いちごオフィスリート投資法人(英語: Ichigo Office REIT Investment Corporation)(証券コード:8975)は、中規模オフィスに特化したオフィス特化型J-REIT。
概要
都心の居住用不動産を投資対象とするレジデンス特化型REITのFCレジデンシャル投資法人と、主に首都圏のオフィスビルを投資対象とするオフィス特化型REITのいちご不動産投資法人が2011年11月1日付で合併し、総合型リートへ転換。2015年9月に、総合型リートから、安定的かつ収益成長が見込める「中規模オフィス」に特化したポートフォリオの構築を投資方針として明確に位置付け、オフィス特化型リートへ転換。
資産運用会社は、いちご投資顧問株式会社(いちごオフィスリート、いちごホテルリート投資法人等のJ-REITや私募不動産ファンドの資産運用会社を始めとし、広く不動産運用に関連した事業会社を有す、総合不動産運用グループであるいちご株式会社の100%子会社)である。
商号に冠する「いちご」は、千利休が説いた茶人の心構えである「一期一会」に由来し、「人との出会いを大切に」という精神を理念としている。
いちご渋谷道玄坂ビル
いちご広尾ビル
沿革
- 2005年(平成17年)6月 - 設立企画人(ファンドクリエーション不動産投信株式会社)による投信法第69条第1項に基づくFCレジデンシャル投資法人の設立に係る届出。
- 2005年(平成17年)6月 - 投信法第166条に基づく本投資法人の設立の登記、本投資法人の成立。
- 2005年(平成17年)7月 - 投信法第188条に基づく本投資法人の登録の申請。
- 2005年(平成17年)8月 - 内閣総理大臣による投信法第187条に基づく本投資法人の登録の実施(登録番号 関東財務局長 第39号)。
- 2005年(平成17年)9月 - 東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場承認申請。
- 2005年(平成17年)10月 - 東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場(証券コード:8975)。
- 2011年(平成23年)11月 - 旧「いちご不動産投資法人」(証券コード:8983)を消滅投資法人とする吸収合併の実施。同日付でいちご不動産投資法人へ商号変更。
- 2015年(平成27年) 9月 - いちごオフィスリート投資法人へ商号変更
(旧)いちご不動産投資法人
クリードにより設立された「クリード・オフィス投資法人」は、2006年3月15日に東証上場(証券コード:8983)。2009年3月6日に「ジャパン・オフィス投資法人」に商号変更。2011年3月4日に「いちご不動産投資法人」に商号変更。2011年11月1日に「FCレジデンシャル投資法人」に吸収合併され消滅。
外部リンク
- いちごオフィスリート投資法人
- いちご株式会社