOMIE』2016年[9])
- バズマン(『週刊SPA!』2016年5月3日・5月10日合併号[10] - ) - 紙媒体での初連載作[10]。
- 8月8日((チョコラBB)公式サイト、2016年[11]) - リレーマンガ[11]。
- いつか絶対おっさんになるキミへ(『FINEBOYS』2016年 - )
- 左ききのエレン(『cakes』2016年3月24日 - 2017年9月21日)
- 金子金子の家計簿(『FROGGY』[注釈 1]2016年11月[14] - )
- みーはーちゃんねる(『SPUR』2017年4月号 - )
- アントレース(作画:春瀬隼、『ジャンプSQ.CROWN』2017 SUMMER[15]→『ジャンプスクエア』2018年5月号[16] - 2019年3月号) - 原作担当。
- おしゃ子のテレビチェック!(NHKのキャンペーンサイト「どーも、マンガです。」2017年9月6日[17])
- アイとアイザワ(作画:うめ、『マンガトリガー』2018年2月22日[18] - 2019年) - 原作担当。
- 15分の少女たち-アイドルのつくりかた-(作画:戸井理恵、『ビッグコミックスピリッツ』2021年44号[19][20] - 2023年20号[21]) - 原作担当[21]。
- 晴天のデルタブイ(線画:かもとも、着色:ししゃも、背景:スタジオアッツー、制作:INCLUSIVE株式会社・株式会社ナンバーナイン、監修:インターステラテクノロジズ株式会社、協力:北海道大樹町・SPACE COTAN株式会社[22]、『LINEマンガ』・『eBookJapan』2023年2月7日[23] - ) - 原作担当[23]。
その他
出演
- SKE48のおしゃべりマンガサロン(2018年5月29日[27]) - 初回ゲスト出演[27]。
- 映画 WE ARE LITTLE ZOMBIES(2019年6月14日公開[28])
脚注
注釈
- ^ SMBC日興証券による投資情報サイト。
出典
- ^ a b c d e f “かっぴー”. コミックナタリー (ナターシャ)2021年2月8日閲覧。
- ^ “「左ききのエレン」特集”. コミックナタリー (ナターシャ)2021年2月8日閲覧。
- ^ “武蔵野美術大学のオープンキャンパスがオンラインで開催中。ディレクションはminnaが担当”. JDN. (2020年6月9日)2021年2月12日閲覧。
- ^ a b c d “『左ききのエレン』は僕が学校・会社で「負け続けた」からこそ生まれた”. リクナビNEXTジャーナル. (2017年11月28日)2021年2月12日閲覧。
- ^ a b c d “左ききのエレン×Reebok、INSTAPUMP FURY 95を履きこなす少女の描き下ろしマンガ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月22日)2022年7月22日閲覧。
- ^ “スニーカーフリークのかっぴーが、NIKEのブランドクリエイティブを語る”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年12月1日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “「SNSポリス」SNS取り締まる警部役は山里亮太!4月より30分アニメとして放送”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月6日)2021年2月12日閲覧。
- ^ a b “かっぴーの初単行本「SNSポリス」「おしゃ家ソムリエ」が2作同時発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年7月29日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」ドラマ化、かっぴー「めちゃくちゃ恥ずかしい」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年6月29日)2021年2月12日閲覧。
- ^ a b “Webマンガ家・かっぴー、SPA!で週刊連載!ネット広告会社あるある描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年4月26日)2021年2月12日閲覧。
- ^ a b “ひうらさとる、峰なゆから6人が繋ぐ、働く女性を描いたリレーマンガが始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年5月20日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “「左ききのエレン」かっぴーが描く原作版第2部がcakesでスタート”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年3月29日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “かっぴー「左ききのエレン」、ジャンプ+でリメイク版の連載がスタート”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月7日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “かっぴーがWebで新連載、“金勉家”の女子が広告マンの金銭感覚ぶった切る”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月2日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “「双星の陰陽師」紅緒編がSQ.CROWNで始動!かっぴー原作の読切も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月14日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “かっぴー×新鋭のタッグで描く、ファッション題材の青春ストーリーがSQ.で”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年4月4日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “どーも、NHKについてマンガでわかる特設サイトがOPENです”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月6日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “かっぴー×うめのタッグが女子高生と人工知能描く新連載「アイとアイザワ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年2月2日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “ビッグコミックスピリッツ第44号”. ビッグコミックBROS.NET. 小学館. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “「左ききのエレン」かっぴーが原作担当、アイドルのプロデュースを描く新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月4日)2021年10月4日閲覧。
- ^ a b “限界OLのもとに届いた一通の封書とは、25歳女性の“人生総決算”を描くドラマ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月17日)2023年4月17日閲覧。
- ^ “ナンバーナインが手掛けるWEBTOON作品第二弾、『晴天のデルタブイ』が2月7日(火)よりLINEマンガとebookjapanにて独占配信開始”. PR TIMES (2023年2月7日). 2023年2月7日閲覧。
- ^ a b “民間ロケット企業の挫折と挑戦を描く新連載「晴天のデルタブイ」原作はかっぴー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月7日)2023年2月7日閲覧。
- ^ “「青エク」10周年本にSQ.作家や鳥山明、尾田栄一郎ら70名超える作家が寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年6月4日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “コナリミサトの新連載がMaybe!で、カルチャー界が舞台の“ネオ・オフィスサバイバル””. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年11月27日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “スピに「アオアシ」大鈴功起×武内駿輔、「15分の少女たち」かっぴー×渡辺淳之介対談”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月9日)2022年5月9日閲覧。
- ^ a b “SKE48の“漫活”トーク番組、初回にかっぴーと江藤俊司が出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月23日)2021年2月12日閲覧。
- ^ “映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」かっぴー含むキャストのビジュアル到着”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年6月14日)2021年2月12日閲覧。