概要
フローリアンの後継車として発売された。1990年からは、いち早く他社からのOEM供給車に切り替わったが、同様にOEM供給車に切り替わっていったジェミニが2000年にホンダ・シビックのフルモデルチェンジに伴う廃止後も2002年のホンダ・アコードのフルモデルチェンジまで販売が継続され、結果的には、いすゞが最後まで販売したセダンとなる。
車体は4ドアノッチバックセダンのみである。初代には姉妹車のような3ドアハッチバック、5ドアハッチバックも設計されたが、生産・販売には至らなかった[2]。先代のフローリアンに設定されていたライトバン[注釈 1]やOEM元に設定されているステーションワゴンなどは設定されていない。
初代にはタクシーや教習車仕様も設定されていた。ピアッツァと同様にヤナセ向けにグレード「NERO」の導入が計画され、試作車は実際に一部販売店で展示までされたが、実現しなかった。
歴史 (自社生産時代)
初代(1983年-1990年)JJ110/120/510型
いすゞ・アスカ(初代) JJ110/120/510型 | |
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写真は最後期のイルムシャー | |
概要 | |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1983年4月[1]-1990年1月[3] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人[4] |
ボディタイプ | 4ドアセダン[5] |
駆動方式 | FF[6] |
(パワートレイン) | |
エンジン | 1.8L直4ガソリン4ZB1 2L直4ガソリン4ZC1 2Lガソリンターボ4ZC1-T 2L直4ディーゼル4FC1-J 2Lディーゼルターボ4FC1-T |
変速機 | 5速MT/3速AT/NAVi5 |
サスペンション | |
フロント: A型コントロールアーム+ストラット式[5] リア: コンパウンドクランク式[5] | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,580mm[5] |
全長 | 4,440mm-4,450mm |
全幅 | 1,670mm |
全高 | 1,375mm |
車両重量 | 990kg |
その他 | |
販売終了前月までの新車登録台数 | 累計8万9198台[1] |
データモデル | 後期型 |
系譜 | |
先代 | いすゞ・フローリアン |
- 1983年
- 4月、発売。フローリアンの後継車であったため、正式には「フローリアンアスカ」と称した[1][注釈 2]。
- 型式名:JJ110(1.8L車)、JJ120(2.0L車)、JJ510(2.0Lディーゼル車)
- いすゞがフローリアンの後継車の設計を迫られていた時期に、GMが立ち上げた「グローバルカー(世界戦略車)構想」へ当初より参画して作られたJ-car(当初はU-car)というクラスのモデルである。姉妹車にはオペル・アスコナ(3代目)、(ホールデン・カミーラ)、キャデラック・シマロン、シボレー・キャバリエ、(シボレー・モンザ)、シボレー・アスカなどがある。アスコナが原型と言われることが多いが、実際にはごく初期段階を除いてほとんどの設計を、オペル、GM、いすゞの3社が個別で同時進行したため、足回りや一部の外装以外、部品の共通性は無いに等しい[注釈 3]。
- 国内だけでなく、アジア・ニュージーランド・南米にも輸出された。この内アジアでは「Isuzu JJ」、ニュージーランドでは「Holden camira (JJ)」、南米では「Chevrolet Aska」の車名で輸出・販売された。
- 初代のみイメージキャラクターを起用し当時の千昌夫、ジョーン・シェパード夫妻が務めた。
- 発売当初のキャッチコピーは「粋なアスカ」、「走りに快感」。
- 8月、89馬力にパワーアップをしたターボディーゼル車追加。
- 11月、イギリスRACラリーに初出場し、クラス優勝。
- 4月、発売。フローリアンの後継車であったため、正式には「フローリアンアスカ」と称した[1][注釈 2]。
- 1984年
- 1985年
- 1989年3月、生産終了。いすゞの乗用車の中では最初に自社生産を終了した。総生産台数は108,512台(いすゞHPより)。販売面では、競合するミドルセダンに対する競争力の不足や、乗用車を販売するディーラーネットワークの弱さなどから低迷し、月間販売目標台数の3000台を超えたのは数回しかなかった[1]。その後は在庫対応分だけの販売となり、1990年1月を以って販売終了となった。
- 駆動方式は前輪駆動。また、いすゞ初のFF乗用車である。
- エンジンは直列4気筒SOHC。排気量は1.8L(ガソリンのみ)と2.0Lの2種で、いすゞが得意としたディーゼルエンジンも設定され、2.0Lガソリンとディーゼルにはターボ付き仕様が存在した。ガソリンターボはECGI(電子制御燃料噴射)を用い、NAガソリンエンジンはキャブレターを用いたが、2.0Lガソリンには前期型のみ電子制御キャブレター搭載モデル(115馬力)も存在したため、合計で6種類のエンジンがラインナップされていた。インタークーラー付きターボディーゼルは広く注目を集め、ガソリンターボはエンジン出力150PS(ネット値)を誇り、このクラスの車としては比較的軽量な1,000kg少々の車体とあいまってゼロヨン15.3秒を叩き出した。これは当時の世界最速値であった。
- サスペンション前輪がマクファーソンストラット式独立懸架、後輪がトーションビームとトレーリングアームを組み合わせたサスペンションを用いる。いすゞは広告等で4輪独立懸架であると称したが、後輪サスペンションの左右のトレーリングアームはねじれを許容する横梁(トーションビーム)で一体化されており、後輪は厳密に言えば独立懸架ではない。スプリングは前後ともコイルを用いる。
- 変速機構は5速MTと3速ATでスタートしたが、1984年いすゞ独自の5速ATであるNAVi5を搭載し、注目を集めた。
- いすゞの中古車販売部門である「いすゞ中古自動車販売」ではアスカのガソリンターボモデルに特別装備を加え、イルムシャーを捩った「カゲムシャー」というサブネームを与えて販売したことがある。
シボレー・アスカ
(フロント)シボレー・アスカ
(リア)ホールデン・カミーラ
(フロント)ホールデン・カミーラ
(リア)
歴史 (スバルOEMモデル)
2代目(1990年-1994年)BCK/BCL/BCM型
いすゞ・アスカCX(2代目) BCK/BCL/BCM型 | |
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前期型 2.0 フロント | |
後期型 2.0タイプG フロント | |
後期型 2.0タイプG リア | |
概要 | |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1990年6月-1994年3月[7] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン[8] |
駆動方式 | FF/フルタイム4WD[9] |
(パワートレイン) | |
エンジン | 水平対向4気筒エンジン2機種[8] |
変速機 | 5速MT/4速AT[8] |
サスペンション | |
前後: ストラット式4輪独立懸架[8] | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,580mm[8]。 |
全長 | 4,510mm |
全幅 | 1,690mm |
全高 | 1,385mm-1,395mm |
その他 | |
製造事業者 | 富士重工業(当時) |
販売終了前月までの新車登録台数 | 累計4367台[10] |
- 1990年6月発売。名称はこれのみ「アスカCX」になる。
- 1991年6月 レガシィに合わせアスカCX登場からわずか1年でビッグマイナーチェンジを受ける。フロントグリルからヘッドライト周辺、リア回りのデザインを変更して外観を一新。室内ではシートの形状と材質が変わった。このMCでグレード名が設定され、2.0→2Lの水平対向4気筒DOHC16バルブエンジン搭載のタイプZのFFと4WD、1.8→1.8Lの水平対向4気筒SOHCエンジン搭載のタイプT、そして新たに2Lの水平対向4気筒SOHC16バルブエンジン搭載の新グレード、タイプGが追加された。トランスミッションは全車に4AT、タイプZの4WDとタイプTのみ5速MTを設定。前後のデザインにを加えて高級感やスポーティ感を強めたほか、インテリアもシートカラーを変更して品質を向上させた[8]。
- 1992年6月 一部変更/2.0L全車にアルミホイールを標準装備化。改良も実施され、ブロンズガラスを全車採用するなど外観デザインを変更し、全車にトランクスルー機構を備え、上級グレードにはオーディオを標準装備するなどして商品性を高め、DOHCエンジンに改良を加えて静粛性を向上させている[8]。
- 1993年5月、富士重工業(当時)とのOEM契約満了に伴い、供給を終了。
- 1994年
前期型 2.0 リア
歴史 (ホンダOEMモデル)
3代目(1994年-1997年)CJ1型
いすゞ・アスカ(3代目) CJ1型 | |
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後期型フロント | |
後期型リア | |
概要 | |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1994年3月-1997年11月[12] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン[13] |
駆動方式 | FF |
(パワートレイン) | |
エンジン | (F20B)[13] |
変速機 | 4速AT[13] |
サスペンション | |
フロント/リヤ:ダブルウィッシュボーン | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2715mm ※5代目アコードと同一[13] |
全長 | 4,675mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,410mm |
その他 | |
製造事業者 | 本田技研工業 |
販売終了前月までの新車登録台数 | 累計4365台[13] |
- 1994年3月発売。名称が再び「アスカ」となる。
- 型式名:CJ1。
- ビッグホーンとミューのOEM供給を本田技研工業と結び、交換条件という形で5代目アコード(セダン)をアスカとして供給されることとなった。アコードとの違いは下部にメッキを配した独自のフロントグリルデザインとエンブレム、そして2色の専用ボディカラーを採用した点だった[13]。2.0L((F20B))・4ATのFFのみラインナップされた。全幅が1,760mmもあるため、歴代アスカの中では唯一の3ナンバー車であった。給油口はOEM元の車種が変更されたため、「アスカ」としては初めて車両左側になった。
- 装備面ではSRSデュアルエアバッグシステムと3チャンネルデジタル制御ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)をそれぞれ全車オプション設定とし、フルオートエアコンやブレーキング時の視認性を高めるハイウマウントストップランプが標準装備された[13]。
- 1997年
4代目(1997年-2002年)CJ2/3型
いすゞ・アスカ(4代目) CJ2/3型 | |
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前期型 LJ | |
後期型 LJ | |
後期型 LJ リア | |
概要 | |
販売期間 | 1997年11月-2002年9月[16] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン[13] |
駆動方式 | FF |
(パワートレイン) | |
エンジン | LF:(F18B)[13] LJ:(F20B)[13] |
最高出力 | F18B型:140PS/6,100rpm F20B型:150PS/6,000rpm |
最大トルク | F18B型:17.2kgf·m/5,000rpm F20B型:19.0kgf·m/5,000rpm |
変速機 | 5速MT、4速AT |
サスペンション | |
フロント/リヤ:ダブルウィッシュボーン | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2665mm ※6代目アコードと同一[13] |
全長 | 4,635mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,420mm |
車両重量 | 1,230 - 1,270kg |
その他 | |
製造事業者 | 本田技研工業 |
販売期間中の新車登録台数 | 累計3141台[16] |
系譜 | |
後継 | いすゞ自動車の乗用車部門からの完全撤退に伴い、なし |
- 1997年11月[17]発売。
- 型式名:CJ2(1.8L)、CJ3(2.0L)。キャッチフレーズは「セダン・レボリューション」
- 先代に引き続きホンダ・アコード(6代目セダン)のOEMとなる。ベース車がモデルチェンジで5ナンバークラスに戻されたことに伴い、アスカも4代目に移行した。エンジンはVTEC化された(F18B)ならびに(F20B (SOHC) )を採用。ベース車同様に電動パワーステアリングも採用している。駆動方式はFFのみ。グレードはLF(1.8L)とLJ(2.0L)の2種で、どちらも5速MTと4速ATから選択できた。
- アコードとの違いはフロントグリル・サイドエンブレム・トランクエンブレム・専用ホイール・ステアリングホーンスイッチのロゴ程度で、アコードとの違いはほとんど無い。フロントグリルのデザインが横2本のアコードに対し、アスカはISUZUエンブレムの左右に縦のラインを2本加えたデザインとなるほか、アルミホイールのデザインも異なる[16]。
- エンジンヘッドカバーはホンダのロゴが消され「VTEC」とだけ表記されている。
- 2000年6月 マイナーチェンジ。各エンジンの環境性能向上と、内装の質感を向上させた。このマイナーチェンジで低燃費化と低公害化を図った他、ヘッドランプハウジングをクロームメッキ化し、フォグランプハウジングを高輝度シルバー塗装としたほか、リアコンビネーションランプとトラックリッドのデザインを一新している[16]。
- 2002年
前期型 LF
前期型 LF
グレード構成
初代[5]
発売 | ボディ タイプ | 仕様 | 車両型式 | ミッション | 全長×全幅×全高 | ホイール ベース | 車両重量 | エンジン名 | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 エレクトロLX/E | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1050kg | 4ZC1 | 1994cc | 115ps/5400rpm | 17.5kg-m/3400rpm | 185万 9000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 ターボLJ | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1045kg | 4ZC1 | 1994cc | 150ps/5400rpm | 23.0kg-m/3000rpm | 180万 5000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 ターボLS | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1020kg | 4ZC1 | 1994cc | 150ps/5400rpm | 23.0kg-m/3000rpm | 164万円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000LX | JJ120 | 3AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1055kg | 4ZC1 | 1994cc | 110ps/5400rpm | 17.0kg-m/3400rpm | 174万 7000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000LJ | JJ120 | 3AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1035kg | 4ZC1 | 1994cc | 110ps/5400rpm | 17.0kg-m/3400rpm | 160万 7000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000LF | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 990kg | 4ZC1 | 1994cc | 110ps/5400rpm | 17.0kg-m/3400rpm | 144万 1000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 1800LF | JJ110 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 975kg | 4ZB1 | 1817cc | 105ps/5600rpm | 15.5kg-m/3600rpm | 133万 4000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 1800LT | JJ110 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 970kg | 4ZB1 | 1817cc | 105ps/5600rpm | 15.5kg-m/3600rpm | 120万 2000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 ディーゼルLJ | JJ510 | 3AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1110kg | 4FC1 | 1995cc | 66ps/4500rpm | 12.7kg-m/2500rpm | 168万 7000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 ディーゼルLF | JJ510 | 3AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1075kg | 4FC1 | 1995cc | 66ps/4500rpm | 12.7kg-m/2500rpm | 157万 1000円 |
1983年 4月 | 4ドア セダン | 2000 ディーゼルLD | JJ510 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1050kg | 4FC1 | 1995cc | 66ps/4500rpm | 12.7kg-m/2500rpm | 127万 2000円 |
1983年 8月 | 4ドア セダン | 2000ディーゼル ターボLS | JJ510 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1085kg | 4FC1 | 1995cc | 89ps/4500rpm | 19.0kg-m/2500rpm | 165 万円 |
1984年 9月 | 4ドア セダン | 2000LJ NAVI-5 | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1040kg | 4ZC1 | 1994cc | 110ps/5400rpm | 17.0kg-m/3400rpm | 165万 9000円 |
1985年 3月 | 4ドア セダン | 2000 ディーゼルLJ NAVI-5 | JJ510 | 5AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1110kg | 4FC1 | 1995cc | 66ps/4500rpm | 12.7kg-m/2500rpm | 173万 9000円 |
1985年 7月 | 4ドア セダン | 2000 ディーゼルLJ | JJ510 | 3AT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1140kg | 4FC1 | 1995cc | 73ps/4500rpm | 12.7kg-m/2500rpm | 172万 5000円 |
1985年 11月 | 4ドア セダン | イルムシャー | JJ120 | 5MT | 4440x1670x1375mm | 2580mm | 1070kg | 4ZC1 | 1994cc | 115ps/5400rpm | 17.5kg-m/3400rpm | 183万 3000円 |
2代目[8][注釈 5]
発売 | ボディ タイプ | 仕様 | 車両型式 | ミッション | 全長×全幅×全高 | ホイール ベース | 車両重量 | エンジン名 | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1990年 6月 | 4ドア セダン | 4WD | BCM | 4AT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1320kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 228万6000円 |
1990年 6月 | 4ドア セダン | 4WD | BCM | 5MT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1280kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 219万3000円 |
1990年 6月 | 4ドア セダン | 標準 | BCL | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1240kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 205万5000円 |
1990年 6月 | 4ドア セダン | 標準 | BCL | 5MT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1240kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 196万2000円 |
1990年 6月 | 4ドア セダン | 標準 | BCK | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1190kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 177万9000円 |
1990年 6月 | 4ドア セダン | 標準 | BCK | 5MT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1140kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 168万6000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ 4WD | BCM | 4AT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1320kg | EJ20 | 1994cc | 140ps/6500rpm | 18.0kg-m/5000rpm | 232万7000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ 4WD | BCM | 5MT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1280kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 223万4000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ | BCL | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1250kg | EJ20 | 1994cc | 140ps/6500rpm | 18.0kg-m/5000rpm | 209万9000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプG | BCL | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1250kg | EJ20 | 1994cc | 125ps/5500rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 189万9000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプT | BCK | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1190kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 175万1000円 |
1991年 6月 | 4ドア セダン | タイプT | BCK | 5MT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1140kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 165万8000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ 4WD | BCM | 4AT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1320kg | EJ20 | 1994cc | 140ps/6500rpm | 18.0kg-m/5000rpm | 236万7000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ 4WD | BCM | 5MT | 4510x1690x1395mm | 2580mm | 1280kg | EJ20 | 1994cc | 150ps/6800rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 227万4000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプZ | BCL | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1250kg | EJ20 | 1994cc | 140ps/6500rpm | 18.0kg-m/5000rpm | 213万9000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプG | BCL | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1250kg | EJ20 | 1994cc | 125ps/5500rpm | 17.5kg-m/5200rpm | 190万6000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプT | BCK | 4AT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1190kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 177万3000円 |
1992年 6月 | 4ドア セダン | タイプT | BCK | 5MT | 4510x1690x1385mm | 2580mm | 1140kg | EJ18 | 1820cc | 110ps/6000rpm | 15.2kg-m/3200rpm | 168万円 |
3代目[13]
発売 | ボディタイプ | 仕様 | 車両型式 | ミッション | 全長×全幅×全高 | ホイールベース | 車両重量 | エンジン名 | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1994年 3月 | 4ドアセダン | LJ | CJ1 | 4AT | 4675x1760x1410mm | 2715mm | 1270kg | F20B | 1997cc | 135ps/5700rpm | 18.5kg-m/4500rpm | 208万円 |
1994年 3月 | 4ドアセダン | LF | CJ1 | 4AT | 4675x1760x1410mm | 2715mm | 1250kg | F20B | 1997cc | 135ps/5700rpm | 18.5kg-m/4500rpm | 195万8000円 |
4代目[16]
1997年11月発売
発売 | ボディタイプ | 仕様 | 車両型式 | ミッション | 全長×全幅×全高 | ホイールベース | 車両重量 | エンジン名 | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 価格 |
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1997年 11月 | 4ドアセダン | LJ | CJ3 | 4AT | 4635x1695x1420mm | 2635mm | 1300kg | F20B | 1997cc | 150ps/6000rpm | 19.0kg/5000rpm | 206万3000円 |
1997年 11月 | 4ドアセダン | LF | CJ2 | 5AT | 4635x1695x1420mm | 2635mm | 1230kg | F18B | 1849cc | 140ps/6100rpm | 17.2kg-m/5000rpm | 170万3000円 |
車名の由来
海外文化を吸収・消化し日本文化の原点を築いた飛鳥時代から採ったもので、基礎設計をGMに依存しつつもいすゞ独自の味付けを施した心意気を示す。
和名の自動車も光岡自動車の一連の車を除けば日本では珍しい事例[注釈 6]であるが、英字表記をローマ字表記のASUKAとすると外国人は「アシュカ」と誤って読む恐れがあるため1文字抜いた[注釈 7]。
脚注
注釈
- ^ 後にOEM供給を受けて発売されたジェミネット/ジェミネットIIが、その役割を担うことになる。
- ^ 「フローリアン」のサブネームが付いていたのは初代のみである
- ^ パッケージングを比較すると、Jカーの中ではアスカが最もビッグサイズである。
- ^ 当時の富士重工業は日産自動車の系列であり、GMと資本関係はなかった。ただし、バスのボディや北米での合弁会社であるスバル・イスズ・オートモーティブ(SIA)などいすゞと富士重工の関係は少なからずあり、ビッグホーンのOEM供給も受けていた。
- ^ 標準グレードはCXと表記され、各グレードの最初にもCXの表記が付いていたが、当項では標準と表記し、それ以外のグレード名の最初につくCXは省略。
- ^ いすゞ自身においては810(発展からの語呂合わせ)がある。他社の例としてはSUBARU(昴)、三菱ふそう(扶桑)、トヨタ自動車のカムリ(冠)・SAI(才・彩)・MIRAI(未来)、スズキのKei(軽)、キザシ(兆)、三菱・eK(「いい軽」が語源の一つ)などがある。
- ^ 類似例は安川電機(YASKAWA Electric)、ASKA(歌手)など。
出典
- ^ a b c d e 『日本の名車全国版 2015年7/7号』76号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、15頁。(ASIN) B00XVN15SE。
- ^ 雑誌CAR STYLINGおよび社内報より(いずれも、デザインスタッフによる解説)。
- ^ “アスカ(1983年1月~1990年1月)”. トヨタ自動車株式会社 (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
- ^ “アスカ(1983年1月~1990年1月)”. トヨタ自動車株式会社 (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『日本の名車全国版 2015年7/7号』76号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、16頁。(ASIN) B00XVN15SE。
- ^ “アスカ(1983年1月~1990年1月)”. トヨタ自動車株式会社 (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
- ^ “アスカ(1990年6月~1994年3月)”. トヨタ自動車株式会社 (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『日本の名車全国版 2015年7/21号』78号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、22頁。(ASIN) B0106C8530。
- ^ “アスカ(1990年6月~1994年3月)”. トヨタ自動車株式会社 (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
- ^ a b 『日本の名車全国版 2015年7/21号』78号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、21頁。(ASIN) B0106C8530。
- ^ “アスカCX(いすゞのカタログ)”. カーセンサーnet (2019年12月8日). 2019年12月8日閲覧。
- ^ “アスカ(1994年3月~1997年11月)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月20日). 2019年12月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『日本の名車全国版 2015年1/13号』53号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、12頁。
- ^ “いすゞ アスカ 1994年式モデルの価格・カタログ情報|自動車カタログ”. 2022年9月24日閲覧。
- ^ “アスカ(1994年3月~1997年11月)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月20日). 2019年12月20日閲覧。
- ^ a b c d e 『日本の名車全国版 2015年2/24号』59号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、10頁。
- ^ “アスカ(1997年11月~2002年3月)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月20日). 2019年12月20日閲覧。
- ^ “アスカ(1997年11月~2002年3月)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月20日). 2019年12月20日閲覧。
姉妹車
初代
- オペル・アスコナ(初代)
- (ホールデン・カミーラ)
- キャデラック・シマロン
- シボレー・キャバリエ(初代)
2代目
- スバル・レガシィ(初代)※OEM供給元
3代目
- ホンダ・アコード(5代目)※OEM供給元
4代目
関連項目
- NAVi5
- いすゞ・フローリアン - 先代車
- いすゞ・ジェミネットII