『おこしやす、ちとせちゃん』は、(夏目靫子)による日本の漫画作品。講談社の女性向けコミック雑誌『BE・LOVE』にて2016年10号より連載中[1]。コウテイペンギンの雛鳥である「ちとせちゃん」が京都の町並みを散策し、人間たちと交流する姿を描く。
おこしやす、ちとせちゃん | |
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ジャンル | 日常、キャラクター |
漫画 | |
作者 | (夏目靫子) |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | BE・LOVE |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2016年10号 - |
発表期間 | 2016年4月30日 - |
巻数 | 既刊7巻(2022年10月現在) |
アニメ | |
原作 | 夏目靫子 |
監督 | 矢立きょう |
シリーズ構成 | 矢立きょう |
キャラクターデザイン | 三田潤 |
音楽 | こぐま |
アニメーション制作 | ギャザリング |
製作 | VAP |
放送局 | TOKYO MX、KBS京都 |
放送期間 | 2018年10月 - 2019年3月 |
話数 | 全24話 |
(テンプレート) - (ノート) | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | (漫画)・(アニメ) |
キャラクター
- ちとせちゃん
- 主人公であるコウテイペンギンのメスのヒナ鳥。生まれて間もないので、京都の何もかもが新鮮で、いつも色々な場所に赴く。京都に来た経緯は不明だが、作中描写から元々は南極大陸に住んでいた節がある。
- 性格は食いしん坊で、特に魚類や和菓子やアイスクリームといった甘い物に目が無い。少しドジで高所恐怖症[2]。
- なおコウテイペンギンなので、人間の言葉はしゃべらない。
- 雪ノ介
- 鞍馬山在住のコウテイペンギンの成鳥。頭に被った菅笠がトレードマーク。京都に来た経緯はちとせちゃん同様不明。性格は頭が良く、温厚で物腰柔らか。年下のちとせや春国にも敬語で話し、人間との会話も出来る。
- 春国
- 神戸在住のアデリーペンギンの成鳥(オス)。短気で気性が激しい反面、根は優しく面倒見が良い。普段は北野町にあるカフェでバイトをしながら、バイト先の店長であるおばあさんと生活している。音楽とお洒落が好きで、背中にギターケースを背負っている。雪ノ介同様人間との会話も出来る。
- 橘千尋
- ちとせの友人で千昭の姉。京都在住の女子中学生。美術部に所属していて、ちとせをモデルに絵を描いたことも。よくドヤ顔をする。
- 橘千昭
- ちとせの友人で千尋の弟。京都在住の男子小学生。運動神経が良く、足が速い。勉強は苦手。
- 風呂敷屋のおじいさん
- ちとせが初めて京都に来た時に知り合った初老の男性。ちとせに風呂敷をプレゼントした。ちとせは時々風呂敷のメンテナンスに来ている。
書誌情報
- 夏目靫子『おこしやす、ちとせちゃん』講談社〈ワイドKC〉、既刊7巻(2022年10月13日現在)
テレビアニメ
2018年10月から2019年3月までTOKYO MX、KBS京都で、5分枠のショートアニメとして放送。全24話。ちとせちゃん以外の登場人物の声はすべて、京都出身の遊佐浩二(男キャラ)と小岩井ことり(女キャラ)が演じる。ナレーションは初めてテレビアニメにキャスティングされる堤真一が担当。なお、内容はほぼ原作どおり。
スタッフ
- 原作 - 夏目靫子
- 監督・シリーズ構成 - 矢立きょう
- キャラクターデザイン・作画監督 - 三田潤
- 作画 - 篠田蓮、山本雄三、宮野ケイト
- 色彩設計 - のぼりはるこ
- 美術監督 - 山田ヨシノブ
- 撮影監督 - 横枕洸一
- 音楽 - こぐま
- 音響監督 - 阿部信行
- 音響効果 - 庄司修平
- アニメーション制作 - ギャザリング
- アニメーション制作協力 - レスプリ
- 製作 - VAP[10]
エンディングテーマ
放送局
DVD
巻 | 発売日[13] | 収録話 | 規格品番 | |
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豪華版 | 通常版 | |||
1 | 2019年2月20日 | 第1話 - 第8話 | VPBY-14760 | VPBY-14763 |
2 | 2019年3月20日 | 第9話 - 第16話 | VPBY-14761 | VPBY-14764 |
3 | 2019年4月24日 | 第17話 - 第24話 | VPBY-14762 | VPBY-14765 |
脚注
- ^ “BE・LOVEで京都に出没するペンギン描く新連載、鈴木有布子の読切も登場”. コミックナタリー (2016年4月30日). 2018年9月15日閲覧。
- ^ アニメ第7話
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(2)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(3)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(4)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(5)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年3月13日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(6)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん(7)』(夏目 靫子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “『おこしやす、ちとせちゃん』遊佐浩二・小岩井ことりが出演決定”. アニメイトタイムズ (2018年9月15日). 2018年9月15日閲覧。
- ^ a b “放送情報”. TVアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」公式サイト. 2018年12月16日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “DVD”. TVアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」公式サイト. vap. 2020年12月5日閲覧。