この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2015年3月) |
『おもしろ博士クイズ』(おもしろはかせクイズ)は、1982年11月8日から1983年9月5日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ製作のクイズ番組である。ロート製薬の一社提供。放送時間は毎週月曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。
概要
毎回一般からの参加者たちが出場していた視聴者参加型番組。当初は博士役の芸能人3人がクイズの答えを予想し、5人1組の家族チーム×2組がどの博士の結果予想が正しいのかを答える方式で行われていたが、1983年2月頃[いつ?]に大学生ペア×4チーム対抗戦に変更。3択問題から筆記問題に変更され、博士役の芸能人は全員降板した。
制作協力をしていたのはIVSテレビ制作で、同社はこの番組の終了後にスタートした後継番組『おもしろクイズBOX』にも引き続き携わっていた。
出演者
司会
博士
ヒゲ博士
のっぽ博士
マドンナ博士
ドクター注
- 荒井注 - 「違うなあ、2人とも」が口癖。
ドクター注は毎回出演。それ以外の博士は毎回2人ずつ出演していた。多く出演していたのは金田と原で、神津と水野と市毛は出演が少なかった。
ルール
初期
前述の通り、初期のクイズは3択問題だった。
まずチームそれぞれの代表者がスタジオセット中央の解答者席に立つ。そして様々な科学実験を行う模様のVTR映像を3博士たちが見て、実験結果がどうなるのかを予想する。代表者以外の4人は3博士の誰が正解かを予想し、博士のイラストが描かれたボードを出す。代表者はそれを参考にし、正解だと思う博士のボードを出す。その後、実験結果の映像が映し出され、代表者が正解していればそのチームには1点が入った。
それを4回代表者を変えながら繰り返し、最終的に点数の多かったチームがハワイ旅行を賭けたチャレンジゲームに挑戦できた。チャレンジゲームは、3博士の誰がパスポート入りの辞書を手にしているのかを予想するゲーム。このゲームにはチームメンバー全員が挑戦できたが、ハワイ旅行を貰えるのは正解できた者のみだった。ハワイ旅行のほか、10点につき1万円の賞金も貰えた。
中期以降
3択問題から筆記問題に変更。問題数は全部で5問。
解答者ペアは科学実験のVTR映像を見て、その結果がどうなるのかをフリップに書く。正解するたびに10点が入り、そして最終問題(『無敵鋼人ダイターン3』主題歌「カムヒア!ダイターン3」のコーダが掛かる)に正解すれば20点を獲得できた。
最終的に点数の多かったチームは、トップ賞の海外旅行を賭けたチャレンジゲームに挑戦できた。中期以降のチャレンジゲームは出された4本の紐のどれかをハサミで切るというもので、それと連鎖してくす玉が割れた場合にはハワイ旅行に招待された。しかし、くす玉ではなくて風船が割れた場合には失格になった。くす玉も風船も割れなかった場合には紐をもう1本切り、どちらかが割れるまで続けられた。くす玉は毎回3つが用意されていた。なお、併せて貰える賞金は、初期と同じく10点につき1万円だった。コーナージングルは、前番組『勝抜きドンドン歌合戦』のものを二次利用していた。
エピソード
この番組のレギュラー陣は、1983年1月2日に同系列局で放送された正月特番『番組対抗かくし芸大会』に出場したことがある。同特番での出し物は「すき焼き」で、父親役の愛川、母親役の原、祖父役の荒井、息子役の金田がすき焼きを食べようとすると突然画面がズームアップし、愛川たちがすき焼きの具に扮装。そしてラストに愛川が「おもしろ博士に聞いてみよう」と言うと、セットの中のテレビにのっぽ博士、マドンナ博士、ドクター注の3人が映し出され、各々意見を述べるというものだった。ここでもドクター注は「違うなあ、2人とも」を口にしていた。
日本テレビ系列 月曜19:30枠 (ロート製薬一社提供枠) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
勝抜きドンドン歌合戦 (1982年2月15日 - 1982年11月1日) | おもしろ博士クイズ (1982年11月8日 - 1983年9月5日) | おもしろクイズBOX (1983年9月12日 - 1985年6月24日) |